英エンジアリング大手GKNは18日、2013年1-3月期の経営概況を発表した。これによると、1-3月期の市場環境および業績は2月に発表した2012年通期決算で示した見通しに沿ったものとなった。
\1-3月期のライトビークルの世界生産は前年同期から1％減少。欧州と日本での不振を中国とブラジルが補った格好だった。商業航空部門が回復に向かう一方、建設、工業部門は昨年に引き続き低迷した。
\1-3月期のグループ売上高は前年同期比9％増の18億9,100万ポンド、営業利益は同1％減の1億3,900万ポンドだった。3月末時点の純債務は9億4,000万ポンドで、12年12月末時点から6,900万ポンド増加した。事業分野別の業績は、GKNドライブラインは売上高が前年同期から微減の8億4,400万ポンド、営業利期が20％減の5,100万ポンド、GKNパワーメタラジーは売上高が前年同期から微減の2億3,500万ポンド、営業利益が9％減の2,000万ポンド、GKNエアロスペースは売上高が47％増の5億4,400万ポンド、営業利益が50％増の5,400万ポンド、GKNランドシステムは売上高が8％減の2億4,400万ポンド、営業利益が19％減の2,100万ポンドだった。
\13年通期の業績見通しについては2月に発表した内容を踏襲し、改善が期待できるとしている。
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