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2014/7/4

総合 – 自動車産業ニュース

英先進製造イニシアティブが生産拠点開設

この記事の要約

英国の自動車向け先進製造イニシアティブであるプルービング・ファクトリーは6月25日、サウス・ヨークシャーとウェスト・ミッドランズに生産拠点を開設すると発表した。 プルービング・ファクトリーは英政府と産業界が協力して発足し […]

英国の自動車向け先進製造イニシアティブであるプルービング・ファクトリーは6月25日、サウス・ヨークシャーとウェスト・ミッドランズに生産拠点を開設すると発表した。

プルービング・ファクトリーは英政府と産業界が協力して発足したイニシアティブで、英国の小規模ハイテク企業と大学研究機関が開発した低炭素車技術を使ったコンポーネントを年間1万~2万ユニット生産し、将来的には一次サプライヤーによる大量生産体制を実現するためサポートするのが目的。パートナーとしてプロダクティブ、タタ・スチール、MIRA、HVMカタパルト、ジャガー・ランドローバー、シェフラー、ミッドランズ・アセンブリー・ネットワークが参加している。

今回生産拠点を開設するのはプロダクティブとタタ・スチール。プロダクティブはコヴェントリーにある6,000平方メートルの工場に300万ポンドを投資した。タタ・スチールはサウス・ヨークシャーにある1,000平方メートルのエンジニアリング施設のリース契約を結び、7月末までに機械設備の設置を完了する。8月からプルービング・ファクトリーのコンポーネントの先行試作を開始し、15年1月から本格的な生産に入る。

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