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2014/6/13

総合 – 自動車産業ニュース

ロシア新車販売、5月は12%減

この記事の要約

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が9日発表した2014年5月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売台数は20万1,487台となり、前年同月に比べ12%減少した。1~5月の累計は前年同期比6%減の103万533台だった。 […]

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が9日発表した2014年5月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売台数は20万1,487台となり、前年同月に比べ12%減少した。1~5月の累計は前年同期比6%減の103万533台だった。

5月のメーカー・ブランド別の販売台数は、国内自動車最大手アフトワズのラーダが前年同月比10%減の3万4,061台と大きく落ち込んだ一方、2位の起亜は2%減の1万6,917台と小幅減少にとどまった。3位のルノーは12%減の1万6,295台に低迷した。日本勢はトヨタ(4%減)と三菱自(17%減)が前年を下回った一方、日産(22%増)とマツダ(20%増)は20%を超える伸びを示した。

AEB自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は今後の見通しについて、業界では根本的な好転はすぐには望めないとの見方で一致しており、6月の販売動向が今年下半期の行方を予想するためのヒントを与えてくれるだろうとの見解を示している。

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