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2015/9/11

総合 – 自動車産業ニュース

IAA、コネクテッドドライビングや自動運転が主要テーマに

この記事の要約

ドイツのフランクフルトで9月15日から、フランクフルト国際モーターショー(IAA)が開催される(プレスデー:9月15~16日、業界関係者向け:9月17~18日、一般公開:9月17~27日)。第66回目となる今回はコネクテ […]

ドイツのフランクフルトで9月15日から、フランクフルト国際モーターショー(IAA)が開催される(プレスデー:9月15~16日、業界関係者向け:9月17~18日、一般公開:9月17~27日)。第66回目となる今回はコネクテッドドライビングや自動運転など、情報技術(IT)と自動車の連携に重点が置かれており、見本市のロゴにも「モビリティー・コネクツ(mobility connects)」をテーマにしたデザインが採用された。また、電気駆動車や従来の内燃エンジンの新技術に関する出展も多い。

会場のホール3.1および屋外会場には、モビリティー分野におけるデジタル技術「ニューモビリティーワールド」をテーマにした展示があり、展示面積は計3万平方メートルとなっている。

電気駆動車では、電気自動車やプラグインハイブリッド車などの展示が多く、内燃エンジンでは、小型化(ダウンサイジング)技術や過給技術(スーパーチャージャー)、軽量化設計などが主要テーマとなっている。

■ 世界初公開210件、39カ国の1,103社・機関が出展

出展面積は、前回の2013年(隔年開催)と同水準の23万平方メートルで、これはサッカー場(国際サッカー連盟(FIFA)標準)の33面分に相当する。世界初公開は210件となる予定で、前回に比べ約33%増える。欧州初披露は26件、ドイツ初披露は30件となっている。

世界39カ国から1,103社・機関が出展しており、そのうち、国外からの出展者は全体の40%を占める。出展国数は2013年比で11%増の39カ国となる。出展企業上位5カ国には、中国、韓国、フランス、英国、イタリアが入っている。また、自動車部品メーカーの出展数は約400社。部品メーカーの出展が多いのもIAAの魅力の一つとなっている。

また、9月16、17日にはフランクフルトで、主要7カ国(G7)による第1回交通閣僚会議が開催される。

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