テクノロジー・トレンド

独マルクアルト、水に濡れても機能するドアセンサーを開発

スイッチや操作システムなどを製造する独マルクアルトはこのほど、水滴などが付いて濡れた状態でも正確に機能する静電容量センサー「スペリオル・センサー・ソリューション(S3)」を開発したと発表した。車両のキーレスエントリーシス […]

BASF

独化学大手のBASF はこのほど、車両のセンサーアプリケーション用に改良したポリブチレンテレフタレート(PBT)「ウルトラデュアー RX(Ultradur RX)」を開発したと発表した。Ultradurを使用したセンサー

独アウディ、物流レイアウトの設計などに3Dホログラムを活用

独自動車大手のアウディは、既存の生産棟における物流システムの構築や改善などに拡張現実(AR)を活用している。デジタル技術により、仮想空間に現実と同様の環境(デジタルツイン)を再現することで、物流に必要な容器などのプロトタ

SGLとコラー、BMW向けの炭素繊維強化プラスチック部品を製造

独炭素製品大手のSGLカーボンはこのほど、ドイツの樹脂加工設備・樹脂部品メーカーのコラー・クンストシュトフテヒニックと共同で、独自動車大手BMWグループ向けに炭素繊維強化プラスチック部品を製造すると発表した。 SGLカー

FCAと独研究所、3Dプリンター部品を共同開発

ドイツのフラウンホーファー・付加製造技術研究所(IAPT)はこのほど、欧米自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と、積層造形(3Dプリンター)によるFCAのスポーツカー用のブレーキキャリパー統合

DBとシーメンス、燃料電池鉄道車両の試験運行を計画

独電機大手のシーメンスは23日、グループ会社のシーメンス・モビリティとドイツ鉄道(DB)が共同プロジェクト「H2goesRail」を通して、燃料電池を搭載した鉄道車両を試験運行する計画を発表した。シーメンス・モビリティが

独アウディとKIT、樹脂部品のケミカルリサイクルで協力

独自動車大手のアウディは23日、カールスルーエ技術研究所(KIT)のシンクタンク「産業資源戦略」と自動車樹脂部品のケミカルリサイクルで協力すると発表した。廃プラスチックを熱分解油に加工して、新しい部品の製造に利用する可能

BMWのアイデアコンテスト、清華大学のチームが優勝

独自動車大手のBMWは11日、同社が開催したアイデアコンテスト「#NEXTGen Moving Tomorrow」で中国の清華大学のチーム「FLOT」のコンセプトが優勝したと発表した。テーマは「2040年の持続可能なプレ

SALD BV

オランダのアイントホーフェンに拠点を置く新興企業。同国の応用科学研究機関(TNO)の研究者が開発したSpatial Atomic layer Deposition(SALD)と呼ばれる薄膜形成技術により、車載電池の寿命や

西セアト、米のもみ殻を使用した内装部品を開発

独フォルクスワーゲン(VW)・グループ傘下のスペイン自動車大手セアトは、スペイン企業のOryziteと協力し、米のもみ殻を原材料に使用した内装部品の開発プロジェクトに取り組んでいる。再生可能な原材料の使用により、自動車生

MAN、電気・水素トラックのロードマップ発表

独商用車大手のMANトラック・アンド・バスは19日、電気および水素トラックの開発計画(ロードマップ)を発表した。2021年には水素を燃料とする車両のプロトタイプを製造する計画。2023/24年には、プロジェクト「Baye

スカニア、給電用ソーラーパネル搭載のPHVトラックを開発

独フォルクスワーゲン(VW)傘下のスウェーデン商用車大手スカニアは8日、電力供給もできるソーラーパネルを搭載したプラグインハイブリッド(PHV)トラックを開発したと発表した。初期段階のテストにおける燃料節約効果は、スウェ

英JLR、車内の静粛性を高める騒音除去技術を開発

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は9日、走行中の騒音を打ち消して車内の静粛性を高めるソリューションを発表した。「アクティブ・ロードノイズ・キャンセリング」と呼ばれるもので、騒音から来るドライバーの疲労を

ピエヒ・オートモーティブ、経営陣を強化

スイスに本社を置く電動スポーツカーの新興企業ピエヒ・オートモーティブは5日、同社の監査役会会長にマティアス・ミュラー氏(67)が就任したと発表した。ミュラー氏は、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)やVW傘下の高級スポ

BMW、新しい研究施設「FIZノルト」を開所

独自動車大手のBMWは9月25日、ミュンヘンにある研究イノベーションセンター(FIZ)の大規模な拡張・近代化プロジェクト「FIZ Future」の一環として建設した施設「FIZプロジェクトハウス・ノルト(FIZノルト)」

BMW、プロトタイプの開発にAR導入

独自動車大手のBMWは18日、自動車のコンセプトやプロトタイプの開発に拡張現実(AR)技術を導入すると発表した。ミュンヘンの新興企業や研究機関と協力し、ミュンヘンにあるBMWグループのパイロット工場でARを利用した最初の

独KITなど、電極の乾燥時間の短縮を研究

ドイツのカールスルーエ技術研究所(KIT)が調整役を務めるプロジェクト「EPIC」では、リチウムイオン電池の主要部材である電極の生産工程の効率改善およびコスト削減に関する研究に取り組んでいる。具体的には、電極の乾燥工程の

独KITなど、電極の乾燥時間の短縮を研究

ドイツのカールスルーエ技術研究所(KIT)が調整役を務めるプロジェクト「EPIC」では、リチウムイオン電池の主要部材である電極の生産工程の効率改善およびコスト削減に関する研究に取り組んでいる。具体的には、電極の乾燥工程の

独ポルシェ、合成燃料の開発に注力

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)・グループ傘下の高級スポーツカーメーカー、ポルシェは2日、合成燃料(eフューエル)の開発に注力する方針を発表した。ポルシェのミヒャエル・シュタイナー開発担当取締役は理由として、自動車

独BAM、水素タンクを軽量化する設計ツールを開発

ドイツ連邦材料試験局(BAM)は8月28日、欧州連合(EU)の産学連携プロジェクト「FiBreMoD」の一環として、炭素繊維複合材の劣化をシミュレーションするための新しいモデルを開発したと発表した。繊維の個々の切れ目から

独Graphmasters、AI活用した交通マネジメントシステムを提供

ドイツのハノーバーに本社を置くGraphmastersは、人工知能(AI)を活用した交通マネジメントのプラットフォーム「NUNAV」を提供している。予測の交通モデルとリアルタイムの交通状況を組み合わせ、各車両に個別のルー

JLR、自動運転車の乗り物酔い軽減技術を開発

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は6日、自動運転車で乗り物酔いを起こさないようにするソフトウエア技術について発表した。乗り物酔いを招きやすい運転操作について自動運転車に「学習」させ、アクセルやブレーキ操

FEV、車両重量をリアルタイムで算出するソフトウエア開発

独エンジニアリング会社のFEVはこのほど、車両重量をリアルタイムで算出するソフトウエアを開発したと発表した。既存の車載センサーのデータを活用するシステムのため、他のシステムに比べて低価格で柔軟性が高く、内燃エンジン車、電

独コンチネンタル、スーパーコンピューターの運用開始

独自動車部品大手のコンチネンタルは7月28日、米半導体大手エヌビディアの人工知能(AI)開発向けディープラーニング(深層学習)用スーパーコンピューター「DGX」シリーズを50台以上、連結したスーパーコンピューターを独自に

JLR、非接触のタッチスクリーン技術を開発

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は7月23日、ケンブリッジ大学と共同で非接触式のタッチスクリーン技術を開発したと発表した。画面へのタッチを予測する「プレディクティブ・タッチ」と呼ばれる新技術で、人工知能

独コンチネンタル、スーパーコンピューターの運用開始

独自動車部品大手のコンチネンタルは7月28日、米半導体大手エヌビディアの人工知能(AI)開発向けディープラーニング(深層学習)用スーパーコンピューター「DGX」シリーズを50台以上、連結したスーパーコンピューターを独自に

JLR、非接触のタッチスクリーン技術を開発

英高級車メーカーのジャガーランドローバー(JLR)は7月23日、ケンブリッジ大学と共同で非接触式のタッチスクリーン技術を開発したと発表した。画面へのタッチを予測する「プレディクティブ・タッチ」と呼ばれる新技術で、人工知能

ミュンヘン工科大学、ハイパーループの研究プログラム開始

ドイツのミュンヘン工科大学は17日、航空宇宙・測地学部でハイパーループ研究プログラムが発足したと発表した。、全長24メートルの試験トンネルの建設や実寸大(1:1)の移動カプセルのプロトタイプの製造などを計画している。当該

独DLR、4研究機関を新設

ドイツ航空宇宙センター(DLR)はこのほど、新たに4つの研究機関を設立すると発表した。◇フューチャー・フューエル◇低エミッションの航空機用駆動システム◇電動航空機◇無人航空機――の4分野に関する研究機関を新設する。 ◇フ

BMW、iPhone用デジタルキーを導入

独自動車大手のBMWは22日、オンラインで開催された米アップルの世界開発者会議(WWDC)で、アップルのスマートフォン「iPhone」用のデジタルキーを導入すると発表した。車のドアノブに端末をかざすと開錠・施錠することが

独ポルシェ、駐車関連サービスのアプリ開始

独高級スポーツカーメーカーのポルシェは5月27日、駐車関連のサービスを提供するアプリ「Parken Plus」を開始したと発表した。まずはドイツの250都市で利用できる。利用可能な駐車場はアプリに一覧を表示している。また

独ポルシェ、ライト試験施設を建設

独高級スポーツカーメーカーのポルシェは19日、ドイツ南部のヴァイザッハにある同社の開発センターにライト開発用の試験施設を建設すると発表した。

新しい試験施設には、ライトを試験するための全長100メートルのアスファルト舗装の道路を整備するほか、分析・試験スペースや実験室のある建物を建設する。

試験施設は、2014年に開設したデザインスタジオに隣接しており、デザイン開発と照明機能の開発の連携を強化できる利点もある。

フラウンホーファー研究所、人工知能で部品を認識するシステム開発

ドイツのフラウンホーファー・生産システム・デザイン技術研究所(IPK)では、人工知能(AI)を活用した画像分析技術を使い、自動車メーカーに搬入されてくる様々な部品を判別するシステムを開発している。

研究チームが独自に開発したアルゴリズムでは、該当する部品を5~10種類に絞る込むことができる。

研究チームは、部品を判別する装置として、最大40センチメートルの部品が入る箱状の「Logic.Cube」を開発した。

フラウンホーファー研究所、プラスチック製のカムシャフトモジュール開発

ドイツのフラウンホーファー・化学技術研究所(ICT)は、繊維強化プラスチックを材料に使用したカムシャフトモジュールを開発している。

研究チームは、繊維強化熱硬化性樹脂複合材料を使用し、射出成形によりカムシャフトモジュールを製造する方法を開発している。

アルミニウムでは、鋳造後の後工程に手間がかかるが、繊維強化プラスチックでは最終的な形状に近い成形が可能なため、後工程が少なく、コストを削減することができる。

仏ヴァレオの「エクストラビュー・トレーラー」、2020PACEアワードを受賞

仏自動車部品大手のヴァレオは4月28日、牽引する車両の背後の景色が見える世界初の技術「エクストラビュー・トレーラー(XtraVue Trailer)」が、米専門誌『オートモーティブニュース』主催の「2020 PACEアワード」を受賞したと発表した。

「エクストラビュー・トレーラー」のシステムでは、牽引車両と被牽引車両の2つのカメラ画像をソフトウエアで統合し、ダッシュボードの画面に被牽引車両の周囲画像を表示する。

PACEアワードは20年以上に渡り、イノベーション技術に優れたサプライヤーに賞を授与している。

独DLR、無線信号を活用したV2Xシステム開発

ドイツ航空宇宙センター(DLR)は、無線信号を活用して自動車と交通インフラやさまざまな交通参加者の情報を連携するV2X (Vehicle-to-Everything) 技術を研究している。

当該技術では、携帯機器を持たずに移動している歩行者や自転車などの情報収集も可能になる。

このような交通参加者の情報を把握するためには、近くを走行する自動車の車載センサーや交通インフラに設置されたカメラやレーダーなどを活用することができるが、DLRでは、無線通信を活用したシステムを開発している。

仏ミシュラン、スウェーデン新興企業とリサイクル技術で提携

仏タイヤ大手のミシュランは15日、使用済みタイヤから原材料を再生する技術を持つスウェーデンの新興企業エンバイロ(Enviro)と提携すると発表した。

工場を建設する計画で、建設地については今後発表する。

ミシュランは、タイヤのリサイクル技術に注力しており、2017年には、使用済みタイヤから高性能微粒 ゴム粉末(MRP)を製造する技術を持つ米リーハイ・テクノロジーを買収した。

コンチネンタル、タンポポ原料の自転車用タイヤが金賞受賞

独自動車部品大手のコンチネンタルは23日、同社が開発した自転車用タイヤ「アーバン・タラクサガム」が、台湾の国際自転車見本市「台北サイクルショー」のd&iアワードで金賞を受賞したと発表した。

タイヤの走行面やサイドウォールのデザイン、タイヤ工場の近くで栽培しているタンポポの根から抽出した天然ゴムを原料に使用していることが評価された。

自転車用タイヤはすでに量産化しており、ドイツのヘッセン州にあるコルバッハ工場で2年ほど前から量産を開始した。

西グルーポ・アントリン、車内衛生が向上する部品開発

当初は、カーシェアリング用の車両の衛生面の改善やアジアにおける車内のにおい消しニーズが開発の発端だったが、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、内装部品の表面の抗菌技術や車内の空気質の管理やモニタリングに関するニーズが高まると予想している。

同社は例えば、殺菌作用のある竹などの天然素材を原料とする繊維を使用した部品や、抗菌添加剤を配合した材料を工程に組み込んだ殺菌性のあるプラスチック表面加工技術を開発している。

また、空気質に関しては、車内における揮発性有機化合物(VOCs)や粒子状物質などを削減する技術の開発に取り組んでいる。

中小企業向けの無人搬送車を開発

ドイツのハノーファー統合生産研究所(IPH)とカールスルーエの新興企業であるソフトウエア会社Flexlogは共同プロジェクトを通して、中小企業向けの汎用無人搬送車を開発している。

ドイツ連邦経済・エネルギー省(BMWi)は、「中小企業のためのイノベーションプログラム(ZIM)」を通して当該プロジェクトを支援している。

ドイツ連邦経済・エネルギー省(BMWi)は、「中小企業のためのイノベーションプログラム(ZIM)」を通して当該プロジェクトを支援している。

仏ヴァレオ、後付けeコール「ヴァレオ・レスキューア」を発表

仏自動車部品大手のヴァレオは3月26日、後付けタイプのeコール(自動緊急通報システム)ソリューション「ヴァレオ・レスキューア」を数カ月以内に市場投入すると発表した。

同ソリューションは同日以前に新車登録された車両でも後付けできるもので、自動車事故における乗員の人命救助率の向上が期待される。

同社によると、ヴァレオ・レスキューアはフランスのロードセーフティ・イノベーションアワード2020を受賞した。

蘭DAF、電動ゴミ収集車を実証試験

蘭商用車大手DAFは3月20日、同国の廃棄物処理会社ROVAの下でDAFの電動ゴミ収集車「CFエレクトリック 6×2」の実証試験を開始した発表した。

同モデルは、蘭VDLが製造した電動の廃棄物回収装置を採用しており、収集車の電気駆動システムもVDL製を採用している。

同モデルではその際、約30分の充電時間で電池容量の最大80%までを充電することができる。

伊ブレンボの高性能セラミックブレーキ、フォードのレースカーに採用

伊ブレーキシステム大手のブレンボは17日、モータースポーツ向けの高性能カーボンセラミックブレーキディスク「DYATOM」を発表した。

また、装置自体も小型化しており、同サイズのディスクと比べ高い制動力を発揮する。

ブレンボは42年間におよぶレース参戦のノウハウを活かしてDYATOMを開発した。

上部へスクロール