2011/2/14

欧州ビジネスウオッチ

独VW、賃上げ4.2%で妥結

この記事の要約

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)と金属労組IGメタルは8日、旧西独地域の従業員の賃金を4.2%引き上げることで合意したと発表した。好景気と好業績が追い風となり大幅アップが実現した格好。VWのヨッヘン・シュム人事担当 […]

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)と金属労組IGメタルは8日、旧西独地域の従業員の賃金を4.2%引き上げることで合意したと発表した。好景気と好業績が追い風となり大幅アップが実現した格好。VWのヨッヘン・シュム人事担当取締役は賃上げ幅について、企業競争力を落とさない妥当なレベルだとの認識を示した。

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賃金は5月1日付で3.2%引き上げられ、残り1%は一時金の形で支給される。一時金は最低500ユーロが保証されている。協定期間は16カ月。

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