2012/1/30

競争法

航空3社の太平洋路線提携、競争法違反の疑いで調査開始

この記事の要約

欧州委員会は27日、航空連合「スカイチーム」に加盟する欧州航空大手エールフランス-KLM、アリタリア、米デルタが、欧州と北米を結ぶ太平洋路線での提携がEU競争法に違反する疑いがあるとして、調査を開始したと発表した。\ 欧 […]

欧州委員会は27日、航空連合「スカイチーム」に加盟する欧州航空大手エールフランス-KLM、アリタリア、米デルタが、欧州と北米を結ぶ太平洋路線での提携がEU競争法に違反する疑いがあるとして、調査を開始したと発表した。

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欧州委によると、3社は2009年から10年にかけて、太平洋路線での提携で合意。これに基づいて、乗客数や運航スケジュール、旅客運賃を調整しているほか、損益を分け合っている。欧州委は、これが健全な競争を阻害し、結果的に旅客に損失を与えている疑いがあるとしている。

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