西欧

ロシュ、バイオ医薬品のサンタリスを買収

欧州製薬大手のロシュ(スイス)は4日、デンマークのバイオ医薬品会社サンタリス・ファーマを買収することで合意したと発表した。買収額は最大4億5,000万ドル。8月末までの買収手続き完了を見込む。 サンタリスはRNA(リボ核 […]

独ラインメタルの対ロ輸出、政府が許可取り消し

独防衛機器大手ラインメタルによるロシアへの輸出の許可をドイツ政府が取り消したことが4日、明らかになった。政府は3月、クリミア併合手続きを進めるロシアに圧力をかけるため、現状では同輸出を支持できないとの立場を示していたが、

独メトロ、ベトナムの卸売り事業から撤退

独流通大手のメトロは7日、ベトナムのキャッシュ・アンド・キャリー(会員制の現金持ち帰り問屋)事業から撤退すると発表した。同事業の展開地域を絞り込む方針に沿った措置で、同国の店舗19カ所を不動産も含めてタイ同業バーリ・ジャ

スイス・ライフ、独不動産管理会社を買収

スイス生保最大手のスイス・ライフは13日、ドイツの独立系不動産管理サービス会社コルプス・シレオを完全買収すると発表した。コルプス・シレオの大株主であるケルンボン貯蓄銀行(出資比率50%)、デュッセルドルフ貯蓄銀行(同25

HSBCの上期は5%減益、投資銀行部門が不調

英最大手銀行のHSBCホールディングスが4日発表した2014年6月中間決算の純利益は97億4,600万ドルとなり、前年同期から5%減少した。投資銀行部門の不調、前年同期のような資産売却益がなかったことで収益が悪化した。

ティッセンクルップの収益改善、4~6月期に黒字転換

独鉄鋼最大手のティッセンクルップが14日発表した2014年4~6月期(第3四半期)決算の最終損益は4,000万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(3億9,800万ユーロ)から改善した。同社は赤字が続いていたが、合理化効果

BMW、4~6月期は27%増益

高級車大手の独BMWが5日発表した2014年4~6月期(第2四半期)の最終利益は17億7,100万ユーロとなり、前年同期から27.2%増加した。ユーロ高が逆風になったものの、中国、米国市場で利幅の大きい高馬力車、特別仕様

シーメンス、4~6月期は27%増益

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が7月31日発表した2014年4~6月期(第3四半期)の最終利益は13億9,900万ユーロとなり、前年同期比から27%増加した。前年同期のような多額のリストラ費用(4億ユーロ強)を計上

サンタンデール銀、4~6月は38%増益

時価総額でユーロ圏最大の銀行であるスペインのバンコ・サンタンデールが7月31日発表した2014年4~6月期(第2四半期)決算は、純利益が14億5,000万ユーロとなり、前年同期から38%増加した。スペイン、英国部門の収益

仏イリアッドがTモバイルUSに買収提案、ソフトバンクに対抗

仏通信大手のイリアッドは7月31日、ドイツテレコムの米携帯電話サービス部門であるTモバイルUSに150億ドルでの買収を提案したと発表した。TモバイルUSにはソフトバンク傘下のスプリントが買収に乗り出しており、これに対抗す

コンチネンタル、利益率見通しを引き上げ

自動車部品大手の独コンチネンタルは7月31日の決算発表で、2014年12月通期の売上高営業利益率(EBITベース、調整済み)を従来予測の10.5%から約11%に上方修正した。コスト削減が順調に進んでいるほか、タイヤ原料で

BBVAは大幅減益、中南米部門の不振響く

スペイン2位銀行のバンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)が7月30日発表した2014年6月中間決算の純利益は13億3,000万ユーロとなり、前年同期から54%減少した。中南米での収益が12%減ったほか、前

インフィニオン、4~6月期利益15%増

半導体大手の独インフィニオンが7月30日発表した2014年4~6月期の純利益は1億4,300万ユーロで、前年同期から15%増加した。産業、電力向け事業が好調で売上高も6%増の11億1,000万ユーロに拡大。売上高営業利益

ビール世界最大手インベブ、サッカーW杯効果で増収

ビール世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ベルギー)が7月31日発表した2014年4~6月期(第2四半期)決算の売上高は122億100万ドルとなり。前年同期から5%増加した。販売は米国で低迷したが、ブラジルでサ

エアバス、スカイマークとの「A380」購入契約解除

欧州航空機大手のエアバスは7月29日、日本のスカイマークと結んでいた超大型旅客機「A380」の購入契約を解除したと発表した。理由は明らかにしていないが、スカイマークの業績が悪化し、代金支払いが困難となっていることが背景に

プジョーの業績改善、営業損益3年ぶり黒字に

仏自動車大手PSAプジョーシトロエンの業績が回復している。7月30日発表した2014年6月中間決算の最終損益は1億1,400万ユーロの赤字となったが、赤字幅は前年同期の4億7,100万ユーロから大きく縮小。営業損益は11

ポルトガル最大手銀、上期に過去最悪の赤字

ポルトガル最大手銀行のバンコ・エスピリト・サント(BES)は7月30日、2014年6月中間期の最終損益が35億8,000万ユーロの赤字だったと発表した。親会社で筆頭株主であるエスピリト・サント・インターナショナル(ESI

ルノーの上期は大幅増益、欧州の販売復調で

仏自動車大手ルノーが7月29日発表した2014年6月中間決算の純利益は7億4,900万ユーロで、前年同期の3,900万ユーロの20倍近くに急増した。冷え込んでいた欧州での販売が復調したことに支えられ、大幅増益を確保した。

スウェーデン製薬大手メダ、伊ロッタファームを買収

スウェーデン製薬大手のメダは7月31日、伊同業ロッタファームを買収することで合意したと発表した。買収額は約212億スウェーデンクローナ(約3,170億円)で、同社にとって過去最大の買収となる。今年10~12月期の買収手続

BNPパリバが赤字転落、米での罰金支払い響く

仏最大手銀行のBNPパリバは7月31日、2014年4~6月期(第2四半期)決算の最終損益は43億2,000万ユーロの赤字だったと発表した。米国での巨額の罰金支払いによるもので、リーマンショックに伴う金融危機に見舞われた2

アストラゼネカ、スペイン企業の呼吸器系治療薬部門を買収

英製薬大手アストラゼネカは7月30日、スペイン同業アルミラルの呼吸器系疾患治療薬部門などを買収することで合意したと発表した。買収額は8億7,500万ドル。アルミラルが同治療薬の販売、新薬開発で一定の目標を達成した場合は追

ソシエテ・ジェネラル、4~6月期は7%増益

仏2位銀行ソシエテ・ジェネラルが1日発表した2014年4~6月期(第2四半期)決算の純利益は10億300万ユーロで、前年同期から7.8%増加した。米国での訴訟に関連する積立金を2億ユーロ上積みしたが、貸倒引当金が24%減

ノキア、パナソニックからネットワーク事業の一部を取得

通信機器大手のノキア(フィンランド)は7月31日、パナソニックの無線通信ネットワーク事業の一部を取得することで基本合意したと発表した。取引額は非公表。9月末までの正式合意、来年1月1日の取得手続き完了を見込む。 パナソニ

サノフィの収益改善、4~6月の黒字7割増

仏製薬大手サノフィ・アベンティスが7月31日発表した2014年4~6月期(第2四半期)決算は、最終損益が7億7,700万ユーロの黒字となり、黒字幅は前年同期から73.4%増加した。減収となったが、抗がん剤の新薬開発の中止

フィアット株主、クライスラーとの統合を承認

伊自動車大手フィアットと子会社の米クライスラーの統合が1日、フィアットの株主総会で承認された。これによって販売台数で世界7位の自動車グループ「フィアット・クライスラー・オートモービルズ」が正式に発足する。 フィアット・ク

カルフール、上期利益は16%

仏小売り大手カルフールはが7月31日発表した2014年6月中間決算の純利益は2億7,400万ユーロで、前年同期から16.7%増加した。売上高は中南米の通貨安、中国の個人消費減速などで1.7%減の403億ユーロに落ち込んだ

仏アルカテル、海底ケーブル部門のIPO実施へ

仏通信機器大手アルカテル・ルーセントは7月31日、海底ケーブル部門のアルカテル・サブマリン・ネットワークス(ASN)の新規株式公開(IPO)を計画していることを明らかにした。2015年上期の実施を目指す。 ASNは仏カレ

ミシュラン、上期は増収減益

タイヤ大手の仏ミシュランが7月29日発表した2014年6月中間決算の純利益は6億2,400万ユーロとなり、前年同期から23%増加した。価格競争の影響で売上高は4.7%減の96億7,000万ユーロに落ち込んだが、原材料費の

伊送電網運営会社の株式35%、中国企業への売却が決定

イタリア政府は7月30日、国内の送電・送ガス網を運営する国営企業CDPレティの株式35%を中国送電最大手の国家電網に売却することを決めたと発表した。公的債務削減に向けた国有資産売却の一環で、売却額は約21億ユーロに上る。

オレンジの業績悪化、価格競争で上期30%減益

仏通信最大手のオレンジ(旧フランステレコム)が7月29日発表した2014年6月中間決算は、純利益が7億4,400万ユーロとなり、前年同期から30.3%減少した。国内携帯電話サービス市場の競争激化が収益を圧迫。コストを3.

英建設大手2社、合併を断念

英建設大手のバルフォア・ビーティーは7月31日、国内同業カリリオンとの合併を断念すると発表した。両社は25日に合併協議を行っていることを明らかにしていたが、バルフォアによる米会社売却の是非をめぐって対立し、交渉打ち切りを

ロイス銀、上期は大幅減益

英大手銀行ロイズ・バンキング・グループが7月31日発表した2014年6月中間決算は、最終損益が6億6,500万ポンド(約8億4,000万ユーロ)の黒字となったが、黒字幅は前年同期から57%減少した。為替不正操作問題での罰

英バークレイズが黒字転換、4~6月の純利益1.6億ポンド

英大手銀行のバークレイズは7月30日発表した2014年4~6月期(第2四半期)決算で1億6,100万ポンド(約2億ユーロ)の純利益を計上し、前年同期の赤字(1億6,800万ポンド)から黒字に転換した。引当金の縮小、コスト

フォルクスワーゲン、上期は15%増益

欧州自動車再大手の独フォルクスワーゲン(VW)が7月31日発表した2014年6月中間決算の最終利益は前年同期比14.9%増の55億8,100万ユーロとなった。為替差損の影響で売上高は0.1%増の988億800万ユーロと伸

伊インテサ銀、4~6期は87%増益

伊大手銀行インテサ・サンパオロが1日発表した2014年伊大手銀行インテサ・サンパオロが15日発表した2014年4~6月期(第2四半期)決算の純利益は(第2四半期)決算は、純利益が2億1,700万ユーロとなり、前年同期から

ドイツ銀行の4~6月期は29%減益、税負担の増大響く

独最大手銀行のドイツ銀行が7月29日発表した2014年4~6月期(第2四半期)決算の純利益は2億3,700万ユーロとなり、前年同期から29%減少した。世界的な経営環境の悪化で減収となったほか、税負担が49%増大し、収益を

伊保険大手ゼネラリ、特損響き減益

伊保険最大手のゼネラリが7月31日発表した2014年4~6月期(第2四半期)決算の純利益は4億1,600万ユーロとなり、前年同期から13%減少した。スイスのプライベートバンク部門BSIの売却で1億1,300万ユーロの損失

バイエル、通期の売上見通し下方修正

製薬・化学大手の独バイエルは7月30日の決算発表で、2014年12月通期の売上高予測を従来の410億~420億ユーロから410億ユーロに下方修正した。ユーロ高を受けて売り上げが目減りしているため。 14年4~6月期(第2

アルセロールミタル、4~6月期に黒字転換

鉄鋼世界最大手のアルセロールミタル(ルクセンブルク)が1日発表した2014年4~6月期(第2四半期)決算は、最終損益が5,200万ドルの黒字となり、前年同期の赤字(7億8,000万ドル)から黒字に転じた。欧州、米国での需

英建設大手2社が合併協議

英建設大手のバルフォア・ビーティーとカリリオンは25日、合併交渉を行っていることを明らかにした。合併が実現すれば、時価総額が30億ポンド(約37億9,000万ユーロ)を超える英最大の建設会社が誕生する。 声明によると、バ

シンジェンタ、上期は小幅増収

スイスの農業科学大手シンジェンタ(バーゼル)が23日発表した2014年6月中間決算の売上高は前年同期比1%増の85億800万米ドルとなり、小幅な伸びにとどまった。新興諸国の通貨下落や北米事業の不振が影響した。為替の影響を

ルノーとフィアット、商用車生産で提携

欧州自動車大手の仏ルノーと伊フィアットは22日、商用車の生産で提携すると発表した。フィアットが設計し、ルノー車の車台を活用した新型の小型商用車をルノーが仏工場で生産し、フィアットに供給する。両社の生産提携は初めて。 共同

4~6月の英GDPは0.8%増、6期連続のプラス成長

英政府統計局が25日発表した2014年4~6月期の国内総生産(GDP、速報値)は実質ベースで前期比0.8%増となり、6期連続でプラス成長となった。伸び率は前期と同水準。リーマンショックに伴う金融危機に見舞われる前の200

独企業景況感、3カ月連続悪化

ドイツのIfo経済研究所が25日発表した7月の独企業景況感指数は108.0となり、前月の109.7から1.7ポイント低下した。同指数の悪化は3カ月連続。Ifoのハンスヴェルナー・ジン所長は「(ウクライナと中東の)地政学上

クレディ・スイスが赤字転落、脱税ほう助の罰金響く

スイス大手銀行のクレディ・スイスは22日発表した2014年4~6月期(第2四半期)決算で7億スイスフラン(約5億7,600万ユーロ)の純損失を計上し、前年同期の黒字(10億400万フラン)から赤字に転落した。米国人顧客の

ダイムラーが堅調、4~6月期は6%増収

独自動車大手ダイムラーが23日発表した2014年4~6月期(第2四半期)の売上高は315億ユーロとなり、前年同期から6%増加した。高級車部門メルセデス・ベンツの中国、米国での好調な販売が増収の大きな要因となった。 純利益

BASF、4~6月期は12%増益

化学大手の独BASFが24日発表した2014年4~6月期(第2四半期)決算の最終利益は12億9,900万ユーロとなり、前年同期を12.3%上回った。ユーロ高で利益が2億ユーロ目減りしたものの、石油・天然ガス、化学品部門が

フィリップス、4~6月期は大幅減益

電機大手のフィリップスが21日発表した2014年4~6月期(第2四半期)の純利益は2億4,300万ユーロとなり、前年同期から23%減少した。ユーロ高と医療機器部門の不振が響いた。売上高は6%減の52億9,300万ユーロ。

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