ブルガリア

ブルガリア国鉄、シーメンスと電気機関車10両の調達契約

ブルガリア国鉄(BDZh)はこのほど、独電機大手シーメンスを中心とする企業連合と電気機関車の調達契約を結んだ。

同企業連合へのその他の参加企業は明らかにされていない。

シーメンスが供給するのは標準型電気機関車「スマートロン(Smartron)」で、3年の保証期間が付く。

ブルガリアが西バルカンとベトナムを支援、新型コロナへの対処で

ブルガリア政府はこのほど、西バルカン諸国とベトナムに対し計11万2,000ユーロの資金支援を行う計画を承認した。

同計画はこれら諸国の新型コロナウイルスへの対処を支援することを目的としたもので、欧州連合(EU)の「チーム・ヨーロッパ」イニシアチブの一環として実施される。

「チーム・ヨーロッパ」は新型コロナウイルス感染症(Covid-19)対策を実施する国々を支援するためのイニシアチブ。

ブルガリア国鉄、シーメンスから電気機関車10両調達

ブルガリア国鉄(BDZ)はこのほど、電気機関車の入札で独電機大手シーメンスを中心とする企業連合を選定した。

契約額は5,550万レフ(2,830万ユーロ)で提示額の5,750万レフを下回った。

納入は契約締結後10カ月~13カ月以内に行われる予定。

ブルガリアの製薬会社チャイカファーマ、第3工場の建設を計画

ブルガリアの製薬会社チャイカファーマが第3工場の建設を計画している。

新工場の建設予定地はソフィア近郊のカジチェネで、地場系医薬品卸コマーシャル・リーグ・グローバル・ファーマ・センターから約6万平方メートルの敷地を1,485万レフ(759万ユーロ)で買収する。

チャイカファーマは国内のプロヴディフとヴァルナで工場を操業し、約160種の医薬品を生産する。

独車部品コスタル、ブルガリア・パザルジク工場を一時停止

独自動車部品大手コスタルは3月30日、ブルガリア南部パザルジクの工場で操業を一時停止した。

コロナウイルスによる景気悪化を受け、ブルガリアでは自動車部品メーカーが相次いで工場の操業を停止している。

4月1日時点のブルガリアにおける新型コロナウイルスの感染者数は399人で、うち8人が死亡し15人が回復している。

独車部品コスタル、ブルガリア・パザルジク工場を一時停止

独自動車部品大手コスタルは3月30日、ブルガリア南部パザルジクの工場で操業を一時停止した。

ブルガリアでは新型コロナウイルスの感染拡大による景気悪化を受け、自動車部品メーカーが相次いで工場の操業を停止している。

4月1日時点のブルガリアにおける新型コロナウイルスの感染者数は399人で、うち8人が死亡し15人が回復している。

ブルガリアのユーロ導入に遅れ、新型コロナの影響で

同国中央銀行のディミタール・ラデフ総裁は30日、民放大手ノバTVに対し、導入の前段階として今年7月に予定していた欧州為替相場メカニズム(ERM2)と銀行同盟への参加について「早くても2021年にずれ込むだろう」と発言。

ブルガリアのユーロ導入には、ERM2に最低2年間加わり、自国通貨の対ユーロ標準値の変動率を抑えることや、銀行同盟への参加などの条件がある。

ラデフ総裁は、ERM2と銀行同盟への参加の遅れはユーロ導入の断念を意味しないと強調。

ブルガリア政府、対コロナで23億ユーロの支援パッケージ

ブルガリアのボリソフ首相は3月24日、新型コロナウイルスの感染拡大による景気の後退に対処するため、総額45億レフ(23億80万ユーロ)に上る経済政策パッケージを実施すると発表した。

10億レフをかけて労働者の給与を補填する措置のほか、法人税の納付猶予措置などが含まれる。

政府は同パッケージを通じ、雇用を維持する企業に対し労働者の給与の60%を補填するほか、法人税の6月末までの納付猶予、休業する労働者に対する無利子貸付などの措置を導入する。

ブルガリア航空、カタール航空とコードシェア

国営ブルガリア航空はこのほど、カタール航空との共同運航(コードシェア)を3月2日から開始すると発表した。

カタール航空の利用者は保養地として有名な黒海沿いのヴァルナとブルガスへのアクセスが向上する。

ブルガリア航空はヴァルナとブルガスを含む欧州の25都市に就航している。

ブルガリア航空、カタール航空とコードシェア

国営ブルガリア航空はこのほど、カタール航空との共同運航(コードシェア)を3月2日から開始すると発表した。

カタール航空の利用者は保養地として有名な黒海沿いのヴァルナとブルガスへのアクセスが向上する。

ブルガリア航空はヴァルナとブルガスを含む欧州の25都市に就航している。

ブルガリア、年内にロシアからの天然ガス輸入を半減

ブルガリアのペトコヴァ・エネルギー相は1月28日、訪問先の米国で、年内にロシアからの天然ガス輸入を半減する方針を明らかにした。

アゼルバイジャン産の天然ガスはジョージアとトルコを経由して調達する。

年末までにギリシャ経由で5億立方メートルを調達している。

米ウエスチングハウス、ブルガリア原発の増強を受注

米原子炉製造大手ウエスチングハウスは16日、ブルガリアのコズロドゥイ原発の運営会社から原子炉の近代化を受注したと発表した。

コズロドゥイ原発には原子炉が6基あるが、ブルガリアの欧州連合(EU)加盟交渉の結果、1、2号機は2002年に、3、4号機は2006年末に閉炉した。

5号機は1987年、6号機は1991年に稼働した。

現代エレクトリック、ブルガリア変圧器事業を売却

韓国現代重工業グループの現代エレクトリックは4日、ブルガリアの変圧器事業子会社、ヒュンダイ・へビ―インダストリーズ・ブルガリアの売却を決めたことを明らかにした。

昨年初め、現代エレクトリックの変圧器事業強化戦略の一環で同社に傘下入りした。

現代エレクトリックは2018年決算で営業利益が前年の620億ウォンから1,010億ウォンの赤字に転落した。

現代エレクトリック、ブルガリア変圧器事業を売却

韓国現代重工業グループの現代エレクトリックは4日、ブルガリアの変圧器子会社ヒュンダイ・へビ―インダストリーズ・ブルガリアの売却を決めたことを明らかにした。

1997年に現代重工業が買収し、同社の変圧器とタップチェンジャーの欧州生産拠点となった。

昨年初めに現代エレクトリックの変圧器事業強化戦略の一環として、同社の傘下に入った。

米格付け大手S&P、ブルガリアを格上げ

米格付け大手のスタンダード・アンド・プアーズ・グローバル・レーティングス(S&P)は11月29日、ブルガリアの長期信用格付けを「BBBマイナス」から「BBB」へ一段階引き上げた。

S&Pはブルガリア経済がバランスの取れた成長を続けていると評価。

ブルガリアの経済成長率は2015年から4年連続で3%を上回っており、今年と来年も3%を超える見通し。

ギリシャ銀行大手ユーロバンク、ブルガリアで新タイプのオフィス開設

ギリシャ銀行大手ユーロバンクは26日、ブルガリアの首都ソフィアで初の「デジタルオフィス」を開設した。

まずはソフィアの3カ所で運営を開始し、1~2年以内に全国でデジタルオフィス網を構築する。

ブルガリアについては今年、ギリシャのピレウス銀行からブルガリア事業を取得し、支店網を200店舗強に拡大した。

ブルガリア原発、米ウェスチングハウスが機能安全制御システムを刷新

ブルガリアのコズロドゥイ原子力発電所は20日、安全確保のための監視制御システムのアップグレードを米ウェスチングハウスに委託したことを明らかにした。

計画によると、コズロドゥイ原発の第5、6号機の現「オベーション」システムを、プラントの安全ライフサイクルに対する国際規格でより厳格な「SIL3」に準拠した「Ovation Safety and Instrumented System」に移行させる。

これにより新機能を統合し、2042年までのシステム稼働を確実にする。

ブルガリア国鉄、電気機関車メンテナンスの入札開始

ブルガリア国鉄(BDZ)は18日、電気機関車10台に対するメンテナンスサービスの入札を開始したことを明らかにした。

入札の受付は来月16日までで、その後選ばれた事業者のみが来年2月28日までに入札書を提出する流れになる。

このため先週には電気機関車8台のリース契約に向けた入札を開始している。

ブルガリアのソフト開発企業、リコーとの提携に期待

同社に20%を出資する独ドキュウェアをリコーが買収したためで、提携を通じて事業の新しい展望が開け、グローバルレベルのプロジェクトに参加する機会が生まれると見込んでいる。

ネメチェク・ブルガリアによると、リコーは15日にドキュウェアの買収手続きを完了した。

リコーが高く評価するドキュウェアのソリューションの開発において「最も大きな役割を果たしてきた」とし、リコーとドキュウェアの提携が自社の前進につながると歓迎している。

独ボッシュ、ブルガリアにエンジニアリングセンター開設

独自動車部品大手ロバート・ボッシュは8日、ブルガリアの首都ソフィアでエンジニアリングセンターの開所式を行った。

自動車産業向けに革新的なソフトウエア・ソリューションを開発する目的。

開発業務では、ハンガリーとルーマニアのエンジニアリングセンター及び自動車大手と協力していく。

ボッシュ

独自動車部品大手ボッシュは8日、ブルガリアの首都ソフィアにエンジニアリングセンターを開設した。

自動車産業向けの革新的なソフトウエア・ソリューションを開発していく。

開発業務ではハンガリーとルーマニアのエンジニアリングセンターや自動車メーカーと協力していく。

独ボッシュ、ブルガリアにエンジニアリングセンター開設

独自動車部品大手ロバート・ボッシュは8日、ブルガリアの首都ソフィアにエンジニアリングセンターを開設した。

自動車産業向けの革新的なソフトウエア・ソリューションを開発していく。

開発業務ではハンガリーとルーマニアのエンジニアリングセンターや自動車メーカーと協力していく。

ブルガリアのコズロドゥイ原発6号機、運転10年延長

ブルガリアのエネルギー省は1日、ルーマニア国境近くのコズロドゥイ原子力発電所の原子炉6号機の運転許可が年末で失効するのにあたり、同国原子力規制局が許可を10年延長したと発表した。

5、6号機は安全性確保と近代化のため、15年に2億9,200万レフ(1億4,930万ユーロ)を投じて刷新改修工事に着手した。

5号機の運転許可は17年末に10年間延長された。

ブルガルトランス、ガス圧縮基地建設を地場・独連合に発注

ブルガリアの天然ガス輸送公社ブルガルトランスガスは3日、国内2カ所のガス圧縮ステーション建設工事を、地元建設大手グラヴボルガルストロイと独エンジニアリング企業フェロスタール・インドゥストリーアンラーゲンから成る企業連合に発注した。

ブルガルトランスガスはロシアとトルコを結ぶパイプライン事業「トルコ・ストリーム」に参加し、ブルガリア中継区間を整備している。

新圧縮基地建設入札は4月に公示され、地元クリマトロニク、ベラルーシのアルヴォラ、ウクライナのポルタヴァスメズモンタージュ、スペインのTECクアトロから成る国際企業連合も応札していた。

Bulgartransgaz:ブルガルトランス、ガス圧縮基地建設を地場・独連合に発注

ブルガリアの天然ガス輸送公社ブルガルトランスガスは3日、国内2カ所のガス圧縮ステーション建設工事を地元建設大手グラヴボルガルストロイと独エンジニアリング企業フェロスタール・インドゥストリーアンラーゲンに企業連合に発注した。

ブルガルトランスガスはロシアとトルコを結ぶパイプライン事業「トルコ・ストリーム」に参加し、ブルガリア中継区間を整備している。

新圧縮基地建設入札は4月に公示され、地元クリマトロニク、ベラルーシのアルヴォラ、ウクライナのポルタヴァスメズモンタージュ、スペインのTECクアトロの国際企業連合も応札していた。

ブルガリアのコズロドゥイ原発6号機、運転10年延長

ブルガリアのエネルギー省は1日、ルーマニア国境近くのコズロドゥイ原子力発電所の原子炉6号機の運転許可が年末で失効するのにあたり、同国原子力規制局が許可を10年延長したと発表した。

5、6号機は安全性確保と近代化のため、15年に2億9,200万レフ(1億4,930万ユーロ)を投じて刷新改修工事に着手した。

5号機の運転許可は17年末に10年間延長された。

ブルガリア、韓国企業の新EVバッテリー拠点候補に

首相団は、8月に工場誘致で交渉を開始した現代自動車を訪問し、ブルガリア政府としての戦略提携案を説明した。

複数メディアは今年7月、現代自がチェコのノショヴィチェ工場で小型SUV「ツーソン」の新型ハイブリッド(HV)およびプラグインハイブリッド(PHV)に加え、EV「コナ・エレクトリック」の生産も検討していると報道した。

実現した場合、同工場は同社最大の海外EV生産拠点となり、バッテリーの安定調達を確保する必要が生じる。

Solvay:ベルギー化学大手ソルベイ、ブルガリア工場に追加投資

ソルベイの発表によると、デヴニャ工場の新生産ラインは来年末までに稼働する。

米ワイオミング州のグリーンリバー工場では炭酸ナトリウムの生産能力を60万トン引き上げる。

ソルベイは今回の投資計画について、「炭酸ナトリウムと重炭酸ナトリウムはグループの稼ぎ頭で、安定した利益を生み出している。増産で世界需要の拡大に応え、収益力を強化する」と狙いを明らかにした。

ABB:重電大手ABB、ブルガリア・ペトリチで新工場を開設

スイスの重電・エンジニアリング大手ABBは17日、ブルガリア南西部のペトリチにある拠点で第2工場を開設した。

新工場は第1工場に隣接する7,400平方メートルの敷地に建設された。

ABBは1996年にペトリチ工場を開設。

Huvepharma:ブルガリア医薬品メーカーのビオヴェト、新工場開設

16日の政府広報によると、投資額は1億5,000万ユーロ。

新工場では200人を雇用し、医薬品のほか飼料添加物、酵素、プロバイオティクスなどを生産する。

ビオヴェトの2018年の売上高は2億8,550万レフ(1億4,600万ユーロ)で前年から16.2%増加、純利益も2,890万レフ(1,480万ユーロ)となり25.7%増加している。

Alfa Bus:電動バスの中国・常隆客車、ブルガリアでの生産を検討

中国の電動バスメーカー、江蘇常隆客車(アルファバス)がブルガリアでの現地生産を検討している。

常隆客車はブルガリアにおけるバスの組み立てと電池生産を検討している。

長距離バスや市内電動バス、バス高速輸送(BRT)システム向けバス、電動バス部品、リチウム・マンガン電池(LMO)、電動車用モーターを手がける。

米ムーディーズ、ブルガリアの格付け見通しを「強含み」に変更

具体的に、◇財政黒字の達成◇継続的な国家債務の減少◇弁済能力の拡大◇財政準備金(財政のたくわえ)の大きさ◇年金改革のもたらした財政安定性――などを指摘した。

来年も対国内総生産(GDP)比で0.8%の財政黒字を達成し、政府債務は対GDP比19%へ縮小すると予測する。

経済成長は2015年以来、年率3%を超えているが、今後も好調を継続する見通しだ。

Rosatom:ロスアトム、ブルガリア原発建設入札に参加意向を正式表明

ロシア原子力公社(ロスアトム)は19日、ブルガリアのベレネ原子力発電所の戦略投資家を募る入札に関連し、参加意向表明書を提出したと発表した。

また、戦略投資家と設立する合弁会社に対する政府の出資は◇購入済みの設備◇用地◇各種許可――といった現物で実施し、現金出資は行わない。

ベレネ原発はコズロドゥイ原発に続くブルガリア第2の原発で、2006年にロスアトムが建設を受注し、08年に着工した。

IMF専務理事候補にブルガリア出身の世銀CEO、加盟国が選出

欧州連合(EU)加盟国は2日、国際通貨基金(IMF)の次期専務理事候補として、ブルガリア出身のクリスタリナ・ゲオルギエワ世界銀行最高経営責任者(CEO、65)を擁立することで合意した。

実際にゲオルギエワ氏が選出されると、現職のラガルド専務理事に続いて女性がIMFのトップを務めることになる。

IMF専務理事はこれまで欧州出身者が独占しており、ゲオルギエワ氏の選出が濃厚。

ICGBパイプライン、ギリシャ着工に青信号

ギリシャ・ブルガリア連絡パイプライン(ICGB)の開発会社は22日、ギリシャ当局の許可がそろったと発表した。近く、同国区間の工事に着手する見通しだ。 ICGBはギリシャのコモティニ地方とブルガリアのスタラ・ザゴラ地方の送

Vivacom:ブルガリア通信大手ビバコム売却へ

ブルガリアの通信大手ビバコム(Vivacom)が売却される見通しだ。同社を保有する投資家連合のスパス・ルセフ代表はこのほど、米投資銀行のラザードに売却業務を委託したと認めた。ただ、ビバコムの所有権をめぐっては旧オーナーと

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