独エンジン大手のトグナムは9日、ポーランド西部のスタルガルト・シュチェチンスキでエンジン部品工場の建設に着手したと発表した。今後の需要拡大をにらんだもので、9,000万ユーロを投資する。2013年下半期からMTUブランドのエンジン向けに部品を生産する予定。
\新工場ではクランクケース、シリンダーヘッドおよび大型部品を製造し、独フリードリヒスハーフェン、米エイキン、中国・蘇州にあるエンジン工場に供給する。工場には開発センターも併設され、フル稼働体制に入る2015年には200人以上を雇用する計画という。
\トグナムは開発能力も強化する予定で、新工場の開発センターではエンジン部品や電子制御機器の開発および試験を行うことになる。
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