2012/7/18

チェコ・スロバキア

チェコ投信市場が好調

この記事の要約

チェコの投資信託市場が好調だ。金融情報サイト『Penizenavic.cz』のデータをもとに8日付けCTK通信が伝えたところによると、2012年上期の国内投信の利回りは、株式ファンドが5.1%、債券ファンドが4.5%だっ […]

チェコの投資信託市場が好調だ。金融情報サイト『Penizenavic.cz』のデータをもとに8日付けCTK通信が伝えたところによると、2012年上期の国内投信の利回りは、株式ファンドが5.1%、債券ファンドが4.5%だった。

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『Penizenavic.cz』のチーフエディター、ロズコスニー氏によると、運用成績が高かった株式ファンドはトルコ企業とバイオ関連企業に投資するものだった。マネーマーケットファンド(MMF)は、多くが利回りがインフレ率を下回り、資金の流出が続いている。今年の大きな特徴は、社債や債券ファンドへの投資が盛り上がりを見せていることだ。ロズコスニー氏は、社債を発行してマーケットで直接資金を調達する方が銀行からの借り入れよりもコストが安くつくことから、社債を発行する企業が増えていると指摘する。社債の多くは許容範囲内のリスクで魅力的な利回りを約束しているため、投資家の間で人気が高まっているという。

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チェコの投信資産残高は12年3月末時点で2,250億コルナと、11年12月末と比べ10億コルナ増加している。

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