2014/4/16

ハンガリー

サムスンSDI、ハンガリー工場を閉鎖

この記事の要約

サムスングループでディスプレイや蓄電池の生産を手がけるサムスンSDIが、ハンガリー工場を閉鎖する。主力製品であるプラズマディスプレイパネル(PDP)の需要が縮小し、売り上げが低迷していることが背景にあるもようだ。現地ニュ […]

サムスングループでディスプレイや蓄電池の生産を手がけるサムスンSDIが、ハンガリー工場を閉鎖する。主力製品であるプラズマディスプレイパネル(PDP)の需要が縮小し、売り上げが低迷していることが背景にあるもようだ。現地ニュースサイトportfolio.hu(英語版)が8日付で報じた。

サムスンSDIの工場は、ブダペストの北方30キロメートルのゲドに位置する。2001年の開設以来、ブラウン管(CRT)やカラー受像管(CPT)、PDP、携帯電話用ディスプレイを生産してきた。

しかし、消費電力の大きさがネックとなり、主力のPDPの需要が縮小。売上高は2010年の1,010億フォリントから2012年には760億フォリントまで低下した。

一方、サムスン電子がテレビを生産するヤースフェニサル工場は昨年9月に3,000万米ドルの拡張計画が発表されている。