2015/5/13

自動車

フォード・オトサン、トルコR&Dセンターを開所

この記事の要約

米自動車大手フォードとトルコのコチ財閥の合弁企業フォード・オトサンはこのほど、イスタンブールのサンジャクテペ開発研究(R&D)センターを開所したと発表した。同センターはオトサンが6,800万トルコリラ(約2,6 […]

米自動車大手フォードとトルコのコチ財閥の合弁企業フォード・オトサンはこのほど、イスタンブールのサンジャクテペ開発研究(R&D)センターを開所したと発表した。同センターはオトサンが6,800万トルコリラ(約2,600万米ドル)を投資して建設したもので、同国最大の研究開発拠点となる。当面は現地の自動車産業向けに限定して稼働し、エンジン設計や没入型3D可視化システム(CAVE)などの技術開発に取り組む。

コチ取締役兼オトサン社長のコック氏は開所式で、「オトサンはこの5年間に、エンジニアリング・サービス部門での輸出規模が計3億米ドルに達した」と述べ、新R&Dセンターの稼働で同部門の輸出に一層の弾みがつくとの期待を示した。(1TRY=44.29JPY)