政府がFSRUをシュターデとルプミンに投入
ドイツ政府は19日、浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備(FSRU)を同国北西部のシュターデと北東部のルプミンに投入することを決定した。政府は計4隻のFSRU傭船契約を5月に締結。すでに2隻は北西部のヴィルヘルムスハーフェンと […]
ドイツ政府は19日、浮体式LNG貯蔵・再ガス化設備(FSRU)を同国北西部のシュターデと北東部のルプミンに投入することを決定した。政府は計4隻のFSRU傭船契約を5月に締結。すでに2隻は北西部のヴィルヘルムスハーフェンと […]
Ifo経済研究所が25日発表した7月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月を3.6ポイント下回る88.6となり、2020年6月以来の極めて低い水準へと落ち込んだ。エネルギー価格の高騰と天然ガスの供給不足懸念が
ドイツ連邦統計局が20日発表した6月の生産者物価指数は前年同月比32.7%増となり、上げ幅は前月を0.9ポイント下回った。上昇率自体はこれまでに引き続き極めて大きいものの、6カ月続いた記録更新にひとまず歯止めがかかった格
独ティッセンクルップの電解槽子会社ティッセンクルップ・ヌセラは26日、ブラジルの化学大手ユニジェル(Unigel)から水電解槽を受注したと発表した。受注高は1億2,000万ドル。ブラジル初のグリーン水素量産プロジェクトと
エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは21日、洋上風力発電用の変電設備を蘭送電大手アンプリオン・オフショアから受注したと発表した。受注額は1億ユーロのケタ台の後半。洋上風力発電の送電網接続分野では同社史上最大の額だ
ドイツ鉄道(DB)は長距離路線に投入している内燃機関車の燃料を軽油からバイオ燃料へと全面的に切り替える意向だ。長距離鉄道部門のシュフェファニー・ベルク取締役(マーケティング担当)が20日、明らかにした。 長距離列車の大半
ドイツ連邦統計局は21日、国内供給が厳しい状況に陥っている天然ガスに関する各種データを公表した。それによると、5月の輸入価格指数(2015年=100)は332.2となり、前年同月を235.6%上回った。6月の産業向け価格
●供給状態悪化の場合は欧州委が強制力のある措置をとれる ●ロシアはEUの制裁に対抗し欧州へのガス供給を減らしている 欧州委員会は20日、ロシアからの天然ガス供給が大幅に減少、または途絶した場合に備えた緊急対策案を発表した
●昨年は同国産ガスを45億立方メートル調達する15年契約を締結 ●政府は一般世帯向けのガス・電力料金助成に上限を設定 欧州連合(EU)加盟国の多くがロシアからの天然ガス調達削減を試みるなか、ハンガリーは逆に輸入を拡大しよ
欧州委員会は20日、ロシアからの天然ガス供給が大幅に減少、または途絶した場合に備えた緊急対策案を発表した。エネルギー需要が増える冬場に供給不足となる事態を防ぐため、調達先の多様化や再生可能エネルギーの導入促進に加え、加盟
EUとアゼルバイジャンは18日、エネルギー分野での協力を強化することで合意した。天然ガス供給のロシア離れが進むEUに対して、アゼルバイジャンが天然ガス輸出を2027年までに倍増する。 バクー油田を抱えるアゼルバイジャンは
ドイツ政府は22日、エネルギー大手ユニパーを救済すると発表した。国内のエネルギー供給で重要な役割を果たす同社が経営破たんすると経済や社会生活に深刻な影響が出ることから、出資や融資支援を行い底支えする。調達コストの膨張が天
欧州委員会は15日、ウクライナに軍事侵攻したロシアに対する追加制裁案を発表した。ロシアからの金の輸入を禁止するほか、軍事転用できる先端技術の輸出制限を強化することなどが柱。18日に開く外相理事会で協議し、早期の実施を目指
●同国のEU向けガス輸出量は今年120億立方メートルに拡大見込み ●年間供給量は27年までに少なくとも200億立方メートルに拡大 欧州連合(EU)とアゼルバイジャンは18日、エネルギー分野での協力を強化することで合意した
エネルギー価格高騰などの直撃を受ける従業員への支援をドイツ企業の過半数が行っていることが、Ifo経済研究所が4-6月期に実施したアンケート調査で分かった。政府は市民への支援策を実施しているものの、高インフレによる実質所得
ロシアのウクライナ進攻に伴う天然ガス・電力価格高騰の直撃を受けるエネルギー集約型企業などを対象とする支援をドイツ政府が開始した。経済・気候省傘下の連邦経済・輸出監督庁(BAFA)は15日、支援申請の受付窓口をサイト上に開
欧州連合(EU)とアゼルバイジャンは18日、エネルギー分野での協力を強化することで合意した。天然ガス供給のロシア離れが進むEUに対して、アゼルバイジャンが天然ガス輸出を2027年までに倍増する。 バクー油田を抱えるアゼル
欧州連合(EU)の欧州委員会は15日、ドイツなど加盟15カ国が水素分野の開発プロジェクト合わせて41件に補助金を交付することを承認した。各国は「欧州の共通利益に適合する重要プロジェクト(IPCEI)」の枠組みで助成を行う
ドイツ政府は13日の閣議で、燃料排出量取引法(BEHG)改正案を了承した。交通と暖房部門で同国が独自導入している炭素税の徴収対象を来年から石炭と焼却ごみにも拡大する。 エネルギー業界やエネルギー集約型の製造業は2005年
ドイツ連邦統計局が13日発表した6月の消費者物価指数(確定値)は前年同月比7.6%増となり、これまでに引き続き大きく上昇したものの、上げ幅は前月(7.9%)をやや下回った。高インフレの直撃を受ける市民の負担軽減策が同月か
ドイツ連邦統計局が14日発表した6月の卸売物価指数は前年同月比21.2%増の136.8となり、4カ月連続で20%超の上げ幅を記録した。ただ、過去最高となった4月(同23.8%)からは2カ月連続で上昇率が縮小。ロシアのウク
ロシア産天然ガスの供給削減で資金繰りが急速に悪化している独エネルギー大手ユニパーは18日、政策金融機関KfWの全融資枠20億ユーロを利用することを申請したと発表した。親会社であるフィンランド国有同業のフォータムが提供した
鉄鋼大手の独ザルツギターと鋼板大手の独ヴェルツホルツは15日、生産工程で発生する二酸化炭素(CO2)の量が少ない低カーボンフットプリント(CFP)の圧延鋼板開発と供給で提携合意したと発表した。製品ライフサイクル全体を通し
暖房機器大手の独フィースマンは14日、ポーランド南西部のレグニツァで新工場の定礎式を行った。ロシアのウクライナ侵攻を受け、外部地域へのエネルギー依存度を引き下げる必要性が欧州で急速に高まっていることから、それに貢献するヒ
化学大手の独バイヤスドルフがコスメティック部門の主力ブランド「ニベア」で製品の種類を削減する意向だ。年初に新設された同ブランド専門の取締役であるグリータ・レープザック氏が経済紙『ハンデルスブラット』に明らかにしたもので、
ドイツの建設業界でキャンセルが高水準に達している。Ifo経済研究所によると、建築ではキャンセルの割合が5月に13.4%を記録。6月は11.5%に下がったものの、極めて高い水準が続いている。土木でも5月が8.8%、6月が9
●ヒートポンプは外部地域へのエネルギー依存度引き下げに貢献 ●同社は2億ユーロ強をレグニツァの新工場に振り向ける 暖房機器大手の独フィースマンは14日、ポーランド南西部のレグニツァで新工場の定礎式を行った。ロシアのウクラ
●IGBに連結完了の来年9月の調達開始を予定 ●セルビアは天然ガスを100%ロシアに依存 セルビアが天然ガスの調達でアゼルバイジャンと交渉を進めている。ミハイロヴィッチ・エネルギー相が12日明らかにしたもので、自国とブル
●金はロシアにとり天然ガスや原油に次ぐ主要な輸出品目 ●軍事転用可の先端技術の輸出制限強化なども柱 欧州委員会は15日、ウクライナに軍事侵攻したロシアに対する追加制裁案を発表した。ロシアからの金の輸入を禁止するほか、軍事
スウェーデン乗用車大手のボルボ・カーズは15日、欧州の自動車メーカーの業界団体である欧州自動車工業会(ACEA)を2022年末までに脱退すると発表した。脱炭素化を巡る同社とACEAの方向性の違いが理由と説明している。 ボ
欧州委員会は15日、ウクライナに軍事侵攻したロシアに対する追加制裁案を発表した。ロシアからの金の輸入を禁止するほか、軍事転用できる先端技術の輸出制限を強化することなどが柱。18日に開く外相理事会で協議し、早期の実施を目指
欧州議会は6日の本会議で、持続可能な経済活動かどうかを仕分ける「EUタクソノミー」について、原子力と天然ガスを脱炭素化に貢献するグリーンな投資対象と認定する委任規則案に反対する決議案を反対多数で否決した。これにより、欧州
欧州議会は7日の本会議で、欧州連合(EU)域内の空港に持続可能な航空燃料(SAF)の使用を義務付ける法案を賛成多数で承認した。ただ、欧州委員会の原案に大幅な修正を加えており、今後は欧州委、EU加盟国との調整が必要となる。
独天然ガス輸入最大手のユニパーは8日、公的支援を政府に申請した。調達価格の急騰で資金繰りが悪化したエネルギー企業を国が支援しやすくするための法改正案が議会で成立したことから、速やかに申請を行った。ロベルト・ハーベック経済
カナダ政府は対ロシア制裁の一環で現在、自国に留め置いているガス管「ノルドストリーム1(NS1)」用のタービンをロシアに引き渡す考えだ。複数の交渉関係者の情報としてロイター通信が7日、報じ、同国政府が追認した。NS1の天然
予備電源として稼働停止した石炭発電を時限措置として再び利用するための法案が8日、独議会で成立した。ロシアからの供給が大幅に減り国内供給不足懸念が出ている天然ガスの発電向け投入を停止。その穴埋めとして石炭発電を増やす。最大
欧州連合(EU)の欧州議会は6日の本会議で、持続可能な経済活動かどうかを仕分ける「EUタクソノミー」について、原子力と天然ガスを脱炭素化に貢献するグリーンな投資対象と認定する委任規則案に反対する決議案を反対多数で否決した
欧州連合(EU)の欧州議会は7日の本会議で、域内の空港に持続可能な航空燃料(SAF)の使用を義務付ける法案を賛成多数で承認した。ただ、欧州委員会の原案に大幅な修正を加えており、今後は欧州委、加盟国との調整が必要となる。
ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した5月の鉱工業生産指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で97.8(暫定値)となり、前月を0.2%上回った。増加は2カ月連続。同指数はロシアのウクライナ進
化学大手の独BASFが11日発表した2022年4-6月期暫定決算の純利益は20億9,000万ユーロとなり、前年同期を26%上回った。連結対象外の子会社である天然ガス・石油大手ヴィンタースハル・デーエーアーの業績が好調だっ
独化学工業会(VCI)は6日、同国化学・製薬業界の2022年の生産高が前年比で1.5%減少するとの予測を発表した。化学品の販売量が減少しているうえ、状況改善の兆しも見えないことから、生産が減少に転じるとみている。好調な製
独立系ガソリンスタンドの5月の売上高が価格・営業日数・季節調整後の実質で2月を11.7%下回ったことが、ドイツ連邦統計局の発表で分かった。燃料価格の高騰を受けて消費者が購入を控えたことが反映されている。販売量は11.7%
住宅会社の業界団体GdWは7日、1-3月期の住宅建設価格が前年同期比で14.3%上昇したとの調査結果を発表した。資材、住宅金利、エネルギーコストが急速に上昇。2019年比の上げ幅は21.8%に達した。賃貸・マイホームを問
ドイツの上半期の電力消費量2,810億キロワット時(kWh)に占める再生可能エネルギーの割合は約49%(暫定値)に上ったことが、バーデン・ヴュルテンベルク太陽エネルギー・水素研究センター(ZSW)と独エネルギー水道産業連
●航空燃料におけるSAFの含有率を25年から段階的に引き上げる ●SAFの定義も変更。飼料、穀物やパーム油、大豆由来の燃料を排除 欧州議会は7日の本会議で、欧州連合(EU)域内の空港に持続可能な航空燃料(SAF)の使用を
●ブルガリアは天然ガス需要の9割以上をロシアに依存 ●ギリシャはバルカン半島のエネルギー安全保障に貢献 ブルガリアとギリシャを結ぶ天然ガスパイプライン「インターコネクター・ギリシャ・ブルガリア(IGB)」の開通式が8日、
欧州議会は6日の本会議で、持続可能な経済活動かどうかを仕分ける「EUタクソノミー」について、原子力と天然ガスを脱炭素化に貢献するグリーンな投資対象と認定する委任規則案に反対する決議案を反対多数で否決した。これにより、欧州
欧州議会は7日の本会議で、EU域内の空港に持続可能な航空燃料(SAF)の使用を義務付ける法案を賛成多数で承認した。ただ、欧州委員会の原案に大幅な修正を加えており、今後は欧州委、EU加盟国との調整が必要となる。 欧州委が2
独天然ガス輸入最大手のユニパーは8日、公的支援を政府に申請した。調達価格の急騰で資金繰りが悪化したエネルギー企業を国が支援しやすくするための法改正案が議会で成立したことから、速やかに申請を行った。ロベルト・ハーベック経済
ギリシャとブルガリアを結ぶ天然ガスパイプライン「インターコネクター・ギリシャ・ブルガリア(IGB)」が完成し、8日にギリシャ北東部コモティニで開通式が行われた。ロシア国営ガスプロム社は4月にブルガリアへのガス供給を停止し