農林水産

ウクライナ産穀物の輸送、ドイツ鉄道が支援へ

独国鉄のドイツ鉄道(DB)がウクライナからの穀物輸送を支援する。ウクライナに侵攻したロシアが黒海沿岸の港湾を封鎖したことで、ウクライナ産の輸出が難しくなり、アフリカやアジアで食糧危機を引き起こす懸念が強まっていることから […]

チェコのフードテック企業、FBSフリーで豚肉を培養

●微細藻類を用いた培養技術開発は欧州企業で初 ●人口増でもタンパク質を取れるようにするための「選択肢」に チェコのフードテック企業ミウェリー(Mewery)はこのほど、ウシ胎児血清(FBS)の代わりに植物プランクトンなど

インフレ率が2カ月連続で統一後最高に、4月は7.4%

ドイツ連邦統計局が11日発表した4月の消費者物価指数(確定値)は前年同月比7.4%増となり、インフレ率は東西ドイツ統一後の最高を2カ月連続で更新した。サプライチェーンのひっ迫で物価が高騰していたところに、ロシアのウクライ

4月の卸売物価23.8%上昇、2カ月連続記録更新

ドイツ連邦統計局が16日発表した4月の卸売物価指数は前年同月比の上げ幅が23.8%に達し、統計を開始した1962年以降の最高を2カ月連続で更新した。ウクライナに対するロシアの軍事侵攻が前月に引き続き反映された格好。上昇率

農産物の生産者価格、3月上げ幅は過去最高の35%

ドイツ連邦統計局が12日発表した農産物の3月の生産者価格は前年同月を34.7%上回り、統計を開始した1961年以降で最大の上げ幅を記録した。作物が42.1%、家畜・畜産物が29.5%の幅で上がった。前月比でも15.1%高

代替肉の生産が急増

豆腐ソーセージやグルテン・シュニッツェル、ベジバーガーなど代替肉製品の生産がドイツで急増している。連邦統計局によると、2021年に生産量は前年比17.0%増の9万7,900トンに拡大。19年比では62.2%増えた。 生産

アグリテック開発 Green Growth(ラトビア)

農作物の収量を可視化するソリューションを開発している。コンバインに取り付けた光学センサーを通じて畑における収穫量の違いをヒートマップで表し、農作物生産の最適化に役立てる。このほど実施したラウンドでは20万ドルを獲得してお

ウクライナからの輸入品、EUが関税を1年間免除へ

欧州委員会は4月27日、欧州連合(EU)がウクライナからの輸入品への関税を免除することを提案した。ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナに対する支援策の一環で、輸入の数量制限も撤廃する。1年間にわたって実施する方針だ。 関税

インフレ率さらに上昇、4月は7.4%に

ドイツ連邦統計局が4月28日発表した同月の消費者物価指数(暫定値)は前年同月比7.4%増となり、インフレ率は前月の7.3%から一段と高まった。食料品の上げ幅が6.2%から8.5%へと拡大。全体が強く押し上げられた。エネル

3月輸入物価31%上昇、天然ガスは過去最高の上げ幅に

ドイツ連邦統計局が4月29日発表した3月の輸入物価指数は前年同月比31.2%増となり、1974年9月以来の大きな上げ幅を記録した。ロシアのウクライナ侵攻(2月24日開始)が反映された格好で、上げ幅は前月の同26.3%から

製造業の原料・部品不足、4月は緩和も中国リスク強まる

原料や部品不足に苦慮する独メーカーの割合が4月は75.0%となり、3月の80.2%から低下したことが、Ifo経済研究所の企業アンケート調査で分かった。ただ、水準自体は依然として極めて高いうえ、大幅改善の見通しも立っていな

トルコ農業フィンテック企業、ルーマニアに進出

●小規模農家向けに金融サービスを提供する ●ルーマニアの農業ビジネスの成長性に期待 トルコの農業フィンテック企業、タルフィン(Tarfin)がルーマニアに進出する。小規模農家向けに金融サービスを提供するため、現在、ルーマ

ウクライナからの輸入品、EUが関税を1年間免除へ

●免除は全品目が対象、輸入の数量制限も撤廃 ●軍事侵攻で大きな打撃を受けたウクライナ経済の下支えが狙い 欧州委員会は4月27日、欧州連合(EU)がウクライナからの輸入品への関税を免除することを提案した。ロシアの軍事侵攻を

ウクライナからの輸入品、EUが関税を1年間免除へ

欧州委員会は4月27日、EUがウクライナからの輸入品への関税を免除することを提案した。ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナに対する支援策の一環で、輸入の数量制限も撤廃する。1年間にわたって実施する方針だ。 関税免除は全品目

3月の生産者物価、上げ幅30%を突破

ドイツ連邦統計局が20日発表した3月の生産者物価指数は前年同月比30.9%増となり、統計を開始した1949年以降で最大の上昇率を4カ月連続で更新した。ロシアのウクライナ侵攻(2月24日開始)を受け、上げ幅は前月の25.9

ユーアイパスCEO、ルーマニア農業企業に出資

●ロッドバン社は国内農業分野のデジタル化で主導的な役割 ●ユーアイパスのディネスCEOは農業分野に初投資 ルーマニアのビジネスソフト大手ユーアイパス(UiPath)の共同設立者兼最高経営責任者(CEO)であるダニエル・デ

ロシア産石炭輸入をEUが8月から禁止、石油も視野に

欧州連合(EU)の欧州委員会は8日、ロシアからの石炭の輸入禁止などを柱とする対ロ追加制裁の詳細を正式発表した。木材やセメントなどの輸入も禁止するほか、ロシア船舶のEU域内への入港禁止、主要4銀行との全面的な取引禁止などを

3月インフレ率7.3%、1981年以来の高水準に

ドイツ連邦統計局が12日発表した3月の消費者物価指数は前年同月比7.3%増となり、1981年秋以来の大きなインフレ率を記録した。ロシアのウクライナ侵攻を受けてサプライチェーンのひっ迫と川上レベルの物価上昇が加速。特にエネ

卸売物価の上げ幅が統計開始後の最高に、3月は22.6%

ドイツ連邦統計局が12日発表した3月の卸売物価指数は前年同月比の上げ幅が22.6%に達し、統計を開始した1962年以降の最高を記録した。ウクライナに対するロシアの軍事侵攻(2月24日に開始)が反映された格好で、上昇率は前

インフレ率7.3%に急上昇、エネルギーは上げ幅40%に

ドイツ連邦統計局が3月30日発表した同月の消費者物価指数(暫定値)は前年同月比7.3%増となり、上げ幅は前月の同5.1%から一気に2.2ポイントも拡大した。ロシアのウクライナ侵攻が物価を直撃。1981年秋以来の高インフレ

値上げ計画の企業がまたも記録更新

Ifo経済研究所が3月30日発表した同月の独価格計画指数(DI)は前月の47.6ポイント(修正値)から54.6ポイントへと上昇し、これまでに引き続き過去最高を更新した。値上げを計画する企業の割合が値下げ計画の企業を約55

ヘンケル―CO2を20万トン削減へ、BASFの手法を取り入れ―

化学大手の独ヘンケルは3月31日、製品製造に伴い発生する二酸化炭素(CO2)の量の削減計画を発表した。同業BASFが開発したバイオマス・バランス・アプローチという手法を用い、主に欧州で製造する消費財で排出削減を図る。 バ

製造業の原料・部品不足、戦争で一段と悪化

原料や部品不足に苦慮する独メーカーの割合が3月は80.2%に達し、2月の74.6%から一段と増えたことが、Ifo経済研究所の企業アンケート調査で分かった。ロシアのウクライナ侵攻で調達難に拍車がかかった格好だ。調査担当者は

戦争勃発で穀物粉と食用油の需要急増

ドイツ連邦統計局は1日、今年第10週(3月7~13日)の穀物粉の小売販売量が昨年9月の週平均に比べ206%増えたことを明らかにした。2月24日に始まったロシアのウクライナ侵攻を受け、買いだめに走る消費者が多かったことが反

穀物取引プラットフォーム運営 Agriniser(ブルガリア)

穀物取引のオンラインプラットフォームを開発運営している。ブルガリアの穀物産業のサポートを目的に、売買の手続きを簡素化して他の欧州諸国とスムーズに取引ができるようにする。プラットフォームでは穀物相場や取引のオファーなどの情

消費者信頼感が急落、戦争勃発で購買力低下懸念強まる

市場調査大手GfKが29日発表したドイツ消費者信頼感指数の4月向け予測値はマイナス15.5ポイントとなり、3月の確定値(-8.5ポイント)から大幅に悪化した。ロシアのウクライナ侵攻でインフレの加速と景気の悪化が予想される

2月の輸入物価26.3%上昇

ドイツ連邦統計局が29日発表した2月の輸入物価指数は前年同月を26.3%上回った。上げ幅は前月の同26.9%をやや下回ったものの、依然として極めて大きい。これまでに引き続きエネルギーが全体を最も強く押し上げた。調査データ

域内農家に5億ユーロ特別補助、食料安全保障強化で

欧州連合(EU)の欧州委員会は23日、域内での食料増産に向けて、農家に総額5億ユーロの直接補助金を交付する計画を発表した。ロシアのウクライナ侵攻に伴う食料安全保障強化策の一環。加盟国と欧州議会の承認を経て実施する。 ウク

域内農家に5億ユーロ特別補助、食料安全保障強化で

欧州委員会は23日、EU域内での食料増産に向けて、域内の農家に総額5億ユーロの直接補助金を交付する計画を発表した。ロシアのウクライナ侵攻に伴う食料安全保障強化策の一環。加盟国と欧州議会の承認を経て実施する。 ウクライナと

生産者物価の上げ幅2カ月連続で記録更新、2月は26%に

ドイツ連邦統計局が21日発表した2月の生産者物価指数は前年同月比25.9%増となり、統計を開始した1949年以降で最大の上昇率を2カ月連続で更新した。これまでに引き続きエネルギーが全体を最も強く押し上げた。2月の数値は同

アルディ―400商品で値上げ―

ディスカウントストア大手のアルディが幅広い商品で値上げを行っている。コロナ禍に伴うコストの上昇がロシアのウクライナ侵攻で加速しているためで、約400種類の商品で売値を引き上げている。食品業界紙『レーベンスミッテル・ツァイ

ロシア・ウクライナ戦争で化学肥料の高騰に拍車

●ロシアは世界貿易の15%、カリ肥料に限ると17%を占める ●FAOは22/23農業年度の肥料参照価格が13%上昇すると予想 ロシアのウクライナ侵攻で、化学肥料の高騰に拍車がかかっている。ロシアが世界貿易の15%、カリ肥

エネルギー高騰でインフレ率が一段と上昇

ドイツ連邦統計局が11日発表した2月の消費者物価指数は前年同月を5.1%上回り、上げ幅は前月の同4.9%から一段と拡大した。幅広い分野での原材料・部品不足に伴う価格の上昇が川下に転嫁されていることや、エネルギー価格の高騰

2月の卸売物価16.6%上昇、戦争は未反映

ドイツ連邦統計局が14日発表した2月の卸売物価指数は前年同月比16.6%増となり、4カ月連続で16%台の大きな上げ幅を記録した。前年同月を上回るのは13カ月連続。コロナ禍からの世界経済の回復やそれに伴う原材料・部品不足が

バイエル―非農業分野の薬剤事業を投資会社に売却―

ライフサイエンス大手の独バイエルは10日、非農業分野の業務用薬剤を手がける「エンバイロサイエンス事業部」を投資会社シンヴェンに売却することで合意したと発表した。農業化学部門の経営資源を農業分野に絞り込む方針に基づく措置。

バイエル、非農業害虫駆除事業を投資会社に売却

ライフサイエンス大手の独バイエルは10日、非農業分野の害虫駆除剤を手がける「エンバイロサイエンス事業部」を英投資会社シンベンに売却することで合意したと発表した。農業化学部門の経営資源を農業分野に絞り込む方針に基づく措置。

労働市場に戦争が影響の恐れ、雇用改善は続く

ドイツ連邦雇用庁(BA)が2日発表した2月の失業者数は242万8,000人となり、前月を3万4,000人下回った。季節要因を加味したベースでも3万3,000人減少しており、デートレフ・シェーレ長官は、労働市場の回復が続い

2月インフレ率5.1%に上昇

ドイツ連邦統計局が1日発表した2月の消費者物価指数は前年同月比5.1%増となり、インフレ率は前月(4.9%)を0.2ポイント上回った。エネルギーの上げ幅が前月の20.5%から22.5%へと拡大。食料品も0.3ポイント増の

イスラエル、ドバイ万博で農水産技術のイベントを開催

●砂漠・乾燥地帯に応用できる農業ソリューションで意見交換 ●大規模な海洋牧場の整備プロジェクトも紹介 イスラエルが2月、ドバイ万博の食品・農業・家畜週間で、先端技術をテーマとするイベントを開催した。気候変動の影響が懸念さ

ウクライナ東部情勢、悪化すれば供給網に支障

●エネルギーだけでなく、穀物や資源も不足する危険 ●「EU加盟国の中では特にドイツの受ける打撃が大きい」=米識者 ウクライナ東部情勢の悪化で値上がりするのは石油や天然ガスだけではない。アナリストらは、ロシアとウクライナが

1月の生産者物価25%上昇、統計開始後最大の上げ幅に

ドイツ連邦統計局が21日発表した1月の生産者物価指数は前年同月比25.0%増となり、統計を開始した1949年以降で最大の上昇率を記録した。これまでに引き続きエネルギーが全体を最も強く押し上げた。 エネルギーは66.7%上

機械輸出がコロナ禍前の水準をほぼ回復

連邦統計局のデータをもとにドイツ機械工業連盟(VDMA)が18日発表した同国の2021年の機械輸出高は前年比9.8%増の1,794億ユーロとなり、コロナ禍前の水準をほぼ回復した。新規受注が高水準で推移しているうえ、生産の

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