マクロ経済

21年のEU新車販売2.4%減、半導体不足で2年連続低迷

欧州自動車工業会(ACEA)が18日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の2021年の新車乗用車の販売(登録)台数は970万192台となり、前年から2.4%減少した。半導体不足に伴う生産制約が響き、新型コロナウイルス感 […]

12月のユーロ圏インフレ率、確定値も5%

EU統計局ユーロスタットが20日に発表した2021年12月の消費者物価統計によると、ユーロ圏のインフレ率(確定値)は速報値と同じ前年同月比5.0%だった。前月の4.9%を上回り、過去最高を更新した。(表参照) 分野別では

トルコ中銀が金利据え置き、利下げ終了か

トルコ中央銀行は20日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を14%に据え置いた。インフレ率が過去19年間で最も高い水準にあることを踏まえたもの。中銀は4会合連続となる利下げを決めた前回の会合で、緩和サイ

21年GDP2.7%上昇、コロナ禍前の19年比では-2%に

ドイツ連邦統計局が14日発表した2021年の国内総生産(GDP、速報値)は物価調整後の実質で前年比2.7%増となり、2年ぶりに拡大した。内需と外需がともに伸びた。ただ、新型コロナウイルス感染拡大の局面が数度あり、その都度

21年卸売物価9.8%上昇、1974年以来の上げ幅に

ドイツ連邦統計局が12日発表した2021年の卸売物価指数は前年比9.8%増となり、第1次石油危機のただ中にあった1974年以来の大きな上げ幅を記録した。石油製品(上昇率32.0%)、鉱石・金属(同44.3%)が特に水準を

電機受注が11月も1ケタ増に、景況感は5カ月ぶりに改善

独電気電子工業会(ZVEI)が10日発表した同国電機業界の11月の新規受注高は前年同月を5.0%上回ったものの、増加率は2カ月連続で1ケタ台にとどまった。比較対象の2020年11月はコロナ禍からの経済回復が進み、受注が2

チェコの12月インフレ率は6.6%、6カ月連続で上昇

●食品の価格上昇が全体を押し上げ ●中銀はこれまで5会合連続で利上げを実施 チェコ統計局(CSU)が1月12日発表した12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で6.6%上昇し、上げ幅は前月から0.6ポイント拡大した。

ポーランド12月インフレ率8.6%、6カ月連続で上昇

●政府は一部製品につき時限的に付加価値税率を引き下げ ●中銀は引き締め策を継続の方針 ポーランド中央統計局(GUS)が14日発表した12月の消費者物価指数は前年同月比で8.6%上昇し、上げ幅は前月から0.8ポイント拡大し

ポーランド、付加価値税の時限減税を実施

●インフレ対策で燃料や食品などについて2月から引き下げ ●アナリストは減税分が価格に反映されるかどうかを疑問視 ポーランド政府は11日、一部製品の付加価値税率を2月から時限的に引き下げることを決定した。インフレ対策の第2

ユーロ圏貿易収支、11月は15億ユーロの赤字に

EU統計局ユーロスタットが14日に発表した2021年11月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は15億ユーロの赤字だった。輸入の伸びが輸出を大きく上回り、前年同月の黒字(250億ユーロ)から悪化し

チェコの12月インフレ率6.6%、6カ月連続で上昇

チェコ統計局(CSU)が12日に発表した2021年12月のインフレ率は前年同月比6.6%となり、上げ幅は前月から0.6ポイント拡大した。これは2008年9月(6.6%)以来の高水準。食品の価格上昇が全体を押し上げた。 項

独の21年GDPは2.7%増、2年ぶりのプラス成長に

ドイツ連邦統計局が14日に発表した2021年の国内総生産(GDP、速報値)は物価調整後の実質ベースで前年比2.7%増となり、2年ぶりにプラス成長を記録した。内需と外需がともに伸びた。ただ、新型コロナウイルス感染拡大の局面

ユーロ圏失業率、11月は7.2%に低下

EU統計局ユーロスタットが10日に発表したユーロ圏の2021年11月の失業率は7.2%となり、前月から0.1ポイント低下した。同月には欧州で新型コロナウイルス感染が急拡大したが、雇用改善が進み、失業率は前年同月の8.1%

12月インフレ率5.3%に、21年平均は93年以来の高水準

ドイツ連邦統計局が6日発表した2021年12月の消費者物価指数は前年同月比5.3%増(暫定値)となり、1992年6月以来の大きな上げ幅を記録した。エネルギー価格の上昇率は前月の22.1%から18.3%に低下したものの、食

輸入物価の上げ幅25%に拡大、エネルギーは2.6倍に

ドイツ連邦統計局が12月23日発表した11月の輸入物価指数は前年同月比24.7%増となり、上げ幅は前月の同21.7%を一段と上回った。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押し上げ、第1次石油危機の渦中にあった

製造業受注11月は3.7%増に

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が6日発表した2021年11月の鉱工業新規受注指数は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月を3.7%上回った。増加は2カ月ぶり。国外受注が好調で、全体が押し上げられた。国内は2.5%落ち込

11月鉱工業生産は微減

ドイツ連邦統計局と連邦経済省が7日発表した2021年11月の鉱工業生産指数(15年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で96.3(暫定値)となり、前月を0.2%下回った。減少は2カ月ぶり。経済省は前月の増加幅

チェコ中銀が大幅な追加利上げ、政策金利3.75%に

●物価の上昇に歯止めをかける目的 ●中銀は今後も積極的な金融引き締めの方針 チェコ中央銀行(CNB)は12月22日、主要政策金利である14日物レポ金利を1ポイント引き上げ、3.75%に設定した。利上げは5会合連続。市場は

輸出が2カ月連続増加、11月は前月比+1.7%に

ドイツ連邦統計局が7日発表した2021年11月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節要因調整後ベースで前月比1.7%増の1,257億ユーロへと拡大した。増加は2カ月連続。原材料・部品価格の上昇が製品価格に幅広く転嫁されている

ポーランド中銀が4会合連続で利上げ、政策金利2.25%に

●インフレの高進を見越し、先手を打つ形で利上げ ●中期的にインフレ率を目標値の2.5%に近づけることを目指す ポーランド中央銀行(NBP)は4日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を0.5ポイント引き上げ、2.25

ハンガリー中銀が追加利上げ、7会合連続

●インフレリスクを下げ、物価の安定を図る目的 ●中銀は今後も利上げを継続する意向を明言 ハンガリー中央銀行は12月14日、政策金利を0.3ポイント引き上げ、2.4%にすると発表した。利上げは7会合連続。インフレリスクを下

電機輸出、10月は増加幅4.4%に縮小

独電気電子工業会(ZVEI)が12月21日発表した同国電機製品の10月の輸出高は前年同月比4.4%増の189億ユーロとなり、これまでに引き続き拡大したものの、増加幅は前月の6.0%から縮小した。伸び率が1ケタ台にとどまる

11月機械受注23%増加

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が10日発表した独業界の11月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月比23%増となり、10カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。春・夏季に比べると前月同様、増加幅は小さい。コロナ禍で減少した

英のEU離脱で独社の現地事業に支障

欧州連合(EU)からの英国の離脱移行期間終了から1年が経過した現在、同国で事業を展開するドイツ企業の活動に支障が出ていることが、独商工会議所連合会(DIHK)の会員企業アンケート調査で分かった。DIHKのフォルカー・トラ

ユーロ圏生産者物価、11月は23.7%上昇

EU統計局ユーロスタットが6日に発表したユーロ圏の2021年11月の生産者物価(建設業を除く)は前年同月比で23.7%の上昇となった。原油や天然ガスなどエネルギーの価格高騰が物価を大きく押し上げる状況が続いている。(表参

ユーロ圏景況感、12月は5月以来の低水準

欧州委員会が7日に発表したユーロ圏の2021年12月の景況感指数(ESI、標準値100)は115.3となり、前月の117.6から2.3ポイント下落した。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染拡大、物価急上

ユーロ圏の小売業売上高、11月は7.8%増

EU統計局ユーロスタットが7日に発表したユーロ圏の2021年11月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比7.8%増となり、上げ幅は前月の1.7%を大きく上回った。前月を上回るのは2カ月ぶり。(表参照) 分野別で

ロシア中銀が7会合連続で利上げ、政策金利8.5%に

●インフレ率は11月に8.4%まで上昇 ●インフレ圧力は依然「著しく高い」=中銀 ロシア中央銀行は17日の金融政策決定会合で、主要政策金利の7日物入札レポ金利を7.5%から1ポイント引き上げ、8.5%とすることを決めた。

企業景況感が2月以来の低水準に

Ifo経済研究所が17日発表した12月のドイツ企業景況感指数(2015年=100)は前月を1.9ポイント下回る94.7となり、2月以来の低水準に落ち込んだ。新型コロナウイルスの感染状況が悪化したことで、小売店と消費者向け

製造業の輸出見通しが1月以来の低水準に

Ifo経済研究所が20日発表した12月の独製造業輸出期待指数(DI)は前月を3.7ポイント下回る12.1ポイントとなり、1月以来の低水準を記録した。同指数の悪化は2カ月ぶり。 Ifoは月例の企業景況感調査の一環としてメー

消費者信頼感が2カ月連続で大幅悪化

市場調査大手GfKが21日発表したドイツ消費者信頼感指数の1月向け予測値はマイナス6.8ポイントとなり、12月の確定値(-1.8ポイント)を5ポイント下回った。物価の上昇と新型コロナウイルスの感染拡大が響き、2カ月連続で

生産者物価が70年ぶりの上げ幅に、11月は19.2%

ドイツ連邦統計局が17日発表した11月の生産者物価指数は前年同月比19.2%増となり、1951年11月以来70年ぶりの大きな上げ幅を記録した。同物価の上昇は12カ月連続。エネルギーと中間財がこれまでに引き続き全体を強く押

ECBが緊急資産購入措置を3月末に終了

欧州中央銀行(ECB)は16日に開いた定例政策理事会で、コロナ禍対応として実施している緊急資産購入プログラムを予定通り2022年3月末に打ち切ることを決めた。ユーロ圏で物価が急上昇していることから、金融正常化の方向に舵を

原材料不足が化学業界を直撃、来年は生産成長率2%に

原材料不足が独化学業界(製薬を含む)に大きな影響をもたらしていることが、独化学工業会(VCI)の会員企業アンケート調査で分かった。それによると、原材料の供給不足を受けて生産を縮小した企業は35%に達した。「一時的に生産を

機械業界が生産予測引き下げ、部品不足で

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は14日、独業界の2021年の実質生産成長率を従来予測の10%から7%に引き下げた。新規受注高は好調で1-10月期に前年同期を34%上回ったものの、部品不足で生産調整を余儀なくされていること

ポーランド11月インフレ率7.8%、5カ月連続で上昇

●上げ幅は前月から1ポイント拡大 ●中銀は10月から3会合連続で利上げを実施 ポーランド中央統計局(GUS)が15日発表した11月の消費者物価指数は前年同月比で7.8%上昇し、上げ幅は前月から1ポイント拡大した。天然ガス

ハンガリー中銀が追加利上げ、7会合連続

●中銀は金融引き締めを継続する方針 ●国債購入も今月で停止 ハンガリー中央銀行は14日、政策金利を0.3ポイント引き上げ、2.4%にすると発表した。利上げは7会合連続。インフレリスクを下げ、物価の安定を図るため金融引き締

トルコ中銀が4会合連続で利下げ、緩和サイクルの終了も示唆

●高インフレ下で金利を下げる異例の措置を繰り返す ●中銀の決定を受け、リラは最安値を更新 トルコ中央銀行は16日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を1ポイント引き下げ、14%に設定した。利下げは4会合

トルコ最低賃金、50%引き上げへ

●新最低賃金は4,250トルコリラ(約275.40ドル)に ●インフレ率上昇で国民に生活不安が広がっていることが背景に トルコのエルドアン大統領は17日、最低賃金を来年1月1日付で約50%引き上げると発表した。新最低賃金

ECBが緊急資産購入措置を3月末に終了、従来の金融緩和は継続

欧州中央銀行(ECB)は16日に開いた定例政策理事会で、コロナ禍対応として実施している緊急資産購入プログラムを予定通り2022年3月末に打ち切ることを決めた。ユーロ圏で物価が急上昇していることから、金融正常化に舵を切る。

11月のEU新車販売20%減、半導体不足で低迷続く

欧州自動車工業会(ACEA)が17日に発表したEU(マルタを除く26カ国)の11月の新車乗用車の販売(登録)台数は71万3,346台となり、前年同月から20.5%減少した。半導体不足でメーカーが減産を迫られる状況が続いて

ユーロ圏鉱工業生産、10月は1.1%上昇

EU統計局ユーロスタットが14日に発表したユーロ圏の10月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比1.1%の上昇となり、0.2%の低下だった前月から改善した。プラスとなるのは7月以来3カ月ぶり。(表参照) 分野別

ユーロ圏の貿易収支、10月は36億ユーロの黒字

EU統計局ユーロスタットが16日に発表した10月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は36億ユーロの黒字となった。輸入の伸びが輸出を大きく上回り、黒字幅は前年同月の298億ユーロから大きく縮小した

灯油価格の上げ幅2カ月連続100%超に

ドイツ連邦統計局が10日に発表した11月の消費者物価統計の詳細によると、前年同月比のインフレ率は5.2%となり、1992年6月(同5.8%)以来の高水準に達した。昨年はコロナ禍で石油製品の価格が急落していたうえ、7~12

卸売物価の上げ幅が統計開始後の最高に

ドイツ連邦統計局が13日発表した11月の卸売物価指数は前年同月比16.6%増となり、統計を開始した1962年以降の最高を記録した。同物価の上昇は10カ月連続。6月以降は上げ幅が2ケタ台に上っている。景気の回復を背景に原料

輸出が3カ月ぶりに増加、10月は前月比+4.1%に

ドイツ連邦統計局が9日発表した10月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節要因調整後ベースで前月比4.1%増の1,170億ユーロへと拡大した。増加は3カ月ぶり。原材料価格の上昇が製品価格に幅広く転嫁されていることが反映されて

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