国家・地方自治体

仏全土で年金改革反対デモ、一斉ストで市民生活に影響

フランス各地で19日、受給開始年齢の引き上げを柱とする年金制度改革案に反対する大規模なデモが行われた。マクロン政権は物価高騰対策で財政赤字が拡大する中、年金制度を維持するために改革が必要だと訴えるが、世論調査では6割以上 […]

ルフトハンザ、伊ITA買収を政府に提案

欧州航空大手の独ルフトハンザは18日、経営破綻した伊アリタリア航空の後継として設立された国有ITAエアウェイズの買収を伊経済・財務省に提案したと発表した。同省が同意すれば独占交渉を開始する。ITAをめぐってはルフトハンザ

オランダが陸上の油田探査を禁止、ガス田も制限

オランダ政府は20日、国内での新たな天然ガス・油田の探査を制限すると発表した。脱炭素化を推進するためで、オンショア(陸上)での油田を禁止し、ガス田探査も制限する。 オンショアのガス田探査は、すでに認可されている案件に限っ

独ヴィンタースハル、ロシアから全面撤退

独化学大手BASFの天然ガス・石油子会社ヴィンタースハル・デーエーアーは17日、ロシア事業からの全面撤退方針を発表した。現地合弁会社の所有権を事実上、はく奪されたことを受けた措置。これに伴い2022年10-12月期(第4

米車部品大手リア、ロシアから撤退

米自動車内装部品大手のリア・コーポレーションがロシアから撤退する。レイ・スコット最高経営責任者(CEO)がこのほど明らかにしたもので、今年上半期中の工場売却を目指している。 同社はロシアで3つのシート工場を運営している。

トルコ国産EV、発売は秋にずれ込み

トルコで開発から製造を手がける初の純国産車の発売が今秋にずれ込みそうだ。コロナ禍によるさまざまな影響があったため。これまでは1~3月期中を予定していた。 国産の乗用電気自動車(EV)を開発製造する合弁会社TOGGのギュル

トルコ中銀が政策金利9%で据え置き、2会合連続

トルコ中央銀行は19日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を9%に据え置いた。金利据え置きは2会合連続。前々回まで4会合連続で利下げを行っていた中銀は、金利がエルドアン大統領の求める1桁台まで下がったこ

長距離公共交通機関でマスク着用義務廃止

ドイツ政府は13日、長距離公共交通機関でのマスク着用義務を2月2日付で廃止すると発表した。新型コロナウイルスの感染状況が安定し、医療ひっ迫のリスクが低いことを受けた措置。近距離公共交通機関でのマスク着用を廃止する州が増え

台湾積体電路製造―欧州工場はドレスデンに建設か―

半導体受託製造の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は12日の決算発表で、欧州工場の建設を検討していることを明らかにした。実現すれば同社初の欧州生産拠点となる。『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙によると、

シーメンス・エナジー―イラクの電力プロジェクト受注―

独電力設備大手シーメンス・エナジーのクリスティアン・ブルッフ社長は13日ベルリンで、イラクのザヤド・アルリジ電力相と提携合意を結んだ。ムハンマド・スダニ首相の訪独に合わせたもので、ロベルト・ハーベック経済相およびイラクの

シーメンス―印で電気機関車1200台受注―

電機大手の独シーメンスは16日、国有企業インド鉄道(IR)から電気機関車1,200台を受注したと発表した。受注高はメンテナンスを含めて計30億ユーロで、シーメンスの鉄道部門の受注では過去最大。インドの二酸化炭素(CO2)

空きポストが埋まらない企業、過去最高の53%に

空席となっているポストが長期間、埋まらない企業の割合がドイツで昨年53%に達し、過去最高を記録したことが、独商工会議所連合会(DIHK)の会員企業アンケート調査で分かった。DIHKは全国の空きポスト数が推定200万件に達

米車部品大手リア、ロシアから撤退

●今年上半期中の工場売却を目指す ●同国事業の従業員数は約1,000人で、年間売上高は1億ドル 米自動車内装部品大手のリア・コーポレーションがロシアから撤退する。レイ・スコット最高経営責任者(CEO)がこのほど明らかにし

中東欧経済、減速の見通し=世銀予測

●高インフレや金利上昇、投資縮小、戦争による混乱など背景に ●ウクライナは戦争が激化しなければ、3.3%の成長に転換 世界銀行はこのほど、中東欧経済が今年、減速するという見通しを示した。高インフレや金利上昇、投資縮小、ウ

22年GDP1.9%拡大、コロナ禍前の水準を凌駕

ドイツ連邦統計局が13日発表した2022年の国内総生産(GDP)は物価調整後の実質で前年を1.9%上回った。上げ幅は前年の2.6%を下回ったものの、ルト・ブラント局長はロシアのウクライナ侵攻、エネルギー価格の高騰、高イン

ルーマニア中銀が追加利上げ、引き締めサイクルは終了か

●石油価格の下落を受け燃料価格高騰に歯止めがかかりつつある ●エコノミストは「中銀が利下げに転じることはない」との見方 ルーマニア中央銀行は10日、政策金利を0.25ポイント引き上げ、7%とすることを決めた。利上げは6会

独首相が次期国防相を指名、現職ランプレヒト氏の辞意を受け

ドイツのオーラフ・ショルツ首相(社会民主党=SPD)は17日、ニーダーザクセン州のボリス・ピストリウス内相(同)を次期国防相に指名した。クリスティーネ・ランプレヒト国防相(同)の辞意表明を受けた措置。大統領による任命を経

独の22年GDPは1.9%増、コロナ禍前の水準を凌駕

ドイツ連邦統計局が13日発表した2022年の国内総生産(GDP)は、物価調整後の実質ベースで前年比1.9%増だった。上げ幅は前年の2.6%を下回ったものの、ルト・ブラント局長はロシアのウクライナ侵攻、エネルギー価格の高騰

ユーロ圏鉱工業生産、11月は2カ月ぶりプラス

EU統計局ユーロスタットが13日に発表したユーロ圏の2022年11月の鉱工業生産指数(季節調整済み、速報値)は前月比で1.0%の上昇となった。プラスとなるのは2カ月ぶり。サプライチェーンの混乱が解消されつつあることなどで

ユーロ圏貿易収支、11月も赤字に

EU統計局ユーロスタットが13日に発表した2022年11月の貿易収支(速報値、季節調整前)統計によると、ユーロ圏の収支は117億ユーロの赤字だった。赤字となるのは13カ月連続。赤字幅は前月の265億ユーロから縮小した。(

ユーロ圏失業率、11月も過去最低水準

EU統計局ユーロスタットが9日に発表したユーロ圏の2022年11月の失業率は前月と同水準の6.5%で、統計を開始した1998年4月以降の最低記録を維持した。(表参照) EU27カ国ベースの失業率も前月から横ばいの6.0%

ユーロ圏小売業売上高、2カ月連続マイナス

EU統計局ユーロスタットがこのほど発表したユーロ圏の2022年11月の小売業売上高(速報値・数量ベース)は前年同月比2.8%減だった。マイナスとなるのは2カ月連続。物価高が個人消費を圧迫している。(表参照) 下げ幅は前月

ユーロ圏住宅価格、7~9月期も上昇鈍化

EU統計局ユーロスタットが10日に発表したユーロ圏の2022年7~9月期の住宅価格は、前年同期比で6.8%の上昇となり、上げ幅は過去最高だった1~3月期の9.8%、前期の9.2%を下回った。上昇率の鈍化は2期連続。(表参

仏政府が年金改革案発表、受給開始64歳に引き上げ

フランス政府は10日、受給開始年齢の引き上げを柱とする年金制度改革案を発表した。物価高騰対策で財政赤字が拡大する中、持続可能な年金制度の確立に向け、実質的な定年退職年齢にあたる受給開始年齢を段階的に引き上げる。野党や労働

スウェーデンが原発増設、法案提出へ

スウェーデンのクリステション首相は11日、国内で原子力発電所を増設する法案を準備していることを明らかにした。電力を安定的に供給する体制の強化が目的で、原発の数を規制する現行法を改正し、どこにでも新設できるようにする。20

ベルギー政府と仏エンジー、原子炉稼働10年延長で合意

ベルギー政府は9日、仏電力大手エンジーが運営する原子炉2基の稼働を10年延長することで同社と合意したと発表した。同国は2025年までに国内の原子力発電所を全て閉鎖する計画だったが、ロシアによるウクライナ侵攻に伴う電力不足

ポーランド中銀、4会合連続で金利据え置き

●インフレ対策から経済成長に金融政策の焦点を移す ●今年末のインフレ率は中銀の予想を上回るリスク=蘭ING銀 ポーランド中央銀行(NBP)は4日、主要政策金利である7日物レファレンス金利を6.75%に据え置くことを決めた

消費者信頼感3カ月連続改善

市場調査大手GfKが12月21日に発表したドイツ消費者信頼感指数の1月向け予測値は12月の確定値(-40.1ポイント)を2.3ポイント上回るマイナス37.8ポイントへと改善した。同指数の上昇は3カ月連続。高騰している天然

1月1日付の法令改正

【労働・社会保障・家族】 ・通称で「ハルツ4」と呼ばれる「失業手当2(求職者基礎保障給付金)」が「市民手当(ビュルガーゲルト)」に名称変更。制裁・保有資産規制が緩和されるとともに、資格取得や再教育の側面が強化。給付額も引

トルコ中銀が金利据え置き、緩和サイクル終了

●中銀は高インフレ下でも緩和政策を継続していた ●6月の同時選挙に向け緩和サイクル再開の圧力は強まる可能性 トルコ中央銀行は12月22日の金融政策決定会合で、主要政策金利である7日物レポ金利を9%に据え置いた。金利据え置

ユニパー―国有化が完了―

ドイツ政府は12月22日、ロシアの天然ガス供給削減・停止で経営が悪化したエネルギー大手ユニパーへの出資手続きが完了したと発表した。臨時株主総会と欧州連合(EU)欧州委員会の承認を受けたことから、同社を国有化。天然ガスの国

RWE―水素分野で同業エクイノールと戦略協業―

エネルギー大手の独RWEは5日、ノルウェー同業エクイノールと水素分野で戦略パートナーシップを締結したと発表した。独・欧州の脱炭素化を促進するとともに、エネルギー安定供給を確保する狙い。 エクイノールはまず、天然ガスを原料

ビオンテック―ガン治療分野などで英政府と協業―

バイオ医薬品大手の独ビオンテックは6日、英国政府と伝令RNA(mRNA)を用いたがん免疫療法などの分野で協業することで基本合意した。新薬の開発を加速し、患者が速やかにメリットを享受できるようにする狙い。ビオンテックのウー

中国からの入国者に陰性証明を義務化

ドイツのカール・ラウターバッハ保健相は5日、中国からの入国者に新型コロナウイルスの陰性証明の提示を義務付ける意向を表明した。ラウターバッハ氏はこれまで、同国からの入国を制限する必要はないとしてきたが、欧州連合(EU)加盟

ユーロ圏生産者物価、上昇率が縮小

EU統計局ユーロスタットが5日に発表したユーロ圏の2022年11月の生産者物価(建設業を除く)は、前年同月比27.1%だった。記録的な物価高を受けて高水準を維持しているものの、上げ幅は前月の30.5%から縮小した。(表参

ユーロ圏景況感、2カ月連続改善

欧州委員会が6日に発表したユーロ圏の2022年12月の景況感指数(ESI、標準値100)は95.8となり、前月の94.0から1.8ポイント上昇した。同指数はロシアがウクライナに侵攻した直後の3月から下落が続いていたが、2

ユーロ圏建設業生産高、10月は2.2%増

EU統計局ユーロスタットが12月19日に発表したユーロ圏の2022年10月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は、前年同月比で2.2%増加し、10カ月連続のプラスとなった。上げ幅は前月の0.9%を上回った。(表参照)

ユーロ圏労働コスト、7~9月は2.9%上昇

EU統計局ユーロスタットが12月19日発表したユーロ圏の2022年7~9月期の労働コスト(時間当たり)上昇率は、物価変動を加味しない名目ベースで前年同期比2.9%だった。上げ幅は前期の3.8%を下回った。(表参照) 労働

独エネルギー大手ユニパー、国有化が完了

ドイツ政府は12月22日、ロシアの天然ガス供給削減・停止で経営が悪化したエネルギー大手ユニパーへの出資手続きが完了したと発表した。臨時株主総会と欧州連合(EU)欧州委員会の承認を受けたことから、同社を国有化。天然ガスの国

住友商事、トルクメンにタクシー・バスを輸出

住友商事は12月19日、トルクメニスタン自動車庁向けにトヨタ自動車のタクシーとバスを合計2,110台輸出する契約を結んだと発表した。内訳はタクシーが780台、バスが1,330台で、同国の約1年分の新車総輸入台数に匹敵する

12月のユーロ圏インフレ率9.2%、2カ月連続で縮小

EU統計局ユーロスタットが6日に発表したユーロ圏の2022年12月のインフレ率(速報値)は前年同月比9.2%となり、前月の10.1%から0.9ポイント縮小した。インフレ率の鈍化は2カ月連続。3カ月ぶりに1ケタに戻った。(

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