建設、土木

バルト諸国で事業用不動産需要が回復

バルト諸国で首都を中心にオフィスや店舗など事業用不動産の需要が回復していることが、不動産仲介大手オーバーハウスがこのほどまとめた報告書『リアルエステート・マーケット2013』で明らかになった。 \ オフィスの空室率は昨年 […]

ユーロ圏建設業生産高、5月は5.1%減

EU統計局ユーロスタットが17日発表した5月のユーロ圏の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比で5.1%減となり、3カ月連続で低迷した。建築が5.2%減、土木が5.8%減だった。(表参照) \ EU28カ国ベー

石炭大手KWの発電所建設に日中韓3社が応札

ポーランドの石炭大手コンパニア・ヴェングロヴァ(KW)はこのほど、石炭火力発電所建設に向けた入札で、三井物産と韓国のサムスンC&T、中国の山東電力集団公司(SEPCO)の3社が応札したと発表した。KWは3社から

ユーロ圏住宅価格、1-3月期は2.2%下落

EU統計局ユーロスタットが11日発表した2013年1-3月期の住宅価格統計によると、ユーロ圏17カ国の平均価格は前年同期比で2.2%下落し、下げ幅は前期の1.7%から膨らんだ。(表参照) \ EU27カ国ベースでは1.4

Hochtief AG―ファシリティ・エネルギー管理事業を売却―

建設大手の独Hochtief(エッセン)は6月28日、ファシリティ・エネルギー管理事業(サービス・ソリューション事業)を産業向けサービス大手の仏Spieに売却すると発表した。取引金額は約2億5,000万ユーロ。独禁当局の

仏ラファルジュ、北米石膏ボード事業を売却

建材大手の仏ラファルジュは6月24日、北米の石膏ボード事業を米投資ファンドのローン・スターに売却することで合意したと発表した。売却額は7億ドル。 \ ラファルジュは世界最大のセメントメーカーだが、2007年に実施したエジ

Alpine Bau GmbH―経営破たんで事業の個別売却へ―

オーストリア2位の建設会社Alpine(ヴァルス)は19日、会社更生手続きの適用を申請した。経営再建をめぐる債権者との協議が決裂したため。倒産後に行った出資交渉が24日に決裂したため、今後は個々の事業を切り売りすることに

建材業界、今年は小幅成長見込む

独建材業界団体BBSのアンドレアス・ケルン会長は23日、今年の業界生産高が最大でも前年比1%増にとどまるとの見通しを明らかにした。第1四半期の天候不順で建設活動が鈍ったうえ、交通インフラ投資額が実質減となる公算も高いため

Allianz SE―ブラジル事業を大幅強化へ―

保険大手の独Allianz(ミュンヘン)がブラジル市場の開拓を強化する。所得水準が上がり中間層が増えているにも関わらず、保険に加入する市民が依然として少ないためだ。現地法人Allianz Seguros S.A.のエドワ

建設業界売上、今年は2%増加見通し

独建設業全国連盟(HDB)は5日、業界売上高が今年は名目で2%増加するとの予測を発表した。冬の寒波の長期化や5月の悪天候、現在ドイツを襲う洪水などのマイナス要因はあるものの、受注残高が1999年以来最高の270億ユーロ強

印タタ・パワーなど3社、グルジアに水力発電所建設

印財閥タタ・グループ傘下の電力大手タタ・パワー、ノルウェーの水力発電事業者クリーン・エナジー・インベスト、国際金融公社(IFC)インフラベンチャーズファンドは先ごろ、グルジアに水力発電施設を建設するプロジェクトの実施で合

独成長率予測を0.3%に下方修正=商工会議所

ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は23日、2013年の独国内総生産(GDP)を従来予測の前年比実質0.7%増から同0.3%増へと引き下げた。第1四半期の成長率が鈍かったほか、会員企業を対象に実施した景況感調査で事業の現

企業景況感3カ月ぶりに改善

Ifo経済研究所が24日発表した2013年5月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は前月の104.4から105.7へと1.3ポイント上昇し、3カ月ぶりに改善した。事業の現状判断が好転したことが大きい。Ifoのカイ

Paul Bauder GmbH & Co. KG―東欧市場向け工場を墺に建設―

屋根材メーカーの独Paul Bauder(シュツットガルト)は23日の決算発表で、同社初の国外工場をオーストリアのブルックに設置すると発表した。2014年から瀝青シートの生産を開始、主に東欧市場向けに出荷する。 \ Pa

Bilfinger

建設大手の独Bilfingerは27日、道路や公共施設などの運営を請け負うコンセッション事業から撤退する方針を明らかにした。戦略的な重要性がなくなったためとしている。今後、関心を示す投資家と売却交渉を行う意向だ。同社は主

ドイツ経済、景気後退入りを回避

ドイツ連邦統計局が15日発表した2013年第1四半期の国内総生産(GDP)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前期比0.1%増(速報値)となった。2四半期連続のマイナス成長(景気後退入り)は回避された格好(グラフ参照

墺建設大手アルピネ、道路建設監督局との契約解除

オーストリア建設大手アルピネ・バウは14日、高速道路の道路橋建設に関するポーランドの道路建設監督局(GDDKiA)との請負契約を解除したと発表した。 \ アルピネは2010年にGDDKiAから高速道路A1号線のシフィエル

スロバキア、インフラ整備に80億ユーロ

スロバキア政府は今後4年間で輸送インフラの整備に80億ユーロを投じる計画だ。ポチャテク交通相がこのほど明らかにした。 \ 2015年末までに310キロメートルの高速道路および幹線道路の建設に着手し、133キロを完成させる

モンテネグロの送電網整備に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は8日、モンテネグロの送電網整備プロジェクトに最大で6,000万ユーロを融資することを決定したと発表した。同国の電力セクターを支援する事業の一環。 \ 融資はモンテネグロの送電会社CGESが計

クライペダ港、大規模なインフラ投資

リトアニアのクライペダ港では、大規模なインフラ整備計画が進んでいる。同港はバルト海最北の不凍港であり、コンテナ貨物取扱量はバルト3国最大で、特にベラルーシ、ウクライナ、中央アジア方面の貨物輸送では重要な役割を持つ。 \

鉱工業生産が大きく拡大、3月+1.2%に

ドイツ連邦経済省が8日発表した2013年3月の鉱工業生産指数(製造、エネルギー、建設業が対象)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比1.2%増となり、2月に引き続き改善した。製造業受注がこのところ好調なほか、悪天

HeidelbergCement AG―新興国事業を強化へ―

セメント大手の独HeidelbergCemetが8日発表した2013年1-3月期(第1四半期)決算の最終損益は1億8,400万ユーロの赤字となり、損失幅は前年同期の1億5,900万ユーロから膨らんだ。主力市場の欧州で冬の

Hochtief AG―空港運営部門を売却―

独建設大手Hochtiefは7日、空港運営部門のHochtief Airportをカナダの年金基金PSP Investmentsに売却することで合意したと発表した。売却額は11億ユーロ。 \ Hochtief Airpo

Dyckerhoff

建材大手の独Dyckerhoffは10日、親会社の伊Buzzi Unicemが同社を完全買収すると発表した。1株当たり47.16ユーロでスクイーズアウト(他の株主からの強制的な株式買い上げ)を実施し、出資比率を現在の96

建設業界売上、今年は2%増の見通し

ドイツの建設業界団体HDBとZDBは14日発表した共同予測で、2013年の業界売上高が前年比2%増の945億ユーロ(名目)に拡大するとの見通しを明らかにした。冬の悪天候が長引いた影響で、第1四半期売上は減少したものの、業

ナブッコ・パイプライン、オープンシーズンを開始

カスピ海周辺国の天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶ「ナブッコ・パイプライン」プロジェクトの推進母体であるナブッコ・ガスパイプライン・インターナショナル(NIC)は6日、パイプラインの容量利用者の公募(オープンシーズン)プロ

独ホーホティーフ、空港運営部門を売却

独建設大手ホーホティーフは7日、空港運営部門のホーホティーフ・エアポートをカナダの年金基金PSPインベストメンツに売却することで合意したと発表した。売却額は11億ユーロ。 \ ホーホティーフ・エアポートはアテネ、ブダペス

セルビア政府、墺建設2社に1千万ユーロ返済へ

オーストリアの建設大手アルピネとポルがセルビア政府に総額7,500万ユーロの賠償を求めていた問題で、国際商業会議所(ICC)のパリ仲裁裁判所はこのほど、セルビア政府に1,000万ユーロあまりの支払いを命じた。受注した高速

Thyssenkrupp

鉄鋼系複合企業の独Thyssenkruppは6日、鉄道用レール製造・敷設事業の売却方針を発表した。独市場の成長余地が小さいほか、価格圧力も高まっているためと説明している。同事業の売上高は4億ユーロ、従業員数は800人。

独企業景況感2カ月連続で悪化

Ifo経済研究所が4月24日発表した2013年4月のドイツ企業景況感指数(2005年=100)は104.4となり、前月の106.7から2.3ポイント低下した。同指数の悪化は2カ月連続。事業の現状判断を示す指数と今後6カ月

プレハブ住宅の売上好調

プレハブ住宅の需要が拡大している。エネルギー効率が高いうえ、住宅ローン金利も低下しているためだ。中堅メーカーFingerhaus(フランケンベルグ)のマティアス・シェーファー社長への取材をもとに4月29日付『フランクフル

コンティネンタル、建設トラック用のシングルタイヤ開発

独自動車部品大手コンティネンタルは、建設車両向けに新たなシングルタイヤ「HDC 385/65シリーズ」を開発した。整地されていない建設現場での搬送作業など、一般のトラックに比べ過酷な道路環境に対応できるラジアルタイヤで、

トランスネフチ、東シベリアに新パイプライン建設

ロシアの国営パイプライン運営会社トランスネフチは、東シベリアに新たなパイプラインを建設する。石油業界ニュースポータル「Neftsgaz.ru」が、トランスネフチのトカレフ社長の話として伝えたところによると、今夏に建設計画

Ferrostaal GmbH―リストラへ―

産業サービス大手の独Ferrostaalが従業員を削減する計画だ。事業環境の変化を受けた措置。カイハンス・エヴァルトゼン社長への取材をもとに17日付『ハンデルスブラット』紙が報じた。 \ エッセン本社で従業員480人のう

建機市場で中国勢躍進、先進国メーカーは対策が必要に

建設機械業界で中国メーカーの存在感が高まっている。企業コンサルティング大手のオリバー・ワイマンがこのほど発表した業界動向によると、世界の建機市場は今後8年間、年率2.8%のスピードで成長し、2020年には12年の1.25

ユーロ圏建設業生産高、2月は0.8%増

EU統計局ユーロスタットが17日発表した2013年2月のユーロ圏の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比0.8%増となり、14カ月ぶりに伸びを記録した。建築が0.9%増、土木が0.3%増だった。(表参照) \

ポズナン市、ゴミ焼却施設建設

ポーランド西部のポズナン市はこのほど、シタ・ポルスカ・エネルギアとゴミ焼却発電施設の合同建設プロジェクトに調印した。シタは仏エネルギー大手スエズ・エンバイロンメントと欧州のエネルギー・インフラプロジェクトを支援するマルグ

ロシア鉄道、東シベリアと極東でインフラ投資強化

ロシア鉄道(RZD)は、東シベリアと極東でインフラ投資を強化する。同社が先ごろ極東国家開発委員会に提出した計画書によると、2018年までに総額5,620億ルーブル(140億ユーロ)を投じてこれらの地域の鉄道網を整備する。

カザフ議会、火力発電所の建設計画を承認

カザフスタンの議会はこのほど、国営エネルギー会社サムルク・エネルゴのバルハシ火力発電所を、韓国電力公社およびサムスンC&Tが建設する計画を承認した。サムルク・エネルゴは現在、発電所の建設に向けた準備作業を進めて

ユーロ圏住宅価格、10-12月期は1.8%低下

EU統計局ユーロスタットが11日発表した2012年10-12月期の住宅価格統計によると、ユーロ圏の価格は前年同期比で1.8%低下した。前月の下げ幅は2.2%。EU27カ国ベースでは1.4%下落した。(表参照) \ 主要国

日揮、ロシアでLNGプラント受注

プラント建設大手の日揮は3日、仏油田サービスグループのテクニップと共同でロシアのヤマル液化天然ガス(LNG)プラント設計を受注したと発表した。同社のロシアでの受注は初めてで、これを足がかりにガス大国、ロシアでの事業拡大を

墺建設大手ストラバグ、ポーランドで道路建設工事受注

ポーランドで先ごろ実施された準高速道路(エクスプレスフカ)S8号線の一部区間の建設工事をめぐる入札で、オーストリアの建設大手ストラバグが落札者となった。落札額は4億5,900万ズロチ(1億1,000万ユーロ)だった。ポー

企業景況感5カ月ぶりに悪化

Ifo経済研究所が22日発表した2013年3月のドイツ企業景況感指数は106.7となり、前月の107.4から0.7ポイント落ち込んだ。同指数の悪化は5カ月ぶり。事業の現状判断を示す指数と今後6カ月の見通しを示す期待指数が

中国電工設備総公司、ラファコとの提携に意欲

ポーランド市場への進出を目指す中国電工設備総公司(CNEEC)は、現地のエンジニアリング企業のラファコ(Rafako)との提携を検討している。発電所の建設事業などで協力したい考えだ。19日付けポーランド紙『ワルシャワ・ヴ

ユーロ圏建設業の不振止まらず、1月生産高は7.3%減

ユーロ圏で建設業の不振が深刻化している。EU統計局ユーロスタットが19日発表した2013年1月の建設業生産高(季節調整済み、速報値)は前年同月比7.3%減となり、13カ月連続で低迷。下げ幅は前月の4.6%を大きく上回った

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