独工作機械業界、第2四半期受注が71%増加
ドイツ工作機械工業会(VDW)が18日発表した2010年第2四半期の同業界の新規受注高は前年同期比で71%増加し、1970年代初頭以来の急成長となった。国内受注が81%増と特に伸び率が大きく全体をけん引。国外受注も66% […]
ドイツ工作機械工業会(VDW)が18日発表した2010年第2四半期の同業界の新規受注高は前年同期比で71%増加し、1970年代初頭以来の急成長となった。国内受注が81%増と特に伸び率が大きく全体をけん引。国外受注も66% […]
連邦カルテル庁は12日、褐炭発電所用蒸気ボイラーの公開入札にからんで計4社が1990年代から2003年にかけてカルテルを結んでいたとして、現存する1社に対し約9,100万ユーロの制裁金支払いを命じた。 \ カルテルに関与
チェコの軽飛行機メーカーであるエベクターが、ロシアのウリヤノフスク州で新型軽飛行機「EV-55 Outback」の組立工場を設置する。ロシアのRIAノーボスチ通信によると、同社はこのほど、同州知事と工場建設に関する契約を
独機械メーカーのジーンペルカンプが、リトアニアの木材加工メーカーであるVakaru Medienos Grupe(VMG)から、パーティクルボード製造ライン一式を受注した。取引金額は明らかにされていない。VMGのベラルー
独塗装設備大手のデュルが5日発表した2010年4-6月期決算(国際会計基準:IFRS)の営業利益(EBITベース)は710万ユーロとなり、前年同期の140万ユーロから5倍以上に改善大した。主要顧客である自動車産業の回復と
独産業設備メーカーのアイゼンマンは11日、産業設備のメンテナン事業を展開する米マクレランからインドの産業設備メーカーHaden Indiaを買収すると発表した。取引価格は公表しないことで合意している。アイゼンマンは今年6
ドイツ連邦経済省が5日発表した2010年6月の製造業受注高(暫定値)は前月比で実質3.2%増と大幅に拡大した。世界的な景気回復のほか、大型受注が極めて多かったことがプラスに働いた。地域別では国外受注が5.7%増えて全体を
印刷機械大手の独Koenig & Bauer(KBA、ヴュルツブルク)が同業Manrolandとの合併を検討している。同社のヘルゲ・ハンゼン社長が10日公開された『ハンデルスブラット(HB)』紙のインタビュー記
印刷機械最大手の独Heidelberger Druckmaschinenは10日、2010年6月末時点の受注残高が前年同日から31.5%増の8億1,000万ユーロに拡大し、過去18カ月で最高となったと発表した。ここ数カ月
ドイツ企業を買収する中国企業が増えてきた。主なターゲットは自動車・機械・環境関連企業。中国当局による煩雑で厳しい審査がネックとなり、買収を果たした中国企業はまだ少ないものの、急成長による豊富な資金力を背景に高い技術力を持
日立製作所は5日、ポーランドの電力会社から初めて脱硝装置を受注したと発表した。現地建設会社エネルゴモンタジュ・ポウノツ(EMP)と共同で受注したもので、取引総額は約40億円に上る。2012年から納入を開始する。 \ 今回
独電機大手のシーメンスは5日、スイスのデベロッパー企業アドバンスド・パワーがハンガリーとドイツで推進するコンバインドサイクル発電所プロジェクトに参加すると発表した。両プロジェクトの規模は総額15億ユーロ。シーメンスはグル
三菱重工業とオーストリアのIvicom Consultingからなる企業連合が、モンテネグロに風力発電所を設置する。出力規模は50メガワットで、将来的に、77ワットへの拡張が可能だ。投資額は推定7,900万~9,000万
産業用ロボット・機械大手の独クーカ(KUKA、アウグスブルク)が3日発表した2010年中間決算(1-6月期)の営業利益(EBITベース)は670万ユーロとなり、前年同期の2,290万ユーロの赤字から改善した。主要取引先で
ポンプ大手の独KSBはこのほど、イタリアのオートメーション化・駆動装置メーカーITACO/REELの過半数資本を取得し傘下に収めた。ITACO/REELはKSBに5年以上前からポンプ駆動装置を供給している。KSBは今回の
ドイツ機械工業連盟(VDMA)が2日発表した独業界の2010年6月の新規受注高は前年同月を実質62%上回り、前月に引き続き高い伸びを記録した。世界的な景気回復のほか、比較対象の09年6月は受注が最低水準に落ち込んでいたこ
7月24日にサウジアラビアのリヤド空港で墜落したルフトハンザの貨物機について、安全性の問題が以前から指摘されていたことが分かった。2日付『南ドイツ新聞』が報じた。 \ 事故機はマクドネル・ダグラス(現ボーイング)製の「M
経済危機でやや悪化していたドイツの労働市場が再び活気づいてきた。連邦統計局によると、2010年6月の就労人口は4,030万人となり、同月としては統一後最高を記録。企業の新規採用は世界不況のしわ寄せを最も強く受けた製造業に
電機大手の独Siemens(ミュンヘン)が7月29日発表した2010年4-6月期(第3四半期)の新規受注高は、前年同期比22%増の208億7,100万ユーロと大幅に拡大した。新規受注増となったのは経済危機の発生後初めて。
電機大手の独Siemens(ミュンヘン)は7月29日、組み立てシステム子会社SEAS(Siemens Electronics Assembly Systems GmbH & Co. KG)を蘭半導体製造装置大手
技術監査大手のDekra(シュツットガルト)が同業のQSB GmbH & Co. KG(リュプベッケ)を1日付で買収した。非破壊検査事業を強化することが狙い。取引価格は公表しないことで合意した。 \ QSBは建
商用車・機械大手の独MAN(ミュンヘン)が7月29日発表した2010年1-6月期(上半期)決算の営業利益は4億400万ユーロとなり、前年同期から65.6%増加した。ブラジルの商用車事業が好調で全体をけん引。売上高も19%
ボンバルディア・グループの鉄道部門であるボンバルディア・トランスポーテーションが、独フォスロー・キーペと共同で、ポーランドに路面電車を納入する。ポーランドのクラクフで市内交通を運営するMiejskie Przedsieb
ルーマニアの車両・機械メーカーFaur Bucurestiが仏航空機部品メーカーGroupe Latecoereから、製造ライン用部品を受注した。契約額は60万ユーロに上るもようだ。納入するのは、エアバスA380型機の部
ベルトメーカーのバンドー化学が、8月1日付でモスクワに駐在員事務所を開設する。27日のプレス発表で明らかにした。 \ 今回の事務所開設は、新興市場への参入を通じて利益を拡大する同社の中期計画に沿うもの。本格進出への第一歩
独シーメンスは12日、鉄鋼世界最大手アルセロールミタルのウクライナ子会社Kryviy Rihから、鉄鋼半製品の連続鋳造設備一式を受注したと発表した。プラント建設に関連する発注・監督作業や、現地当局への許可申請手続きに必要
ウクライナの発電用タービン大手ターボアトムは20日、ロシアのロストフ原子力発電所の3号炉にコンデンサーと蒸気タービンを供給することで、ロシア国営の原発ゼネコン企業のアトムエネルゴプロエクトと基本合意したと発表した。最終的
自動車部品大手の独Leoni(ニュルンベルク)は中核事業を当面、電線とワイヤーハーネスの2つに絞り、新たな中核事業は当面、構築しない意向だ。同社のクラウス・プロープスト社長が日刊紙『ヴェルト』のインタビューで明らかにした
建機大手の独Wacker Neuson(ミュンヘン)が26日発表した2010年4-6月期(第2四半期)暫定決算の最終利益は1,090万ユーロで、前年同期の140万ユーロから大幅に増加した。需要回復のほか、コスト削減プログ
大陸欧州と英ロンドンを結ぶ鉄道運営会社Eurostar(ロンドン)が独Simensへの車両発注を検討しているもようだ。Eurostarの親会社である仏国鉄SNCFの役員への取材をもとに仏『フィガロ』紙が22日付で報じた。
ドイツ機械工業連盟(VDMA)のマンフレート・ヴィッテンシュタイン会長はdpa通信とのインタビューで、2010年通期の業界生産高が前年比で実質3%増加するとの見通しを述べ、従来予想の「横ばい」から上方修正した。4・5月の
欧州委員会は20日、仏政府が航空部品メーカーに対して実施している為替リスク保険に関する支援策「エアロ2008」が公的支援ルールに違反している疑いがあるとして、本格調査に着手した。 \ 仏政府が2008年秋に始めた「エアロ
2010年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は6億2,300万ドルで、前年同期から8%減少。欧米の電力会社のインフラ投資が停滞したことが響いた。売上高は5%減の75億7,000万ドル。 \
スイスの自動車部品・機械大手ジョージ・フィッシャー(GF)が19日発表した2010年1-6月期(上半期)決算の営業利益(EBITベース)は7,300万スイスフランとなり、前年同期の1億2,200万フランの赤字から黒字転換
独農業機械大手のクラースはロシアや周辺国のウズベキスタン、カザフスタンの事業を強化する。ロシアでは今後数年間に4,000万~5,000万ユーロを投資し、生産能力を拡大する計画だ。同社のカタリーナ・クラースミュールホイザー
ドイツのメルケル首相は14~18日の5日間の日程でロシア、中国、カザフスタンを歴訪した。首脳会談では人権、安全保障など幅広い問題が話し合われたものの、最大のテーマは経済で、随行した300人のなかには財界関係者が多く含まれ
ドイツ経済の回復が加速している。世界経済の好調を背景に輸出が急増し、その効果が企業投資や雇用にも波及しているためだ。連邦経済省は19日発表の7月月報のなかで、2010年4-6月期(第2四半期)の国内総生産(GDP)成長率
ベアリング大手の独Schaeffler(ヘアツォーゲンアウラハ)は19日、今後数年間でアジアに約3億ユーロを投資すると発表した。現地需要の急速な拡大と顧客ニーズに対応するのが狙いで、生産能力と研究開発拠点を強化。グループ
電機大手の独Siemens(ミュンヘン)がロシア事業を加速させる。15日付のプレス発表によると、同社はロシア国鉄(RZD)からローカル線向け車両1,200台を受注。さらにロシア国内22カ所の操車場近代化や、風力タービンの
ドイツが誇る高速鉄道ICEのクーラーは気温が32度を超えると機能しなくなる――。連邦鉄道庁(EBA)のゲラルド・ヘルスター長官がドイツ鉄道(DB)に宛てた14日付の書簡をもとに、『ハノーバーシェ・アルゲマイネ(HAZ)』
石油精製向け送電装置や油田のポンピング・ユニットなどを手がける米ラフキン・インダストリーズはこのほど、ルーマニア中南部のプロイエシュティに工場を建設すると発表した。 \ 新工場は33ヘクタールの敷地に、総工費1億2,60
伊潤滑油メーカーのダイテック・ダイナミック・フルイド・テクノロジーズ(DDFT)は13日、セルビア南部のニシュに工場を建設することで同国政府と正式合意した。現地BETA通信が報じた。 \ ニシュ工場への投資額は1,200
独電機大手シーメンスがロシア事業の拡大を加速させる。同社の15日の発表によると、ロシア国鉄(RZD)からローカル線向け車両1,200台を受注。さらにロシア国内22カ所の操車場近代化や、風力タービンの現地生産にも乗り出す。
2010年4-6月期(第2四半期)決算で2億3,900万ユーロの純利益を計上し、前年同期の赤字(1億400万ユーロ)から黒字に転じた。半導体産業の需要が急回復して収益を押し上げ、売上高は2億7,700万ユーロから10億7
独産業設備機械大手のデュルは2010年通期の売上高で前年比7%増以上の成長を見込んでいる(2009年:約11億ユーロ)。売上高の約8割を占める自動車業界の業績回復が鮮明になり、中国やブラジル、インドを中心に投資が活発化し
太陽エネルギーのみを駆動源とする有人小型飛行機「Solar Impulse HB-SIA」の試作機が8日、26時間の連続飛行に成功した。ソーラー駆動で1昼夜飛び続けることに成功したのは世界で初めて。開発者のピカール・ベル
船舶部品業界の業績回復が遅れている。造船業界はすでにゆるやかな回復基調にあるものの、部品の受注から納入までに約1年を要するため、昨年の造船不振が周期遅れで部品メーカーに到達した格好だ。 \ ドイツ機械工業連盟(VDMA)
ドイツ連邦統計局が9日発表した同国製造業の2010年5月の売上高は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で前月比3.7%増(暫定値)となり、伸び率は4月の同1.4%(修正値)から大幅に拡大した。売上増は3月から3カ月連続。