選挙

外交政策で緑の党とCDU/CSUの隔たり大

ドイツの外交政策を巡り中道右派の現与党キリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と野党緑の党の違いが鮮明になっている。両党が次期政権を共同で樹立する場合、政策調整は難航する可能性がある。 日刊紙『フランクフルター・アルゲ […]

V4+日本外相会議、提携強化で一致

英国におけるG7外相会合に伴い欧州訪問中の茂木敏光外相が7日、チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロバキアの中欧4カ国(V4)の外相とワルシャワで会談した。日本と欧州連合(EU)との関係から派生する日本とV4の提携のあり方

独の次期首相候補出そろう、初擁立の緑の党は女性に

独与党のキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と野党・緑の党が20日までに、9月の連邦議会(下院)選挙に向けて首相候補を決定した。これで選挙戦の顔が出そろい、メルケル首相の後継争いが5カ月にわたって繰り広げられる。

首相候補出そろう、初擁立の緑の党は女性共同党首に

9月の連邦議会(下院)選挙で第一党となり次期首相を輩出する可能性のあるキリスト教民主・社会同盟(CDU/CSU)と緑の党が首相候補を相次いで決定した。これで選挙戦の顔が出そろった格好。メルケル首相(CDU)の後継を巡る争

ヴィルヘルムスハーフェン港を独の水素ハブに、国内需要の10%

エネルギー大手の独ユニパーは14日、ヴィルヘルムスハーフェン港にドイツのグリーン水素ハブを構築する計画を明らかにした。経済脱炭素化のカギを握るグリーン水素は今後、需要の大幅拡大が予想されることから、輸入から生産、輸送、投

欧州委がポーランドを提訴、裁判官懲戒制度めぐり

欧州委員会は3月31日、ポーランドの司法制度改革を巡る新法が司法の独立を定めた欧州連合(EU)法に違反しているとして、同国をEU司法裁判所に提訴すると発表した。欧州委はポーランド政府に是正を求める勧告書を送っていたが、対

欧州委がポーランドを提訴、裁判官懲戒制度めぐり

欧州委員会は3月31日、ポーランドの司法制度改革を巡る新法が司法の独立を定めたEU法に違反しているとして、同国をEU司法裁判所に提訴すると発表した。欧州委はポーランド政府に是正を求める勧告書を送っていたが、対応が不十分な

欧州委がポーランドを提訴、裁判官懲戒制度めぐり

欧州委員会は3月31日、ポーランドの司法制度改革を巡る新法が司法の独立を定めたEU法に違反しているとして、同国をEU司法裁判所に提訴すると発表した。欧州委はポーランド政府に是正を求める勧告書を送っていたが、対応が不十分な

書店などの優遇撤回、NRW州がコロナ規制で

独西部のノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州政府は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための州令を改正した。同日に公開された裁判所の決定で、同州令は憲法で保障された平等原則に反するとの判断が示されたため

EU共通のワクチン接種証明書、欧州委が月内に法案提出へ

欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長は1日、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた人にEU共通のデジタル証明書を発行する制度の導入に向けた法案を3月中に提出する意向を表明した。夏の観光シーズンに合わせて

ベラルーシ高官らに近く制裁、EU外相会合で合意

欧州連合(EU)は8月27~28日に開いた外相会合で、ベラルーシのルカシェンコ大統領が6選を決めた8月9日の選挙で政権による不正があったとして、関与した当局者ら20人程度を対象に、資産凍結などの制裁を科すことで合意した。

ベラルーシ高官らに近く制裁、EU外相会合で合意

欧州連合(EU)は8月27~28日に開いた外相会合で、ベラルーシのルカシェンコ大統領が6選を決めた今月9日の選挙で政権による不正があったとして、関与した当局者ら20人程度を対象に、資産凍結などの制裁を科すことで合意した。

ベラルーシ高官らに近く制裁、EU外相会合で合意

EUは27~28日に開いた外相会合で、ベラルーシのルカシェンコ大統領が6選を決めた今月9日の選挙で政権による不正があったとして、関与した当局者ら20人程度を対象に、資産凍結などの制裁を科すことで合意した。近く対象者が公表

EUがベラルーシ制裁を正式決定、ロシアの介入をけん制

欧州連合(EU)は19日、テレビ会議方式で臨時首脳会議を開き、ルカシェンコ大統領が6選を決めた9日の選挙で政権による「不正があった」として、関与した当局者らに近く制裁を科す方針で一致した。ただ、ロシアの介入を招いた201

EUがベラルーシ制裁を正式決定、ロシアの介入をけん制

欧州連合(EU)は19日、テレビ会議方式で臨時首脳会議を開き、ルカシェンコ大統領が6選を決めた9日の選挙で政権による「不正があった」として、関与した当局者らに近く制裁を科す方針で一致した。ただ、ロシアの介入を招いた201

EUがベラルーシ制裁を正式決定、ロシアの介入をけん制

EUは19日、テレビ会議方式で臨時首脳会議を開き、ルカシェンコ大統領が6選を決めた9日の選挙で政権による「不正があった」として、関与した当局者らに近く制裁を科す方針で一致した。ただ、ロシアの介入を招いた2014年のウクラ

ポーランド大統領選、決選投票で現職が当選

ポーランドで12日行われた大統領選挙の決選投票は、与党・法と正義(PiS)が推薦する現職のアンジェイ・ドゥダ候補(48)が中道右派の野党・市民連合(KO)のラファウ・チャスコフスキ候補(48)を僅差で破り、続投を決めた。

ユーロ圏財務相会合、新議長にアイルランド財務相

EUのユーロ圏財務相会合は9日、新議長にアイルランドのドナフー財務相を選出した。ドナフー氏は議長を退任するポルトガルのセンテノ財務相の後任として、13日に就任する。任期は2022年末までの2年半。 センテノ氏は6月にポル

ロシアの改憲に過半数が賛成、プーチン大統領の続投が可能に

ロシアで6月25日から行われていた憲法改正の是非を問う国民投票が1日、締め切られた。有権者の過半数が賛成票を投じており、同国のプーチン大統領が次期大統領選挙に出馬するうえでの障害は取り除かれることになる。最長で36年まで

ポーランド大統領選挙、決選投票へ

ポーランドで6月28日行われた大統領選挙は、現職のドゥダ候補(48)が最多票を得たものの過半数に及ばず、7月12日に決選投票が実施されることになった。ポーランドの大統領は法案拒否権を有し、ドゥダ候補が続投できるかどうかは

セルビア議会選挙、中道右派の与党が圧勝

セルビアで21日行われた議会選挙(定員:250)は、ブチッチ大統領が率いる中道右派の与党・進歩党(SNS)が6割を超える得票率で大勝した。野党・セルビア連合(Savez za Srbiju)が呼び掛けたボイコットにより、

ユーロ圏財務相会合のセンテノ議長、続投せず退任

ユーロ圏財務相会合の議長を務めるポルトガルのセンテノ財務相は9日、議長職を7月13日に退くと発表した。任期満了は7月末で、続投の可能性もあったが、任期を待たずに退任する。 ポルトガルのコスタ首相は同日、センテノ氏から財務

ポーランド大統領選、28日に実施へ

ポーランドのヴィテク下院議長は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて5月に中止された大統領選挙を6月28日に実施することを明らかにした。これに先立ち議会は投票所での投票に加え、郵送による投票を認める決定をしていた。有

ポーランド大統領選、28日に実施へ

ポーランドのヴィテク下院議長は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて5月に中止された大統領選挙を6月28日に実施することを明らかにした。これに先立ち議会は投票所での投票に加え、郵送による投票を認める決定をしていた。有

ロシア、改憲問う国民投票を7月1日に実施

ロシアで憲法改正の是非を問う国民投票が7月1日に実施されることが決まった。過半数が賛成票を投じれば、プーチン大統領が最長で2036年まで続投するための法的基盤が整う。当初4月22日の実施を予定していたが、新型コロナウイル

セルビアが緊急事態を解除、議会選挙は来月21日に実施

セルビア政府は4日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言を6日に解除する方針を明らかにした。

また、やはりコロナウイルスの影響で延期されていた議会選挙は6月21日に実施されることになった。

これに伴い、4月26日に予定されていた議会選挙が延期された。

ポーランド大統領選挙、郵便投票で実施

ポーランド下院は6日、来月10日の大統領選挙を郵便投票のみで実施する政府法案を可決した。

ただ、保健衛生上の観点から連立与党の中にも投票実施に反対する声があり、2回目の議決でようやく法案が通過するなど、政権内の軋みが表面化した。

このため、野党は郵便投票案が「ドゥダ大統領の支持率が高いうちに何としても選挙を実施しようというPiSの党利党略に基づく」とし、「国民の健康をないがしろにするもの」と批判してきた。

プーチン大統領、憲法改正の国民投票を延期

ロシアのプーチン大統領は3月25日、4月22日に予定されていた憲法改正案に関する国民投票の実施を延期することを明らかにした。

同改正案は現職の大統領及び過去の大統領経験者の当選回数を無効としプーチン大統領の2036年までの再任を可能とするもので、既に議会と憲法裁判所が承認していた。

ロシアのコロナウイルス対策チームを率いるモスクワ市のソビャーニン市長は24日、同大統領に対し同国は深刻な状況に直面していると述べ、公式統計が実際の数を反映していない可能性があると報告した。

プーチン大統領、憲法改正の国民投票を延期

ロシアのプーチン大統領は3月25日、4月22日に予定されていた憲法改正案に関する国民投票の実施を延期することを明らかにした。

同改正案は現職の大統領及び過去の大統領経験者の当選回数を無効としプーチン大統領の2036年までの再任を可能とするもので、既に議会と憲法裁判所が承認していた。

ロシアの新型コロナ対策チームを率いるモスクワ市のソビャーニン市長は24日、同大統領に対し同国は深刻な状況に直面していると述べ、公式統計が実際の数を反映していない可能性があると報告した。

テューリンゲン州議会の混乱に幕、新首相に左翼党のラメロー元首相を選出

独テューリンゲン州首相の指名選挙が4日、州議会で行われ、左翼党のボド・ラメロー元州首相が新首相に選出された。

CDUのアンネッテ・クランプカレンバウアー党首は10日に辞意を表明するとともに、同党の首相候補を辞退することも明らかにした。

第1回と第2回投票では両候補とも過半数を獲得できなかったものの、最も多くの票を得た候補が首相に選出される第3回投票ではラメロー元首相が左翼党と中道左派の社会民主党(SPD)、緑の党の支持を受けて新首相に選出された。

スロバキア議会選、反汚職の野党「オラノ」が勝利

スロバキアで2月29日行われた国民議会選挙(定数:150)は、汚職一掃を唱えた政党連合「普通の人々(オラノ)」が25%を得票し、与党・社会民主党(スメルSD)に7.9ポイント差をつけて勝利した。

一方で、他の政治的課題に対するオラノの姿勢は選挙戦で明らかにされず、今後の政治運営の方向性は不透明だ。

オラノは選挙戦でスメルSD・「われらのスロバキア」 との協力を否定しており、安定多数を得るには残る3党のうち少なくとも2党との連立が必要となる。

ハンブルク州議選で緑の党躍進、中道右派は振るわず

緑の党は得票率を前回(2015年)の12.3%から24.2%へと拡大し、CDUを抜いて第2党に浮上した。

同州第1党のSPDは前回の45.6%から39.0%へと6.6ポイント低下した。

緑の党との政権合意が仮に実現しない場合は、CDUないし左翼党との連立を模索することになる。

アイルランドでシン・フェイン党が第2党に躍進、連立協議が焦点に

アイルランドで8日、下院総選挙(定数160人)が実施され、英領北アイルランドを含めた南北アイルランドの統一を公約に掲げるシン・フェイン党が37議席を獲得し、第1党となった最大野党・共和党と1議席差で第2党に躍進した。

総選挙は少数与党政権のバラッカー首相が1月に解散を宣言して実施された。

シン・フェイン党との連立を模索する考えはないと述べた。

独政界に激震、極右の支持で州首相が誕生 国政与党の党首辞意

ケメリッヒ首相は州議会の指名選挙で、AfDおよび国政与党キリスト教民主同盟(CDU)の支持を受けて首相に選出された。

これには左翼党、社会民主党(SPD)、緑の党、FDPに加えて、州首相指名選挙でケメリッヒ氏を支持したCDUないしAfDのどちらかが賛成する必要がある。

州首相の信任投票が否決され、その3週間以内に新たな首相が選出されない場合も州議会が解散されることから、ケメリッヒ首相は議員3分の2以上が解散・総選挙に賛成しない場合、信任投票を行うとしている。

スペインで連立政権発足、政治空白にようやく終止符

スペイン下院(定数350)は7日、サンチェス首相の信任投票を実施し、賛成多数で可決した。

サンチェス首相は社会労働党とポデモスとの連立政権樹立で合意したものの、両党を合わせた議席は135と過半数を下回る。

サンチェス首相は8日に正式就任し、昨年4月から続いていた正式政権が不在という状況が解消される。

クロアチア大統領選、社民党のミラノヴィッチ元首相が当選

クロアチアで5日行われた大統領選挙の決選投票は、元首相で社会民主党(SDP)のゾラン・ミラノヴィッチ候補(53)が52.7%を得票し、現職の中道右派・クロアチア民主同盟(HDZ)のコリンダ・グラバルキタロヴィッチ候補(51)を破って当選した。

半年前までは、アンケート調査でグラバルキタロヴィッチ候補が圧倒的にリードしていたが、HDZとともに支持率が低下した。

一方でSDPはミラノヴィッチ候補の選挙活動とともに人気が上昇した。

英総選挙で与党・保守党が圧勝、1月末のEU離脱が確実に

首相の欧州連合(EU)離脱方針が信任された格好で、政府がEUと合意した新たな離脱協定案に沿って2020年1月末に離脱することが確実な情勢となった。

EUからの強硬離脱を唱える英極右政党ブレグジット(離脱)党が、前回の選挙で保守党が議席を確保した選挙区で候補者を擁立しなかったことも追い風になった。

英国は当初、2019年3月末に離脱する予定だったが、与党が過半数を割り込んでいる下院で離脱協定案が何度も拒否され、離脱期限が20年1月31日まで延期されることになった。

英総選挙で与党・保守党が圧勝、1月末のEU離脱が確実に

首相のEU離脱方針が信任された格好で、政府がEUと合意した新たな離脱協定案に沿って2020年1月末に離脱することが確実な情勢となった。

EUからの強硬離脱を唱える英極右政党ブレグジット(離脱)党が、前回の選挙で保守党が議席を確保した選挙区で候補者を擁立しなかったことも追い風になった。

英国は当初、2019年3月末に離脱する予定だったが、与党が過半数を割り込んでいる下院で離脱協定案が何度も拒否され、離脱期限が20年1月31日まで延期されることになった。

英選挙戦で与党優勢、単独過半数確保か

同国の調査会社ユーガブが11月27日に発表した最新の世論調査では、下院の650議席のうち359議席を獲得し、単独過半数を確保する見込みだ。

ユーガブは前回の総選挙で行った同方式の調査で、全選挙区の98%で当落を的中させ、メイ首相(当時)率いる保守党の過半数割れを予想していた。

ユーガブは改選前に確保していた議席のうち44議席を保守党に奪われると予想している。

新欧州委員会がようやく発足、欧州議会が人事を承認

欧州議会は11月27日に開いた本会議で、次期欧州委員会の人事を賛成多数で承認した。

欧州議会の承認を経て、11月1日に新欧州委が発足することになっていた。

欧州委は北マケドニアとアルバニアとのEU加盟交渉開始を勧告し、大半の国が支持しているものの、フランスが強硬に反対し、実現に至っていない。

上部へスクロール