企業情報

三菱製紙―独工場を投資会社に売却―

三菱製紙は1月30日、独北部のフレンスブルクにある工場を同国の投資会社カンタム・キャピタル・パートナーズに売却すると発表した。エネルギー価格の高騰など収益が圧迫されていることを受けた措置。昨年8月に同工場の事業からの撤退 […]

SAP―従業員3000人削減へ、米子会社売却も―

企業ソフト大手の独SAPは1月26日の決算発表で、従業員3,000人を削減することを明らかにした。ERP(企業資源計画)事業を強化するため、周辺事業を整理。年コストを3億5,000万ユーロ圧縮する。2018年に買収した調

シーメンス―垂直離着陸インフラ開発で米社と協業―

電機大手の独シーメンスは1月26日、アーバン・エア・モビリティ(UAM)向けサービスを手がける米スカイウエイと垂直離着陸機用のインフラ開発で協業すると発表した。効率的でスケーラブルなインフラを実現する。 協業の中心となる

HH2E―独東部にグリーン水素工場建設―

独グリーンエネルギー企業HH2Eは1月26日、独東部のボルナにグリーン水素工場を建設する計画を明らかにした。HH2Eは先ごろ、同国北東部のルブミンにグリーン水素工場を設置すると発表したばかり。2030年までに国内の生産能

メルセデス―レベル3自動運転システムが米国でも承認―

高級乗用車大手の独メルセデスベンツは1月26日、同社が開発したレベル3(米自動車技術会=SAE)の自動運転システム「ドライブ・パイロット」が米ネバダ州の認証を受けたと発表した。レベル3の承認を米国で受けた自動車メーカーは

ドイツ―グリーンと従来型事業をともに強化―

独エンジン大手ドイツ(Deutz)は19日、新事業戦略「デュアル+」を発表した。炭素中立へと向かう市場動向を踏まえゼロエミッションのグリーンな技術の開発を加速するとともに、化石燃料を用いる従来型のエンジン事業も当面、強化

フォード―欧州で3200人削減、工場を中国同業に売却も―

ドイツ最大の労働組合であるIGメタルは23日、米自動車大手のフォード・モーターが欧州で最大3,200人の人員削減を計画していることを明らかにした。電気自動車(BEV)へのシフトを進めるなか、ドイツを中心に余剰人員を減らす

ウルフスピード―ZFと独に合弁工場建設か―

半導体大手の米ウルフスピードが西南ドイツのザールラント州に工場を建設する方向で動いているもようだ。『ハンデルスブラット』など複数のメディアが報じたもので、独自動車部品大手ZFフリードリヒスハーフェンと合弁で炭化ケイ素(S

フォルクスワーゲン―バレンシアに電池セル工場―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は18日、スペイン東部のバレンシア県に車載電池セル工場を建設することを明らかにした。補助金交付が決まったことから正式決定した。dpa通信などが報じた。 県都バレンシア北方のサグント

BASF―ロシア絡みで純赤字に転落―

化学大手の独BASFは17日、2022年12月期の純損益が13億7,600万ユーロの赤字となり、前期の黒字(55億2,300万ユーロ)から大幅に悪化する見通しを明らかにした。ロシアに資産を持つ天然ガス・石油子会社ヴィンタ

ヴィンタースハル―ロシアから全面撤退―

独化学大手BASFの天然ガス・石油子会社ヴィンタースハル・デーエーアーは17日、ロシア事業からの全面撤退方針を発表した。現地合弁会社の所有権を事実上、はく奪されたことを受けた措置。これに伴い2022年10-12月期(第4

バイエル―英AI企業を買収、デジタル放射線医療事業強化へ―

製薬大手の独バイエルは18日、画像診断用人工知能(AI)の有力企業である英ブラックフォード・アナリシスを買収することで合意したと発表した。デジタル放射線医療分野で競争力を強化する狙い。年内の買収手続き完了を見込む。取引金

ルフトハンザ―伊同業ITAの買収を提案―

航空大手の独ルフトハンザは18日、経営破綻した伊アリタリア航空の後継として設立された国有ITAエアウェイズの買収に向けた提案を伊経済・財務省に提出したと発表した。同省が同意すれば独占交渉を開始する。ITAをめぐってはルフ

シーメンス―印で電気機関車1200台受注―

電機大手の独シーメンスは16日、国有企業インド鉄道(IR)から電気機関車1,200台を受注したと発表した。受注高はメンテナンスを含めて計30億ユーロで、シーメンスの鉄道部門の受注では過去最大。インドの二酸化炭素(CO2)

BASF―北米MDI生産能力拡張で最終工期スタート―

化学大手の独BASFは11日、米ルイジアナ州ジェイズマーの統合生産拠点で鍬入れ式を行ったと発表した。ポリウレタンの原料となるメチレンジフェニルジイソシアネート(MDI)の北米生産能力拡張に向けた工事の最終段階に当たるもの

ビオンテック―AI企業買収、医薬品開発を迅速化―

バイオ医薬品大手の独ビオンテックは10日、出資先の英人工知能(AI)企業インスタディープを完全買収することで合意したと発表した。AIを活用して次世代免疫治療薬の研究・開発などを加速する狙い。上半期中の取引完了を見込む。

台湾積体電路製造―欧州工場はドレスデンに建設か―

半導体受託製造の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は12日の決算発表で、欧州工場の建設を検討していることを明らかにした。実現すれば同社初の欧州生産拠点となる。『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙によると、

レゾナック―インフィニオンとの提携強化―

レゾナック(昭和電工と昭和電工マテリアルズの統合で年初に設立された新会社)は12日、独半導体大手インフィニオンとの提携を強化すると発表した。SiCパワー半導体に使用される材料について新たな供給・協力契約を締結。2021年

ボッシュ―中国に生産・R&D拠点を設置―

自動車部品大手の独ボッシュは12日、上海近郊の蘇州に生産・研究開発(R&D)センターを設置すると発表した。投資額は約10億ユーロ。電動車、自動運転向けの部品を手がける。主に中国の自動車メーカーに供給する見通しだ

ZF―デジタコ分野で買収―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは11日、デジタル・タコグラフ(運行記録計)の有力企業インテリック・ジャーマニーを買収すると発表した。商用車メーカーなどの顧客にテレマティクス分野のソリューションをワンストッ

シーメンス・エナジー―イラクの電力プロジェクト受注―

独電力設備大手シーメンス・エナジーのクリスティアン・ブルッフ社長は13日ベルリンで、イラクのザヤド・アルリジ電力相と提携合意を結んだ。ムハンマド・スダニ首相の訪独に合わせたもので、ロベルト・ハーベック経済相およびイラクの

メルセデス―独自の充電網を北米・欧・中などに構築―

高級乗用車大手の独メルセデスベンツは5日、同社独自の急速充電網を北米、欧州、中国、その他の主要市場に構築すると発表した。メルセデスは市場環境が整った地域では2030年までに販売車種を電気自動車(BEV)に絞り込む「エレク

ユニパー―国有化が完了―

ドイツ政府は12月22日、ロシアの天然ガス供給削減・停止で経営が悪化したエネルギー大手ユニパーへの出資手続きが完了したと発表した。臨時株主総会と欧州連合(EU)欧州委員会の承認を受けたことから、同社を国有化。天然ガスの国

RWE―水素分野で同業エクイノールと戦略協業―

エネルギー大手の独RWEは5日、ノルウェー同業エクイノールと水素分野で戦略パートナーシップを締結したと発表した。独・欧州の脱炭素化を促進するとともに、エネルギー安定供給を確保する狙い。 エクイノールはまず、天然ガスを原料

クレックナー―メキシコ同業を買収―

ドイツの大手鉄鋼商社クレックナーは12月19日、メキシコ同業ナショナル・マテリアル・オブ・メキシコ(NMM)を買収することで合意したと発表した。同国事業を強化し北米市場での競争力を高める狙い。買収金額は3億4,000万米

ビオンテック―ガン治療分野などで英政府と協業―

バイオ医薬品大手の独ビオンテックは6日、英国政府と伝令RNA(mRNA)を用いたがん免疫療法などの分野で協業することで基本合意した。新薬の開発を加速し、患者が速やかにメリットを享受できるようにする狙い。ビオンテックのウー

キアゲン―米社買収で科学捜査事業を強化―

オランダに本社を置くドイツ系の診断製品大手キアゲンは9日、DNAの塩基配列を正確に解明する次世代シークエンシング(NGS)分野の米バイオ企業Verogenを買収したと発表した。科学捜査向け事業を強化する狙い。買収金額は1

メトロ―「ロシアからは撤退せず」―

独流通大手メトロはロシア市場にとどまる意向だ。ロシアのウクライナ進攻を受け大手企業の多くが同国事業の停止・縮小に追い込まれたが、主要市場となっている同国から撤退すれば大きな痛手を受ける。シュテッフェン・グロイベル社長は1

メルク―遺伝子治療ウイルスベクター分野で日本企業を支援―

ライフサイエンス大手の独メルクはこのほど、神戸大学発のバイオスタートアップ企業シンプロジェンと遺伝子治療用ウイルスベクターの開発・製造に向け協議することで基本合意したと発表した。ウイルスベクター製造ソリューションを提供し

BASF―トヨタ・パナ電池合弁に正極材供給―

化学大手の独BASFは19日、トヨタ自動車とパナソニックホールディングスの電池合弁会社プライム・プラネット・エネルギー&ソリューションズ(PPES)に正極材の納入を開始したと発表した。戸田工業と合弁展開する子会社BASF

メルセデス―電動駆動装置の生産体制を決定―

高級乗用車大手の独メルセデスベンツは14日、次世代電気自動車(BEV)向け電動駆動装置を世界のどの工場で生産するかを決定したと発表した。次世代BEVの生産拠点は今夏に決定しており、今回はその中核部品である駆動装置の生産体

メルセデス―低炭素アルミをハイドロから調達へ―

高級乗用車大手の独メルセデスベンツは15日、生産に伴う二酸化炭素(CO2)排出量の少ない低炭素アルミニウムをノルウェーのノルスク・ハイドロから調達することで基本合意したと発表した。自社製品の炭素中立(カーボンニュートラル

フォード―欧州販売車種を大幅削減―

米自動車大手フォードが欧州で販売する車種を大幅に縮小する意向だ。同地の販売台数が減り、すべてのセグメントでモデルを提供する余力がなくなっているためだ。欧州でCASE分野の開発を統括するマルティン・サンダー氏への取材をもと

コマツ―鉱山機械の独社を買収―

コマツは20日、鉱山機械製造の独GHHグループを買収すると発表した。気候変動への意識の高まりを背景に需要の増加が見込まれる坑内掘りハードロック向け鉱山機械の分野で事業を強化する狙い。買収金額は明らかにしていない。2023

レンゴー―独子会社で太陽光発電設備導入―

レンゴーは16日、独子会社トライコーで太陽光発電設備を導入すると発表した。自社の活動に伴う二酸化炭素(CO2)の排出量を削減するとともに、天然ガス価格が高騰する欧州でガス消費量を抑制する狙い。 独南部バートヴェリスホーフ

ユニパー―国有化を株主が承認―

天然ガス調達価格の高騰で経営危機に陥った独エネルギー大手ユニパーの臨時株主総会が19日に開催され、同社を国有化する計画が承認された。欧州連合(EU)の欧州委員会が公的支援に関する審査でゴーサインを出せば計画が実施される。

VNG―増資で8.5億ユーロ確保―

独天然ガス輸入・貯蔵大手VNGは15日の臨時株主総会で総額8億5,000万ユーロの増資を決議した。ロシア産ガスの供給削減・停止を受け代替調達を余儀なくされ、支出が大幅に膨らんだことを受けた措置で、財務を強化する狙いがある

シーメンス・エナジー―子会社ガメサへのTOBで93%確保―

エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは19日、風力発電機子会社シーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE)への株式公開買い付け(TOB)で、すでに保有する分も含め株式92.72%を確保したと発表した。今

ドイツ鉄道―国際物流子会社シェンカーを売却へ―

ドイツ鉄道(DB)は15日、国際物流子会社DBシェンカーの売却を検討・準備するよう監査役会が取締役会に指示したと発表した。売却益で巨額債務の圧縮を図る。売却に向けた手続きをいつ開始するかは未定。世界経済が減速し、株式市場

RWE―米で洋上風力を落札、浮体式を初めて商業運営へ―

エネルギー大手の独RWEは7日、洋上風力発電パークの設置に向けた米西部カリフォルニア州のプロジェクトを落札したと発表した。浮体式風力発電パークを建設・運営する。浮体式では同社初の商業プロジェクトとなる。 カリフォルニア州

コベストロ―中国で再生エネ購入契約―

化学大手の独コベストロは13日、電力調達契約(PPA)を通して中国エネルギー大手のCGNニュー・エナジー・ホールディングス(中国広核新能源控股有限公司)から再生可能エネルギー電力を購入することで合意したと発表した。全世界

カッチェス―ヘンケルのオーラルケア事業を買収―

グミで有名な独製菓大手カッチェス・インターナショナルは7日、独化学大手ヘンケルのオーラルケア事業を買収したと発表した。カッチェスは主力の菓子だけでなく他の分野でも事業を拡大してく戦略を取っており、その一環としてケア製品事

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