欧州電気通信業界の動き

テレフォニカ、ヴィーヴォ買収を断念

スペイン通信最大手テレフォニカはこのほど、ブラジル最大の携帯電話サービス会社ヴィーヴォの買収を断念した。テレフォニカはヴィーヴォの株式60%を保有する持ち株会社ブラジルセルに折半出資しているポルトガルテレコム(PT)に対 […]

エリクソン(2010年4-6月期決算)

2010年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は18億8,000万クローナ(2億6,000万ドル)で、前年同期の8億3,100万クローナから急増。通信会社の設備投資が伸びず、売上高は8%減の480億クローナに後退したが、

ポルトガル政府の黄金株行使は違法=欧州裁判断

欧州司法裁判所は8日、ブラジルの携帯電話サービス最大手ヴィーヴォの買収をめぐるスペイン通信最大手テレフォニカとポルトガルテレコム(PT)の攻防戦で、PT株主であるポルトガル政府が「ゴールデン・シェア(黄金株)」を行使して

携帯ローミング料値下げ、7月から施行

EU域内の他の国で携帯電話を利用する際に発生する国際ローミング料金が、EUの新ルールに基づき7月1日付で引き下げされた。 \ 携帯電話の通話料金は1日以降、発信時の料金がこれまでの1分あたり最大0. 43ユーロ(税別)か

テレフォニカ、ヴィーヴォ買収額を再引き上げ

スペイン通信最大手テレフォニカは6月27日、ブラジル最大の携帯電話サービス会社ヴィーヴォを共同運営するポルトガルテレコム(PT)に対して、71億5,000万ユーロでPTの株式持ち分を取得し、ヴィーヴォを完全子会社化するこ

仏テレコムとTDC、スイス事業統合を断念

仏通信最大手のフランステレコムとデンマーク通信最大手のTDCは3日、スイス事業の統合を断念すると発表した。統合計画がスイス独禁当局から拒否されたため。これにより携帯電話サービスでスイス2位となる新会社の誕生が消えた。 \

テレフォニカ、ヴィーヴォ買収額を引き上げ

ブラジル最大の携帯電話サービス会社であるヴィーヴォの買収に乗り出しているスペイン通信最大手テレフォニカは1日、買収を拒否するポルトガルテレコム(PT)に新提案を提示した。買収額を従来の57億ユーロを14%上回る65億ユー

ボーダフォン(2010年3月通期決算)

2010年3月通期決算の純利益は86億4,500万ポンドで、前年の30億7,800万ポンドから急増。アジア、中東での販売増加に加え、保有資産の評価損が急減したことで大幅増益となった。売上高は8.4%増の445億ポンド。欧

テレフォニカ、ヴィーヴォ買収を提案

スペイン通信最大手テレフォニカは11日、ブラジル最大の携帯電話サービス会社であるヴィーヴォの買収をポルトガルテレコム(PT)に提案したと発表した。テレフォニカとPTは、ヴィーヴォの株式60%を保有する持ち株会社ブラジルセ

ビベンディ(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は5億9,800万ユーロで、前年同期から21%増加。ゲームソフト部門の販売が好調で収益を押し上げた。ブラジル通信会社GVTの買収効果も反映された。売上高は6%増の69億ユーロ

BTグループ(2010年3月通期決算)

2010年3月通期決算で10億700万ポンドの税引き前利益を計上し、前年の赤字(2億4,400万ユーロ)から改善。売上高は2%減の208億5,900万ポンドに後退したが、人員・資本投下の削減によるコスト節減効果で黒字に転

テレフォニカ(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は16億5,600万ユーロで、前年同期から2%増加。欧州、中南米事業が堅調だった。売上高は1.7%増の139億3,000万ユーロ。中南米は4.2%の増収。欧州はスペインの売上

フランステレコム(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算の利払い前・税引き前・償却前利益(EBITDA)は37億6,000万ユーロで、前年同期から5.5%減少。フランス、ポーランドなど主要市場で規制強化により他社から徴収する回線利用料が引

ロイヤルKPN(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は4億4,800万ユーロで、前年同期から41%増加。売上高は3.5%減の32億8,000万ユーロに落ち込んだものの、オランダでの人員削減によるコスト圧縮効果で大幅増益となった

TomTom

ナビゲーション機器とソフトウエアの有力メーカー蘭TomTomが26日発表した2010年1-3月期(第1四半期)決算の最終損益は300万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(3,700万ユーロ)から改善した。製品価格の下落が

スイス移動通信2社の合併、独禁当局が不許可に

スイスの独禁当局である競争委員会(COMCO)は22日、国内の電気通信大手スイス・オレンジとサンライズが提出していたい合併申請を却下した。申請を認めると、同国の移動通信市場には合併で成立する新会社と最大手スイスコムの2社

エリクソン、ノーテルから韓国合弁会社の過半数株取得

通信インフラ機器大手のエリクソン(スウェーデン)は21日、経営破たんしたカナダ同業ノーテルが韓国で展開する合弁会社の過半数株を取得することで合意したと発表した。これによりエリクソンは韓国通信機器市場での基盤を大きく強化す

エリクソン(2010年1-3月期決算)

2010年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は12億6,000万クローナ(1億7,400万ドル)で、前年同期から27%減少。顧客の通信会社が設備投資を手控えたことで販売が落ち込んだほか、合理化費用が響いて大幅減益となっ

欧州移動通信、今後6年でデータ量30倍に

経営コンサルティング大手Arthur D. Little(ADL)と仏投資銀行Exane BNP Paribaは13日、欧州モバイルインターネット予測調査の結果を発表した。それによると、スマートフォンなどのモバイル端末か

「ガリレオ」周波数めぐりEUと中国が対立

欧州連合(EU)が推進する欧州独自の全地球測位システム「ガリレオ」計画をめぐり、EUと中国が水面下で火花を散らし合っている。中国が独自に開発中の全地球測位システム「北斗(Beidou)」とガリレオで利用予定の周波数帯がか

独仏テレコムの英携帯部門合併、条件付きで承認

欧州委員会は1日、欧州通信大手のドイツテレコムとフランステレコムが英携帯電話サービス子会社を統合する計画を承認したと発表した。両社が提案した競争上の是正策を実行することが条件となる。誕生する新会社は携帯電話サービスで英最

フランステレコム(2009年12月通期決算)

2009年12月通期決算の純利益は29億9,700万ユーロで、前年から26%減少。EUから不当な免税措置と認定された9億6,400万ユーロを国庫に返納したことが響いた。売上高は3.7%減の459億4,000万ユーロ。 \

テレフォニカ(2009年10-12月期決算)

2009年10-12月期(第4四半期)決算の純利益は24億4,000万ユーロで、前年同期から22%増加。中南米事業が好調で収益を押し上げた。売上高は1.2%増の149億8,000万ユーロ。12月通期は2.4%の増益、2.

独仏テレコム、事業合併認可へ向け妥協案提示

独通信最大手ドイツテレコムとフランステレコムがそれぞれの英携帯電話サービス子会社を合併させる計画をめぐり、欧州委員会は17日、両社が妥協案を提示したことを明らかにした。ただし提案の内容については言及していない。 \ 今回

アルカテル・ルーセント(2009年10-12月期決算)

2009年10-12月期(第4四半期)決算で4,600万ユーロの純利益を計上し、前年同期の赤字(39億ユーロ)から黒字に転換。欧州の通信会社からの受注が減り、売上高は20%減の39億7,000万ユーロに後退したが、資産売

独仏テレコムの事業合併、英が審査権移管を要請

ドイツテレコムとフランステレコムが双方の英携帯電話サービス子会社を合併させる計画をめぐり、英公正取引庁(OFT)は3日、欧州委員会が進めている競争上の調査を英国当局に移管するよう求めた。欧州委は3月1日までに要請に応じる

テレフォニカの独ハンゼネット買収を承認

欧州委員会は1月29日、スペインの通信大手テレフォニカがドイツのブロードバンド事業者ハンゼネットを買収する計画を認可したと発表した。両社の中核事業が異なるうえ、ドイツ通信市場ではドイツテレコムをはじめとする強力なライバル

欧州通信監督機関が始動、初代委員長など選出

EUの新たな電気通信規制法に基づいて創設された「欧州通信監督機関(BEREC)」がこのほど、正式に活動を開始した。BERECは通信分野における単一市場の確立に向けてEU全体で一貫した規制を実施するため、欧州委員会および各

エリクソン(2009年10-12月期決算)

2009年10-12月期(第4四半期)決算の純利益は3億1,400万クローナ(4,340万ドル)で、前年同期から92%減少。顧客の通信会社が不況で設備投資を抑えたことが響いた。売上高は13%減の583億クローナ。通期では

テリアソネラの4Gインフラ、欧州2社が受注

北欧通信最大手のテリアソネラ(スウェーデン)は13日、スウェーデンとノルウェーで同社が展開する第4世代移動体通信(4G)サービスのネットワーク整備をエリクソンとノキア・シーメンス・ネットワークスに発注したと発表した。受注

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