大手企業の動向(EUビジネスウオッチ関連)

ルフトハンザ(2012年12月通期決算)

2011年12月通期決算の最終損益は9億9,000万ユーロ退く理事で、前期の赤字(1,300万ユーロ)から改善。保有する航空券予約サービス会社アマデウスの株式売却による利益が大きかった。ただ、営業利益はリストラ費用や燃料 […]

クレディ・アグリコル(2012年12月通期決算)

2012年12月通期決算の最終損益は64億7,000万ユーロの赤字となった。ギリシャ子会社エンポリキ銀行の無償譲渡、資産の評価損などで巨額の特別損失を計上したことが響き、赤字は過去最大規模に達した。ただ、特別損失を除くと

アクサ(2012年12月通期決算)

2012年12月通期決算の純利益は41億5,000万ユーロで、前期から0.9%減少。前期に多額の特別利益を計上した反動で、小幅ながら減益となった。ただ、売上高は5%増の901億ユーロに拡大。特別項目を除いた利益は13%増

エールフランス─KLM(2012年12月通期決算)

2012年12月通期決算の最終損益は11億9,000万ユーロの赤字で、赤字幅は前期の8億900万ユーロから拡大。燃料コストの上昇、リストラ費用などが響いた。ただ、売上高は5.2%増の256億ユーロに伸び、営業赤字は3億5

カールスバーグ(2012年12月通期決算)

2012年12月通期決算の純利益は55億クローネ(約7億3,000万ユーロ)で、前期から6%増加。販売は西欧で落ち込み、ロシアで伸び悩んだが、アジアで好調を維持し、増益を確保した。売上高は3%増の672億クローネ。 \

ハイネケン(2012年12月通期決算)

2012年12月通期決算の純利益は29億5,000万ユーロで、前期の14億3,000万ユーロから急増。保有するシンガポールのアジア・パシフィック・ブリュワリーズ株式の評価額上昇が大きな増益要因となった。販売は西欧で低迷し

ネスレ(2012年12月通期決算)

2012年12月通期決算の純利益は106億スイスフラン(約88億ユーロ)で、前期から11.5%増加。全部門で販売が伸び、収益を押し上げた。売上高は10.2%増の922億スイスフラン。 \

ABB(2012年12月通期決算)

2012年12月通期決算の純利益は27億400万ドルで、前期から15%減少した。電力設備部門で減損処理を実施したことが響いた。売上高は4%増の393億3,600万ドル。 \

英バークレイズ、業績悪化で3700人削減

英大手銀行のバークレイズは12日発表した2012年12月通期決算で10億4,000万ポンド(約12億2,000万ユーロ)の純損失を計上し、前期の黒字(30億ポンド)から赤字に転落した。同行は業績悪化を受けて、従業員3,7

アホールド、スウェーデン子会社を売却

オランダ小売り最大手のロイヤル・アホールドは11日、スウェーデンのスーパー子会社ICA を売却すると発表した。ICA発行済み株式の60%をスウェーデンの投資会社ハウコン・インベストに212億クローナ(約24億ユーロ)で譲

ティッセンクルップ(2012年10-12月期決算)

2012年10-12月期(第1四半期)決算の純利益は2,900万ユーロで、前年同期から29%減少。世界的に鉄鋼需要が落ち込み、収益が悪化した。売上高は7.9%減の88億4,000万ユーロ。 \

PSAプジョーシトロエン(2012年12月通期決算)

2012年12月通期決算の最終損益は50億ユーロの赤字。販売不振と資産の評価損が響き、前期の黒字(5億8,800万ユーロ)から赤字に転落。赤字額も過去最大に達した。売上高は5.2%減の554億ユーロ。 \

BNPパリバ(2012年10-12月期・通期決算)

2012年10-12月期(第4四半期)決算の純利益は5億1,400万ユーロで、前年同期から33%減少。投資銀行部門で巨額の貸倒引当金を計上したことが響き、大幅減益となった。12月通期ベースの純利益は前期比8.3%増の66

ソシエテ・ジェネラル(2012年10-12月期・通期決算)

2012年10-12月期(第4四半期)決算で4億7,600万ユーロの純損失を計上し、前年同期の黒字(1億ユーロ)から赤字に転落。保有するデリバティブ取引会社の株式の評価損などで収益が悪化した。12月通期では7億7,400

INGグループ(2012年12月通期決算)

2012年12月通期決算の純利益は38億9,400万ユーロで、前期から32.5%減少。合理化費用、貸倒引当金が膨らみ、収益を圧迫した。同行は業績悪化を受けてオランダ、ベルギーで従業員2,400人を削減する。 \

ビベンディ、「パーロフォン」を売却

仏メディア大手ビベンディ傘下のユニバーサル・ミュージック・グループは7日、主要レーベルの「パーロフォン」を米ワーナー・ミュージックに4億8,700万ポンド(約5億7,500万ユーロ)で売却することで合意したと発表した。6

富士通の欧州子会社が事業再編

富士通の欧州IT子会社である富士通テクノロジー・ソリューションズ(FTS)は7日、事業再編計画を発表した。市場環境の変化を踏まえ製品ポートフォリオを見直すほか、年間コストを1億5,000万ユーロ圧縮する。これに伴い従業員

コメルツバンク(2012年12月通期決算)

2012年12月通期決算の純利益は600万ユーロで、前期の6億3,800万ユーロから急減。繰延税金資産の取り崩し、ウクライナ子会社の売却に伴うコストが膨らみ、収益を圧迫した。これらの大半を計上した第4四半期に限ると7,2

ダイムラー(2012年12月通期決算)

2012年12月期決算の営業利益は86億1,500万ユーロで、前期から2%減少。売上高は7%増の1,142億9,700万ユーロに拡大したが、研究開発や新モデル開発の費用がかさみ、減益となった。最終利益は航空宇宙大手EAD

MAN(2012年12月通期決算)

2012年12月通期決算の純利益は1億8,900万ユーロで、前年同期から23%減少。欧州とブラジルでの販売不振が響き、収益が悪化した。売上高は4%減の157億7,200万ユーロ。 \

アルセロールミタル(2012年10-12月期決算)

2012年10-12月期(第4四半期)決算の最終損益は39億9,000万ドルの赤字で、赤字幅は前年同期の10億ドルから拡大した。一部の工場の閉鎖に伴う資産の評価損、合理化コストが響いた。売上高は14%減の193億ドル。1

クレディ・スイス(2012年10-12月期決算)

2012年10-12月期(第4四半期)決算で3億9,700万スイスフラン(約3億2,000万ユーロ)の純利益を計上し、前年同期の赤字(6億3,700万スイスフラン)から黒字に転換。前年同期のような多額の合理化費用がなかっ

UBS(2012年10-12月期決算)

2012年10-12月期(第4四半期)決算で18億9,000万スイスフラン(約15億4,000万ユーロ)に純損失を計上し、前年同期の黒字(3億2,300万スイスフラン)から赤字に転落。ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)

ウニクレディト、ペカオ銀行の少数株売却へ

イタリア最大手銀行のウニクレディトが東欧事業を再編する。ポーランド子会社ペカオ銀行の少数株を売却するほか、エストニア、リトアニアの拠点を閉鎖し、バルト事業の運営をラトビアに一本化する。 \ 同社の30日発表によると、ペカ

ダイムラー、フォード・日産と燃料電池開発で提携

自動車大手のダイムラーは1月28日、フォード、日産自動車と燃料電池車の開発で提携すると発表した。提携により各社の投資コストを圧縮するほか、規模の効果を活用して生産コストを低減。早ければ2017年にも手ごろな価格の量産モデ

HSBCの平安保険株売却、中国当局が承認

英大手銀行のHSBCホールディングスは1日、保有する中国保険2位平安保険の株式15.6%をタイのコングロマリット(複合企業)、ジャルーン・ポーカパン・グループ(CPグループ)に売却することが中国当局から承認されたと発表し

三菱電機、独システムインテグレーター買収

三菱電機は1月30日、水・ごみ処理の監視制御システムなどを手がける独システムインテグレーターのKHオートメーションプロジェクツを買収すると発表した。買収額は非公表。三菱電機が70%、同社の欧州販売子会社が30%を出資する

ドイツ銀行(2012年12月通期決算)

2012年12月通期決算の純利益は7億ユーロで、前期の43億ユーロから大幅に減少。訴訟リスクの引当金やのれん代の減損処理の影響で、第4四半期(10~12月)の最終損益が前年同期の黒字(2億ユーロ)から22億ユーロの赤字に

BMWとトヨタが提携強化、燃料電池車の共同開発など

独高級車大手のBMWは24日、戦略提携先のトヨタ自動車との間で新たな契約を締結した。燃料電池(FC)システムの開発が最大の目玉。スポーツカー、軽量化技術、リチウム空気電池の開発でも合意した。4合意のうちリチウム空気電池を

BASF、中国石油化工と合弁

独化学大手のBASFは22日、中国石油化工集団(シノペック)と共同でイソノナノール(INA)の合弁生産会社を設立すると発表した。中国での需要拡大に対応する考え。広東省茂名市に工場を建設し、2015年半ばから生産を開始する

オペル、ボーフム工場の生産停止前倒しも

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が欧州子会社オペルの独ボーフム工場での車両生産を当初の計画より2年早い2014年末に打ち切ることを検討している。GMのスティーブン・ガースキー副社長が従業員宛ての文書で明らかにした

コメルツ銀、最大6千人削減へ

独2位銀行のコメルツバンクは24日、2016年までの4年間でフルタイムの従業員を4,000~6,000人削減する方針を打ち出した。事業再編プログラムの一環で、オンラインバンキング子会社コムダイレクトとポーランド子会社BR

シーメンス(2012年10-12月期決算)

2012年10-12月期(第1四半期)決算の純利益は12億1,400万ユーロで、前年同期から12%減少。売上高は2%増の181億2,800万ユーロに伸びたが、ソーラー部門の損失は収益を圧迫した。 \

SAP(2012年12月通期決算)

2012年12月通期決算の売上高は前年比14%増の163億300万ユーロとなり、過去最高を記録。インメモリーデータベースソフト「HANA」の販売やクラウドサービス事業が好調だったことが大きく、最終利益も7%増加し、過去最

英スタンステッド空港、売却先が決定

英空港運営会社のヒースロー・エアポート・ホールディングス(旧BAA)は18日、ロンドンのスタンステッド空港を国内同業のマンチェスター・エアポーツ・グループ(MAG)に売却することで合意したと発表した。売却額は15億ポンド

独メトロ、中国家電販売から撤退

独小売大手のメトロは16日、中国の家電小売市場から撤退すると発表した。赤字続きで事業を続ける意味がないと判断した。撤退に伴い引当金を計上する。現地事業の今後については共同出資者である台湾のEMS(電子機器受託生産)大手フ

スウォッチ、米高級宝飾品ブランドを買収

スイスの時計大手スウォッチは14日、米国の高級宝飾品ブランド「ハリー・ウィンストン」を買収すると発表した。ハイエンド事業を強化するとともに、ダイヤモンド市場参入の足掛かりを得たい考え。現金7億5,000万ドルを支払うほか

仏ヴァージン・ストアが破たん

仏CD・書籍販売チェーンのヴァージン・ストアは9日、パリの商業裁判所に会社更生法の適用を申請した。同社は「ヴァージン・メガストア」を経営し、を26店舗展開しているが、音楽のデジタル配信普及によってCD、DVDの販売が落ち

バイエル、生物農薬メーカーを買収

独バイエルの農業化学部門バイエル・クロップサイエンスは8日、生物農薬メーカーの独プロフィタを買収すると発表した。製品の幅を広げるとともに、開発力を強化する狙い。買収金額は公表していない。取引は数週間で成立する見通しという

クレディ・スイス、ETF事業を売却

スイス大手銀行のクレディ・スイスは10日、上場投資信託(ETF)事業を米投資会社のブラックロックに売却すると発表した。銀行の自己資本規制強化を踏まえ財務基盤を強化する狙い。取引金額は明らかにしていない。取引の成立に必要な

エールフランス、LCC事業に参入

仏エールフランス航空は7日、格安航空(LCC)事業に参入すると発表した。LCC子会社を新設する代わりに、2月6日から既存の近距離線に格安料金プランを設定する形で、欧州LCC大手のライアンエアー、イージージェットなどに対抗

イベルドローラ、仏風力発電所を売却

スペイン電力最大手のイベルドローラは12月31日、フランスにある32の風力発電所を米ゼネラル・エレクトリック(GE)、仏電力公社(EDF)などの関連会社に総額3億5,000万ユーロで売却すると発表した。 \ イベルドロー

プジョーとGM、小型車3種を共同開発

仏自動車最大手のPSAプジョーシトロエンと米ゼネラルモーターズ(GM)は20日、今年2月に調印した資本・業務提携に基づいて、3種類の小型車を共同開発することで合意したと発表した。 \ 共同開発するのは◇オペル/ボクソール

サンタンデール銀、2部門を吸収

スペイン最大手銀行のバンコ・サンタンデールは17日、傘下のバネスト銀行とプライベートバンキング部門バニフを吸収すると発表した。政府が進める銀行再編に沿ったもので、来年3月までに実施する。 \ スペイン政府は住宅バブルの崩

BNPパリバもエジプト部門売却

仏最大手銀行のBNPパリバは20日、エジプト部門のBNPパリバ・エジプトをドバイのエミレーツNBD銀行に売却することで合意したと発表した。国際的な新資本規制「バーゼルIII」の導入に備えた資本増強が目的。来年3月末までの

独海運2社が合併協議、世界4位が誕生か

独海運大手のハパックロイドとハンブルク・ジュートは18日、合併に向けて協議することを明らかにした。海運業界は世界的に過剰な輸送能力を抱えて不況に陥っており、両社は合併により危機を打開する意向だ。合併が実現すると、世界4位

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