東欧市場における自動車工業界の動き
チェコ2011年自動車生産台数、過去最高
チェコ自動車産業連盟(AutoSAP)が25日発表した2011年の国内自動車生産台数(自動二輪車を含む)は、過去最高の122万769台に上った。世界的に景気が冷え込み始める中でも、前年比11.5%増と大きく伸びた。「チェ
シュコダ、電気自動車の実証試験を開始
独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車はこのほど、チェコのムラダー・ボレスラフ周辺で電気自動車「オクタビア・グリーン・Eライン」10台の実証試験を開始した。 \ 同モデルは、VWの協力により「オク
ロシア新車販売、2011年は39%増
ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が12日発表した2011年通期の国内新車販売(乗用車・小型商用車)は265万3,408台となり、前年に比べ39%増加した。12月単月の販売は23%増の25万1,414台だった。AEBは2
ホンダがトルコでの生産強化、北アフリカへの輸出狙う
ホンダがトルコで7,500万トルコリラ(約4,000万米ドル)の大型投資を検討している。同社は現地で人気の高いシビック・セダンに新型バージョンを導入するとともに、北アフリカへの本格的な輸出も視野に入れ、生産体制を強化する
長城汽車、ブルガリア合弁工場で2月から生産開始
中国の長城汽車は、2月からブルガリアの合弁工場で自社モデルの生産を開始する。長城汽車の現地パートナーであるリテックス・モーターズがこのほど明らかにした。 \ リテックス・モーターズの広報担当者、キリル・ゲオルギエフは6日
11年のロシア新車販売、39%増
欧州ビジネス協会(AEB)は12日、ロシアの新車販売が2011年に前年比39%増の265万台に拡大したと発表した。第1四半期に大幅な伸び(前年同期74%増)を示したが、最終四半期は同23%にペースダウンした。このため、2
シュコダ自、11年の販売台数が過去最高に
独フォルクスワーゲン傘下のチェコのシュコダ自動車が5日発表した2011年の世界販売台数(速報値)は前年比15%増の87.5万台となり、過去最高を更新した。インドや中国、ロシアなど新興国やドイツでの販売が好調で全体をけん引
ABB、エストニアで急速充電ネットワークを受注
スイスのエンジニアリング大手ABBは9日、エストニア政府がこのほど実施した電気自動車用の急速充電ネットワークに関する大型プロジェクトを落札したと発表した。同契約は5年間で、直流(DC)の急速充電器200基を整備するほか、
12月の新車登録14.6%減、11年通年は3.7%増
自動車専門調査会社データハウスが2日発表したハンガリーの2011年12月の新車(乗用車)登録台数は3,261台と、前年同月から14.6%減少した。今月から自動車登録税が引き下げられるため、購入を控える消費者が多かった。
シュコダ自動車、15%増の87.5万台を販売
チェコのシュコダ自動車は5日、2011年の販売台数が前年の76.2万台を15%上回る87.5万台となり、過去最高を記録したと発表した。インドでは販売を50%伸ばし、中国、ドイツ、ロシア市場でも大幅増となった。詳細は1月1
現代自、2011年のドイツ販売は17%増の8万7,000台
現代自動車のドイツ法人は4日、同国における2011年の販売が8万6,866台となり、前年に比べ約17%増加したと発表した。市場シェアは前年の2.55%から2.74%に拡大。国外ブランドでは、ルノー、シュコダに次いで3位に
オンラインショップの決済、最多は「入金確認後発送」
ドイツのオンラインショップで提供されている決済方法で最も多いのは「顧客からの入金確認後に発送(先払い)」であることが、レーゲンスブルク大学の付属研究機関ibi Researchなどがこのほど発表した電子決済(Eペイメント
チェコの自動車生産、2011年は118万台超
チェコ自動車工業会(SAP)は27日、2011年の国内自動車生産台数が前年比9.8%増の118万2,000台となったようだと発表した。欧州債務危機の影響による景気減速にもかかわらず、輸出が好調だった。 \ 独フォルクスワ
VW、SUV車のノンストップ生産を延長
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のスロバキア子会社が、ブラティスラバ工場におけるSUV(スポーツ用多目的車)のノンストップ生産(3交代体制)を2012年6月30日まで延長する。現地通信社の『TASR』が22日報じた
トルコ自動車市場、海外メーカーが投資拡大へ
米フォード、日産、トヨタなどの自動車メーカーが、2012年にトルコ向けの投資を拡大するもようだ。トルコの経済ニュースサイト『フリエト・デイリー・ニューズ』が12月28日報じた。 \ トルコのエルギュン科学産業技術相が現地
ルノー・日産、アフトワズの経営権取得へ
仏自動車大手ルノーと日産自動車は、ロシア同業アフトワズの経営権取得で3月にも合意する見通しが強まった。アフトワズのコマロフ最高経営責任者(CEO)が12月27日、電子メールによる声明で明らかにした。 \ コマロフCEOに
シュコダ自、11月の販売は7%増
チェコのシュコダ自動車は15日、2011年11月の販売台数が7万5,000台となり、前年同月から7.1%増加したと発表した。ロシアや中国など新興国での販売が好調だった。1~11月の累計販売が前年同期比16.3%増の81万
Skoda auto
独フォルクスワーゲン(VW)傘下のチェコ自動車大手、シュコダ はこのほど、ムラダー・ボレスラフ工場で拡張工事をしていた後輪車軸の生産ラインを稼働させた。従来の生産ラインを60メートル延長したほか、一部の生産工程を全自動化
ポーランドの自動車生産が縮小、11月は前年同月比9.8%減
ポーランドの自動車市場調査会社Samarが14日発表した11月の同国自動車生産台数は6万1,500台となり、前年同月比で9.8%、前月比で7%減少した。輸出が縮小していることが主因だ。1~11月の生産台数は76万8,30
アウディ、工場拡張工事で70社と契約
独自動車大手アウディのハンガリー子会社であるアウディ・フンガリアが進めている工場の拡張工事で、同社がハンガリーの建設会社およそ70社とこれまでに結んだ契約の総額が2億ユーロとなった。ロシェク最高財務責任者(CFO)が13
ルーマニア下院、自動車環境税法改正案を可決
ルーマニア下院は15日、自動車環境税法の改正案を賛成多数で可決した。同改正案は10月31日に上院で可決されており、官報で公布された後に施行される。 \ 改正環境税法では、税率を25%引き下げる一方、これまで非課税扱いだっ
富士重工、スバル車のロシア生産を検討
富士重工がロシアにおけるスバル車のセミノックダウン生産を2013~14年に開始することを検討している。年産規模は3万台以上。『コメルサント』紙が15日、ロシア子会社スバル・モーターズの吉田和志社長の話として報じた。 \
ロシア新車販売、11月は26%増
ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した2011年11月の国内新車販売(乗用車・小型商用車)は、前年同月比26%増の23万9,539台だった。1~11月の累計は240万2,043台となり、前年同期比から41%増加
トルコの11月新車販売は14%減
トルコ自動車工業会(OSD)は9日、2011年11月の新車販売は6万6,714台にとどまり、前年同月から14%減少したと発表した。1~11月の累計販売では前年同期比21%増の77万4,861台を確保した。 \ 11月の国
AAAオート、1-11月の販売台数が13%増
チェコの中古車販売大手AAAオートが5日発表した2011年1-11月の販売台数は、前年同期比13%増の4万1,477台に拡大し、同時点で昨年通期の販売台数(3万9,530台)を上回った。 \ 同社は今回の業績について「例
11月の新車登録は20%減
ポーランドの自動車業界専門の市場調査会社Samarが6日発表した2011年11月の新車(乗用車及び乗用車タイプの小型商用車)登録台数は2万4,919台と、前年同月から20.13%減少した。欧州債務危機に端を発する経済の先
アウディ、ハンガリーに新車開発部門を設置
独高級車メーカー、アウディのハンガリー子会社は5日、同国北西部のジェール工場に新車開発部門を設置すると発表した。投資額は20億フォリント超で、70人を雇用する。 \ 同社は過去10年間で、同工場のエンジン開発部門に90億
フィアットがポーランド工場で人員削減、最大で1万人
ポーランド南部に位置するフィアットのティヒ工場で来年、1万人規模の人員削減が実施されるもようだ。現地紙『ジェチポスポリタ』が、イタリアの自動車情報ポータル「Linkiesta」と業界専門家筋の情報として報じた。生産の縮小
日産、FSOとの提携交渉中止か
日産自動車がポーランド同業FSOとの提携交渉を中止したもようだ。日産はFSOのワルシャワ工場で自動車を生産することを計画していたが、欧州における新車需要が今後、減少する見通しであることから、交渉を中止したという。現地有力
シュコダ「シティゴー」の受注好調
チェコのシュコダ自動車は11月29日、新型サブコンパクトカー「シティゴー」の受注台数が、11月1日の受注開始から2週間で1,000台に達したことを明らかにした。年内に500台を納車する予定。 \ シティゴーは、親会社であ
ブルガリア、EV充電スタンド第1号に着工
ブルガリア初の電気自動車(EV)充電スタンドの建設工事が28日、ソフィアで始まった。EVの普及促進に向けてトライコフ経済エネルギー相が10月に予告していたもので、まずは市中心部の6カ所に設置する計画だ。 \ 今回着工した
マツダ、ロシア現地生産で合弁協議
マツダがロシアでの合弁生産に向けて現地大手のソレルスと具体的な協議に入った。輸入関税を減らして販売を伸ばす狙いで、沿海地方のウラジオストク市にあるソレルスの工場で生産する方向だ。 \ 詳細は発表されていないが、ロシア経済
ポルシェ・ホールディング、チェコの自動車卸市場に進出
欧州自動車販売最大手のポルシェ・ホールディング・ザルツブルグが、チェコのインポート・フォルクスワーゲン・グループ(IVG)を買収し、同国の自動車卸市場に進出する。「フォルクスワーゲン」、「アウディ」、「セアト」の3ブラン
チェコ中古車大手AAAオート、1-9月期は増収増益
チェコの中古車販売大手AAAオートが16日発表した2011年1-9月期の決算は、純利益が前年同期比53.2%増の520万ユーロに拡大した。中古車市場の回復が追い風となり、売上高も前年同期比35.4%増の2億150万ユーロ
GAZと第一汽車の合弁、来年から生産開始
ロシア自動車大手のGAZと中国の第一汽車(FAW)が来年、ロシア中南部チェリャビンスク州のミアスにあるGAZの工場で大型トラックの生産を開始する。GAZのアンダーソン社長によると、ミアス工場の生産ラインを近代化し、年約1
ロシアの10月新車販売は27%増
ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が9日発表した2011年10月の国内新車販売(乗用車・小型商用車)は、前年同月比27%増の24万865台に拡大した。1~10月の累計は216万2,504台となり、前年同期比から43%増加
VWのスロバキア工場、新型車生産で2交代制導入
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は7日、スロバキアのブラチスラバ工場で行っている新世代コンパクトカーシリーズ「ニュースモールファミリー」の生産で、2交代制を導入した。現地SITA通信が伝えた。 \ ブラチスラバ工場
リテックス、長城汽車製品のテレビCMをオンエアへ
ブルガリアの自動車メーカー、リテックス・モーターズは、年内に合弁生産をスタートする中国同業の長城汽車の製品のテレビCMを近くオンエアすると発表した。リテックスによると、CMはブルガリア国内で制作されたもので、多くの有名ス
現代自、ウクライナで小型バス生産を計画
韓国・現代自動車がウクライナで小型バスとピックアップトラックの生産を計画している。同社は現在、ウクライナ政府と同計画について交渉をすすめており、ボリス・コレスニコフ副首相によると、12月半ばにも契約締結が実現する見通しだ
富豪クルチク氏、新車輸入販売事業をVWに売却
ポーランドの実業家で大富豪のヤン・クルチク氏は3日、今年6月の合意に基づき、新車輸入販売事業を独フォルクスワーゲン(VW)に売却したと発表した。現地経済紙『Puls Biznesu』によると、売却したのは、VW、アウディ
チェコ・スロバキア自動車産業、好調持続もドイツの需要後退に懸念
最も重要な取引先であるドイツの需要にかげりが出ているものの、チェコとスロバキアの自動車製造業界はまだまだ好調だ。両国とも、メーカーは増産に動いており、生産台数の最高記録を次々に塗り替えている。 \ スロバキアのジリナでは
ルーマニア上院、自動車環境税法改正案を可決
ルーマニア上院は10月31日、自動車環境税法の改正案を賛成多数で可決した。税率を25%引き下げる一方で、これまで非課税扱いとされていた2007年以前に国内登録された中古車も適用対象に含める内容。同法案は下院に送られ審議さ
ポーランドの自動車生産台数、年初予測を下回る見通し
2011年のポーランド自動車生産台数が年初の予測を大きく下回る見通しだ。フィアットの減産が主な理由。隣国のチェコとスロバキアでは生産台数の増加が見込まれており、単なる景気の問題というわけではなさそうだ。 \ ポーランドの
ハイブリッド車、販売台数が大幅増
ポーランドでハイブリッド自動車の販売が大幅に増加している。現地日刊紙『ジェチポスポリタ』によると、今年1-9月期の販売台数は前年同期からほぼ倍増した。電気自動車は高価で手が届かないため、ハイブリッド車への関心が高まってい
シュコダ自、1-9月期に大幅増益
独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は10月31日、2011年1-9月期の営業利益が前年同期比83.1%増の5億7,500万ユーロに達したと発表した。売上高は21.2%増の76億ユーロ、販売台数
VW、スロバキアのプレス工場を着工
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は10月25日、スロバキアの首都ブラチスラバにある生産拠点で、車体プレス工場の建設を開始した。総工費は約9,000万ユーロ。素材、物流プロセスを効率化し、スロバキアでの生産能力を強化
アフトワズ、1-6月期は利益倍増
「ラーダ」ブランドで知られるロシアの自動車最大手アフトワズが25日発表した2011年1-6月期の連結最終利益(国際会計基準)は64億ルーブル(2億900万米ドル)となり、前年同期比で倍増した。新車買い替え奨励措置の恩恵で
独商用車大手MAN、露GAZから大型受注
独商用車大手のMANトラック・アンド・バスは20日、ロシア自動車最大手GAZの傘下にあるバスメーカーLIAZからエンジン2,188基を受注したと発表した。受注額は数千万ユーロに上るという。正確な額は明らかにしていない。