2011/12/21

ポーランド

ポーランドの自動車生産が縮小、11月は前年同月比9.8%減

この記事の要約

ポーランドの自動車市場調査会社Samarが14日発表した11月の同国自動車生産台数は6万1,500台となり、前年同月比で9.8%、前月比で7%減少した。輸出が縮小していることが主因だ。1~11月の生産台数は76万8,30 […]

ポーランドの自動車市場調査会社Samarが14日発表した11月の同国自動車生産台数は6万1,500台となり、前年同月比で9.8%、前月比で7%減少した。輸出が縮小していることが主因だ。1~11月の生産台数は76万8,303台で前年同期を6.4%下回った。

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1~11月の生産台数をモデル別にみると、フィアット「パンダ」が17万1,600台で1位。2位はフィアット「500」の15万台、3位はオペル「アストラIV」の13万6,600台だった。

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ポーランドの主要自動車メーカーの生産シェアは、フィアットが57%、オペルがシェア21%、フォルクスワーゲンが21%、FSOが1%だった。

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ポーランドで生産される乗用車・トラックの98%は国外に出荷される。年初以来、通貨ズロチは対ユーロで13%安くなったが、ユーロ圏の景気減速による需要縮小を相殺できなかった。

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アナリストの推定によると、自動車産業はポーランドの国内総生産の約10%を占める重要産業であるため、経済成長の減速は避けられないとみられる。

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