「ラーダ」ブランドで知られるロシアの自動車最大手アフトワズが25日発表した2011年1-6月期の連結最終利益（国際会計基準）は64億ルーブル（2億900万米ドル）となり、前年同期比で倍増した。新車買い替え奨励措置の恩恵で販売台数が31.3％増の29万1,540台に達し、売上高を40％増の822億ルーブルに押し上げた。
\アフトワズは利益の内訳について、「ロシア会計基準によるアフトワズの利益が21億ルーブル、子会社が4億ルーブルで、国際会計基準の適用による調整で39億ルーブルがこれに加算された」と説明している。
\2009年には金融危機の影響で半減したロシアの自動車販売だが、順調に回復を続け、今年は前年比28％増の245万台に達する見通しだ。フォード、ゼネラルモーターズ、ルノーなどの国際自動車大手は、欧米での売れ行きが伸び悩んでいるため、市場規模の大きいロシア事業に力を入れている。（1RUB＝2.54JPY）
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