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2012/9/14

一般・技術・その他 (旧)

フィアットなど、天然ガス燃料対応モデルを出展=パリモーターショー

この記事の要約

伊自動車大手のフィアットは今年のパリモーターショー(一般公開:9月29日~10月14日)に天然ガス燃料に対応した0.9リットル2気筒エンジン「ツインエアターボ」を搭載した「パンダ」を出展する。また、独自動車大手のダイムラ […]

伊自動車大手のフィアットは今年のパリモーターショー(一般公開:9月29日~10月14日)に天然ガス燃料に対応した0.9リットル2気筒エンジン「ツインエアターボ」を搭載した「パンダ」を出展する。また、独自動車大手のダイムラーは、メルセデス・ベンツから天然ガスとガソリン燃料の両方で走行できる「Bクラス」の新モデル「B 200 NGD(Natural Gas Drive)」を出展する。

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■ フィアット「パンダ」、天然ガス燃料対応の2気筒エンジン搭載

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天然ガス燃料対応の2気筒エンジンを搭載した「パンダ」は、天然ガス用タンク(容量:12kg)とガソリン燃料用タンク(35リットル)を装備し、ドライバーはボタン操作で燃料を切り替えることができる。天然ガスで走行した場合の出力は59kW/80PS。走行100キロメートル(km)当たりの燃費は3.1kg、二酸化炭素(CO2)排出量は86g/kmとなる。同モデルはドイツでは10月から発売する予定。

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■ メルセデス、天然ガスハイブリッド車「B 200 NGD」を発売へ

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メルセデスの「B 200 NGD(Natural Gas Drive)」は1.6リットルの4気筒ガソリンエンジンを搭載。天然ガスでも走れるようになっている。出力は115kW/156PS、最高速度は時速200kmとなっている。走行100km当たりの燃費は4.2kg(ガス)で、CO2排出量は115g/kmに相当する。床下に3個のタンク(容量:計21kg/125リットル)を装備し、天然ガスのみで約500kmを走行できる。天然ガスがなくなると自動的にガソリン燃料での走行に切り替わる。同モデルはパリモーターショーに出展後、11月に市場投入する予定。

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