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2012/11/16

一般・技術・その他 (旧)

独自動車業界の広告投資、7-9月期は5億2千万ユーロ

この記事の要約

メディア調査会社のニールセン・メディア・リサーチが実施した調査によると、自動車業界が2012年7-9月期(第3四半期)にドイツ市場に投入した広告費(新聞・雑誌・テレビ・ラジオのいわゆるマス4媒体と屋外広告、シネアド、オン […]

メディア調査会社のニールセン・メディア・リサーチが実施した調査によると、自動車業界が2012年7-9月期(第3四半期)にドイツ市場に投入した広告費(新聞・雑誌・テレビ・ラジオのいわゆるマス4媒体と屋外広告、シネアド、オンライン広告)は5億1,980万ユーロにとどまり、前の期(4-6月期)に比べ18.3%減少した。上位5社ではダイムラーを除く4社が全て広告費を削減するなど、欧州自動車市場の冷え込みが響いているようだ。

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メーカー別では、VWが5,190万ユーロを投資し、トップを維持したものの、前年同期比で14.4%減少した。3位のルノーは16.1%減の3,170万ユーロ、4位のオペルはほぼ4分の3減の2,510万ユーロ、フォードも減額となった。一方、ダイムラーは新型Aクラスの投入で広告活動を強化し、3,460万ユーロを投資した。

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媒体別では、テレビ広告が1億7,040万ユーロで最も多い。インターネット広告は8,050万ユーロ、ラジオ広告は7,410万ユーロ、新聞広告は1億820万ユーロ、一般雑誌は6,250万となっている。

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ニールセンは独業界紙『アウトモビールボッヘ』の委託を受けて、二輪車、キャンピングカー、自動車、タイヤ・付属品など自動車業界の広告投資を定期的に調査している。

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