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2014/10/17

企業情報 - 部品メーカー

GKNの粉末冶金部門、中国で生産増強

この記事の要約

英自動車部品大手GKNの粉末冶金部門GKNパウダー・メタラージは8日、中国市場の需要拡大に対応するため、同国での生産を拡大すると発表した。江蘇省丹陽の工場を拡張するほか、同じく江蘇省の儀徴に工場を開設する。 丹陽工場では […]

英自動車部品大手GKNの粉末冶金部門GKNパウダー・メタラージは8日、中国市場の需要拡大に対応するため、同国での生産を拡大すると発表した。江蘇省丹陽の工場を拡張するほか、同じく江蘇省の儀徴に工場を開設する。

丹陽工場では870万ポンドを投資して工場棟を増設する。新工場棟の床面積は2万平方メートルで、2015年9月の完成を予定している。丹陽工場は06年3月に設立され、主に自動車エンジンおよびトランスミッション用粉末冶金部品を生産している。儀徴工場は12年に建設を開始し、先ごろ正式に開設した。年内に80人を雇用し、エンジン、車体、シャシー向け小型精密部品を生産する。

GKNパウダー・メタラージは06年に中国に進出して以来、順調にシェアを拡大しており、現在は中国の自動車粉末冶金市場で上位5社にランクインしている。

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