米自動車部品大手のジョンソン・コントロールズはドイツのシュツットガルト近郊にあるベーブリンゲン工場を閉鎖する。独自動車大手ダイムラーの現行「Eクラス」に供給しているドアパネルが新型「Eクラス」に採用されなかったことが理由。同工場の従業員約220人が影響を受ける。
ジョンソン・コントロールズの広報担当者によると、自動車の天井部品などを生産する同社の内装部門はドイツに約3,000人の従業員を抱えている。他のドイツ工場も受注減などの問題があり、グレーフラート工場(従業員数:310人)とヴッパータール工場(同:350人)も閉鎖されるという。
18日付の地方紙『ジンデルフィンガー・ツァイトゥング/ベーブリンガー・ツァイトゥング(SZ/BZ)』(電子版)によると、ベーブリンゲン工場は2016年4月に閉鎖されるもよう。