欧州自動車産業情報、メーカーの動向、最新技術の情報を配信

2010/4/16

一般・技術・その他 (旧)

独コンティネンタル、ソーシャルメディアで若者にアピール

この記事の要約

独タイヤ大手のコンティネンタルはこのほど、大手ソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS)のフェイスブック内に広告ゲーム(アドバゲーム)サイト「contitirekick.com」を開設した。同社がスポンサーを務めるサ […]

独タイヤ大手のコンティネンタルはこのほど、大手ソーシャル・ネットワーキングサービス(SNS)のフェイスブック内に広告ゲーム(アドバゲーム)サイト「contitirekick.com」を開設した。同社がスポンサーを務めるサッカー・ワールドカップ(W杯)の開催に合わせたもので、SNSを活用する若い世代にアピールするのが狙い。

\

Contitirekick.com(英語版のみ)では、タイヤの形をしたゴールにボールをシュートするなどして得点を競う。4月30日までにサイトに登録すると自動的にW杯招待旅行などが当たる懸賞ゲームに参加できる。利用は無料だが、フェイスブックにユーザー登録していることが条件となる。サイトの月間アクティブユーザー数はサイト開設からほぼ1カ月で4万4,000人、お気に入り(ファン)登録ユーザー数は3,700人に達した。サイトではゲームユーザーが書き込んだコメントに対し、コンティネンタル側が返答するなど、双方向コミュニケーションの手段としても活用されている。

\

コンティネンタルの乗用車タイヤeBusiness部のロッケンドルフ部長はソーシャルメディアをマーケティングに活用する理由として◇サッカーファンのユーザーに「回り道することなく」アクセスできる◇若者世代にアピールできる◇ネットを通して口コミの輪が広がる「バイラル効果」が期待できる――などを挙げている。

\
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |