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2010/4/16

企業情報 - 自動車メーカー

PSA、3気筒エンジンの生産に大型投資

この記事の要約

仏自動車大手のPSAプジョー・シトロエンは9日、新しい3気筒ターボガソリンエンジンの生産に向けて2013年までに1億7,500万ユーロを投資する計画を発表した。同エンジンはパードーカレー県のドゥヴラン(Douvrin)に […]

仏自動車大手のPSAプジョー・シトロエンは9日、新しい3気筒ターボガソリンエンジンの生産に向けて2013年までに1億7,500万ユーロを投資する計画を発表した。同エンジンはパードーカレー県のドゥヴラン(Douvrin)にあるPSAとルノーの合弁会社La Francaise de Mecanique(FM)の工場で生産する。

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PSAは3気筒ガソリンエンジンの新シリーズを開発中で、ターボエンジンは同シリーズに加えられる。新シリーズは気筒容量が1.0リットルと1.2リットルの2種類があり、2012年からトレムリー工場で生産し、規模は最大で年64万基を計画している。1.2リットルのターボエンジンは2013年からドゥヴラン工場で生産、年32万基を計画している。

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FMは1969年に設立され、現在は、ガソリンおよびディーゼルエンジンのほか、BMWグループと共同開発したEPエンジンを生産している。従業員数は現在3,400人。生産規模は1日当たり6,200基。2009年は130万基を生産し、そのうち94万2,000基をPSAに供給した。

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今回の投資では、フランス工場の高い技術力や自治体の支援体制が決め手となった。

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