独自動車部品大手のコンティネンタルが開発したガソリンおよびディーゼルエンジン向けのNOx(窒素酸化物)センサーがこのほど、米国の2010年PACE賞をプロダクツ部門(欧州)として受賞した。
\同センサーは、排ガスに含まれるNOx濃度を監視して、ガソリンエンジンではNOx吸蔵触媒の再生を制御、ディーゼルエンジンでは選択還元型NOx触媒(SCR)の尿素注入量を調整することによってNOxの排出量を低減する。
\PACE賞では米業界紙『オートモーティブ・ニュース』、米会計監査大手のアーンスト・アンド・ヤング、米トランスポーテーション・リサーチセンター(TRC)、米国自動車部品工業会(OESA)の後援を受けて、中立的な立場の審査員が革新的な新技術や製品を表彰している。
\コンティネンタルは同センサーに必要なセンサー部品を日本ガイシから調達し、ドイツのレーゲンスブルク工場で生産している。
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