米外食大手マクドナルドは今年、ロシアで45店舗を新たに開設する計画だ。モスクワの第1号店で1日開かれた、ロシア進出20周年を記念するイベントに出席したジム・スキナー最高経営責任者（CEO）が明らかにした。
\スキナーCEOは、「ロシアは欧州で最も有望なファストフード市場のひとつだ」と述べ、2010年は約1億3,500万米ドルを投じて店舗網を拡大する意向を示した。
\マクドナルドは旧ソ連時代の90年1月31日にモスクワ・プーシキン広場でロシア1号店をオープンした。現在は245店舗を展開し、1日当たりの来客数は95万人に上っている。ロシア・中東欧部門の責任者を務めるハスブラートフ氏によると、昨年の売上高は8億ドルだった。
\ロシアでは米外食2位のサブウェイが15年までに店舗数を1,000に拡大する方針を表明しているほか、同3位のバーガーキングも先月21日に1号店を開設するなど、米外食大手間の競争が激しくなっている。
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