2014/1/22

CIS諸国

世銀、アゼルバイジャンの廃棄物処理事業に追加融資

この記事の要約

アゼルバイジャン政府はこのほど、首都バクーとその周辺自治体の廃棄物処理施設の近代化プロジェクトに対して世界銀行から4,200万米ドルの追加融資を受けることで合意したことを明らかにした。\ バクーとその周辺地域では年間約1 […]

アゼルバイジャン政府はこのほど、首都バクーとその周辺自治体の廃棄物処理施設の近代化プロジェクトに対して世界銀行から4,200万米ドルの追加融資を受けることで合意したことを明らかにした。

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バクーとその周辺地域では年間約180万トンの一般廃棄物が排出されている。世銀の専門家の試算によると、廃棄物は人口の増加と所得の上昇に伴い増加傾向にあり、今後20年間で360万トンに倍増する見通しだ。廃棄物処理施設の近代化プロジェクトは2008年6月に世銀理事会で承認され、09年から実施されている。

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世銀は1992年以来、アゼルバイジャンで50件を超えるプロジェクトに30億ドル以上を融資してきた。同行は11~14年までのアゼルバイジャンでの事業戦略が今年半ばに終了することを受け、新たな戦略の策定を開始することを先ごろ明らかにした。新戦略では代替エネルギー源の開発や高等教育改革、医療財政制度改革などに重点が置かれる見通しだ。

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