2014/2/19

CIS諸国

欧州投資銀と欧州復興開発銀、モルドバの上下水道整備を支援

この記事の要約

欧州投資銀行(EIB)、欧州復興開発銀行(EBRD)、欧州連合(EU)はこのほど、モルドバの首都キシナウの上下水道整備事業に合計5,900万ユーロを供与すると発表した。 現地の上下水道運営会社アパ・カナル・キシナウに対し […]

欧州投資銀行(EIB)、欧州復興開発銀行(EBRD)、欧州連合(EU)はこのほど、モルドバの首都キシナウの上下水道整備事業に合計5,900万ユーロを供与すると発表した。

現地の上下水道運営会社アパ・カナル・キシナウに対し、EIBとEBRDはそれぞれ2,400万ユーロを融資し、EUは近隣国投資ファシリティ(NIF)を通じて1,100万ユーロを交付する。

80万人の人口を抱えるキシナウの上下水道インフラは旧ソビエト連邦時代に整備されたもので、老朽化が進んでいる。アパ・カナル・キシナウは、EIBなどから提供される資金を活用し、配水管からの水漏れなどによる水道水の損失の防止や水質の改善、健康に対するリスクの低減を目指す。

EIBとEBRDは2007年以降、モルドバで道路改修、公共輸送、送電網近代化、水道整備などの9件のプロジェクトに総額6億7,400万ユーロの資金を提供している。

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