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2014/6/4

ハンガリー

ハンガリー通信庁、移動通信用周波数帯の入札開始

この記事の要約

ハンガリーの国家メディア通信庁(NMHH)は5月22日、ブロードバンド移動通信向け周波数帯の入札を公告した。応札期限は6月16日。 NMHHが今回割り当てるのは、現在は未使用となっている800メガヘルツ(MHz)、2,6 […]

ハンガリーの国家メディア通信庁(NMHH)は5月22日、ブロードバンド移動通信向け周波数帯の入札を公告した。応札期限は6月16日。

NMHHが今回割り当てるのは、現在は未使用となっている800メガヘルツ(MHz)、2,600MHzの周波数帯と、900MHz、1,800MHzおよび26ギガヘルツの各周波数帯の空き領域。落札者は2034年までこれらの周波数帯の使用権を獲得する。NMHHでは、入札による収入を1,040億フォリント(3億4,430万ユーロ)と見込んでいる。

NMHHは声明で、「長期的にはブロードバンド通信サービスが国内のどこでも誰もが利用できるようになることがハンガリー経済にとって重要だ。カバレッジが広がり、データトラフィックが高速になればなるほど、国内のデジタルネットワークは確実性が向上する」とのコメントを発表した。

3月に実施された450メガヘルツ(MHz)周波数帯の入札では、唯一の応札者だった国営電力会社MVM傘下のMVM NETテレコミュニケーションサービシズが落札企業となった。

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