2014/6/4

ハンガリー

ハンガリー、欧州第4のエンジン生産国に

この記事の要約

自動車エンジン生産国としてのハンガリーの役割が高まっている。同国の2013年の生産台数は190万基に上り、中東欧地域でトップ。欧州全体でもドイツの400万基、フランスの275万基、英国の255万基に次ぐ4位にランクしてい […]

自動車エンジン生産国としてのハンガリーの役割が高まっている。同国の2013年の生産台数は190万基に上り、中東欧地域でトップ。欧州全体でもドイツの400万基、フランスの275万基、英国の255万基に次ぐ4位にランクしている。現地オンライン情報サイト『ブダペスト・ビジネス・ジャーナル』が5月27日報じた。

ハンガリーは物流上の地便性と人件費など生産コストの安さから、特にドイツの自動車メーカーにとって生産拠点としての魅力が大きい。フォルクスワーゲン(VW)傘下のアウディは1993年にハンガリー北西部のジェールでエンジン生産を開始し、13年11月には累計生産台数が2,500万基を突破。同社の最大のエンジン生産拠点であるほか、VWグループの他ブランドのエンジンも生産する。

GM傘下の独オペルも、12年に開設したセントゴットハルト新工場の拡張工事に着手し、年間生産能力を15年までに2割増の60万基に引き上げる計画だ。

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ
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