2015/6/3

自動車

シュコダ自、カルテル法違反で4,900万コルナの罰金

この記事の要約

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が、カルテル法違反でチェコ競争当局(UOHS)から4,900万コルナ(178万ユーロ)の罰金支払いを命じられた。2011~12年に自動車販売業者との間で、利ざ […]

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が、カルテル法違反でチェコ競争当局(UOHS)から4,900万コルナ(178万ユーロ)の罰金支払いを命じられた。2011~12年に自動車販売業者との間で、利ざやの最低額を取り決めたことが国内法およびEU法に抵触するとされた。裁定は昨年12月に下されたが、守秘義務に基づく書類検証作業のため、ようやく先月28日に発表された。

シュコダ自は11年4月から12年4月の約1年間にわたり、新車の仕入れ値と販売額の差額(利ざや)が一定額を下回らないよう、販売業者に契約で義務付けた。

シュコダ自が異議申し立てを行わなかったため、審決は確定している(1CZK=4.97JPY)