2015/6/3

自動車

起亜スロバキア工場、「シード」累計生産が100万台に

この記事の要約

韓国の起亜自動車は5月26日、スロバキアのジリナ工場でコンパクトカー「シード」の累計生産が100万台に達したと発表した。シードは欧州市場向けにドイツの欧州開発拠点で開発したモデルで、2006年末にジリナ工場で生産を開始し […]

韓国の起亜自動車は5月26日、スロバキアのジリナ工場でコンパクトカー「シード」の累計生産が100万台に達したと発表した。シードは欧州市場向けにドイツの欧州開発拠点で開発したモデルで、2006年末にジリナ工場で生産を開始した。現在は、5ドア、ステーションワゴン、3ドアに加え、高性能モデルのGTモデルを生産している。今年下半期には新しいGTモデルのバージョンを市場投入する計画。

シードの累計生産100万台のうち、ロシア市場向けが最も多く、全体の約20%を占めた。英国とドイツ向けもそれぞれ10万台以上で続く。

ジリナ工場の2014年通期の生産実績は、自動車が約32万3,000台、エンジンは49万3,000基だった。従業員数は約3,800人で、3交代制で生産している。