2015/7/15

自動車

シュコダ自、低排出技術の研究施設を整備

この記事の要約

チェコのシュコダ自動車は10日、本社のある北部ムラダー・ボレスラフで、エンジンの低排出ガス技術の開発拠点となる新研究開発(R&D)センターの定礎式を行った。親会社であるフォルクスワーゲン(VW)と共同で約1,1 […]

チェコのシュコダ自動車は10日、本社のある北部ムラダー・ボレスラフで、エンジンの低排出ガス技術の開発拠点となる新研究開発(R&D)センターの定礎式を行った。親会社であるフォルクスワーゲン(VW)と共同で約1,140万ユーロ強を投じ、来年7月の開所を予定する。

新R&Dセンターの「エミッションセンター・サウス」は、2014年に稼働を開始した研究施設の「エンジンセンター」を拡張する形で整備される。総投資額のうち500万ユーロ弱が設備調達に振り向けられる。

新エミッションセンターは、ガソリン車、ディーゼル車のほか、代替燃料自動車にも対応する。二酸化炭素(CO2)排出量の計測能力は1日当たり25回で、テスト気温は零下40度から摂氏65度まで調整可能だ。