2015/7/29

自動車

シュコダ自、国内3工場の設備更新を実施

この記事の要約

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は27日、夏季休業を利用して国内3工場の設備更新と保守作業を実施すると発表した。乗用車やギアボックスの増産に向けたもので、北部のムラダー・ボレスラフ、クヴァシ […]

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は27日、夏季休業を利用して国内3工場の設備更新と保守作業を実施すると発表した。乗用車やギアボックスの増産に向けたもので、北部のムラダー・ボレスラフ、クヴァシニ、ヴルフラビーの3工場が対象となる。

クヴァシニ工場では今後、中型車「スペルブ」とSUV「イェティ」の年産能力を合計で28万台に引き上げることを計画している。これに向け、操業を停止する27日から来月14日までの3週間で塗装設備の刷新と車体工場の拡張を実施。組立工場でも製造ラインの増設と併せて工程を最適化し、生産能力の強化を図る。物流棟の建設作業も継続する。

ヴルフラビー工場では、来月3日から14日までギアボックスの生産強化に向けた準備作業を行う。日産能力を来春までに現行の1,500個から2,000個に引き上げる予定だ。

ムラダー・ボレスラフ本社工場も来月3日から14日までの休業期間に生産ライン2本の点検・保守およびプレス工場、車体工場の保守作業を実施する。

自動車
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |