2015/7/29

ハンガリー

ハンガリー景況感、7月はマイナス3.1

この記事の要約

ハンガリー経済研究所(GKI)とオーストリアのエルステ銀行が27日発表した7月のハンガリー景況感総合指数(季節調整値)はマイナス3.1となり、前月から0.1ポイント改善した。過去7カ月間、大きな変動はなく、高い水準を維持 […]

ハンガリー経済研究所(GKI)とオーストリアのエルステ銀行が27日発表した7月のハンガリー景況感総合指数(季節調整値)はマイナス3.1となり、前月から0.1ポイント改善した。過去7カ月間、大きな変動はなく、高い水準を維持している。企業景況感は前月比0.1ポイント減の5.0とほぼ前月並み。一方で消費者景況感は1ポイント減のマイナス26に改善した。

企業景況感を業界別にみると、流通・サービス業がわずかに改善する一方で、建設業は再び5月の水準に低下した。

製造業は前月並みだった。構成指数では、生産評価、生産見通し、在庫が改善したが、受注は悪化した。

雇用見通しは製造業と建設業でやや悪化。流通業は変化がなく、サービス業は改善した。

失業を懸念する一般世帯の比率はやや縮小した。向こう12カ月間の家計見通しは改善したものの、貯蓄額に余裕のある人はわずかに減少した。近く高価格帯の耐久消費財を購入する人は大幅に減ったが、今後12カ月の予定でみるとやや増えている。

自動車
COMPANY |
CATEGORY |
KEYWORDS |