2015/9/9

自動車

ポーランドのソラリス、ベルリンで電気バス4台が営業運転開始

この記事の要約

ポーランドのバス製造大手ソラリスは先ごろ、同社の電気バス「ウルビーノ12エレクトリック」4台がドイツのベルリンで実施していた試験運転を終え、営業運転を開始したと発表した。 電気バスの導入は、ベルリン交通局(BVG)やベル […]

ポーランドのバス製造大手ソラリスは先ごろ、同社の電気バス「ウルビーノ12エレクトリック」4台がドイツのベルリンで実施していた試験運転を終え、営業運転を開始したと発表した。

電気バスの導入は、ベルリン交通局(BVG)やベルリン工科大学が参加するプロジェクト「Eバス・ベルリン」によるもので、電気バス4台の投入により、二酸化炭素(CO2)を年約260トン(乗用車250台分のCO2排出量に相当)減らすことができるという。

「ウルビーノ12エレクトリック」の最大定員は70人、最高速度は時速65km。カナダの重工大手ボンバルディアのバッテリーユニットを搭載し、非接触型給電システム「プリムーブ(PRIMOVE)」により、BVGの車庫および停留所2カ所の地中に埋め込まれた充電用プレートの上にバスが停車すると数分間で充電できる。電気駆動システムはドイツのフォスロー・キーペ製で、出力160kWの非同期電気モーターを搭載する。