2015/10/7

自動車

椿本チエイン、コリーンに44億コルナを投資

この記事の要約

チェコ投資庁(チェコインベスト)は1日、椿本チエイン(本社:大阪)が中部コリーンに工場を建設すると発表した。投資額は44億コルナ(1,600万ユーロ)。来年に着工し、2017年の稼働を目指す。椿本が中東欧に拠点を設けるの […]

チェコ投資庁(チェコインベスト)は1日、椿本チエイン(本社:大阪)が中部コリーンに工場を建設すると発表した。投資額は44億コルナ(1,600万ユーロ)。来年に着工し、2017年の稼働を目指す。椿本が中東欧に拠点を設けるのはこれが初めて。

建設地はコリーンのオヴチャーリ工業団地で、自動車向けドライブチェーン、コンベヤチェーンを生産する。80人の雇用を予定する。投資に当たり、当局に税制優遇措置を申請済みだ

椿本によると、立地選定ではチェコに進出済みの日系企業が同国で良い経験を積んでいる事実も重要なポイントとなった。チェコ投資庁は設立以来、日系企業のプロジェクト124件を誘致し、2万9,000人弱の雇用を生み出している。(1CZK=4.97JPY)(東欧経済ニュース6月17日号「椿本チエイン、チェコに現地法人設立」を参照)