ポーランド~チェコ間の新ガスパイプライン敷設を計画
ポーランドのガスパイプライン事業者ガス・システムとチェコの同業ネット4ガス(独RWEグループ)が、両国間の送ガス・インフラの強化を検討している。パイプラインの新設および既存ラインの拡充が内容。ガス・システムは、スロバキア […]
ポーランドのガスパイプライン事業者ガス・システムとチェコの同業ネット4ガス(独RWEグループ)が、両国間の送ガス・インフラの強化を検討している。パイプラインの新設および既存ラインの拡充が内容。ガス・システムは、スロバキア […]
ウクライナ中東部のドニエプロペトローウシク市で27日、連続爆発テロが発生し、30人が負傷した。ポーランドと共催するサッカーの欧州選手権(ユーロ2012)の開幕が6週間後に迫る中での出来事で、政情の悪化を示すものとして懸念
中国が中東欧との取引拡大に向けた努力を強めている。温家宝首相は26日、中東欧・中国経済フォーラム出席のために訪れたポーランドで、2014年までに取引高で1,000億米ドル(763億ユーロ)の突破を目指す立場を明らかにした
独製薬大手ベーリンガー・インゲルハイムの中東欧事業を担当するベーリンガー・インゲルハイム・リージョナルセンター・ウィーン(RCV)が先ごろ発表した2011年の売上高は、前年比10.3%増の7億3,620万ユーロに拡大した
ポーランドは18日に欧州連合(EU)が開いた環境相理事会で、二酸化炭素(CO2)排出権取引制度の大幅な改革と、製造業および発電事業者の負担軽減を求める公式見解書を提出した。また、排出権の市場取引量を制限することに対しても
米投資銀行ゴールドマン・サックスはこのほど、ポーランド、ハンガリー、チェコの中欧3カ国で来年以降、経済が着実に成長するとの予測を明らかにした。西欧の景気回復が追い風になる。ただ、各国の事情やリスクの大きさは異なるという。
欧州航空機製造大手のエアバスは、ロシア2位の航空会社トランスアエロから超大型旅客機「A380」を4機受注した。露インターファックス通信が12日に伝えた。受注金額は発表されていないが、リストプライスでは約16億ドルの規模に
エーザイ株式会社は5日、スイス製薬大手ファーマ・スイスと抗がん剤「ハラヴェン(一般名: エリブリン)」の中東欧地域における販売提携契約を締結したと発表した。これにより、エーザイの英子会社であるエーザイ・ヨーロッパ・リミテ
ハンガリー、チェコ、スロバキアの原子力研究機関が次世代原子炉「アレグロ」の実験炉を共同開発する方針だ。チェコ南部のドゥコバニを建設予定地としており、総工費は数百億コルナ規模に上る。着工は早くて2025年になる見通しだ。同
ドイツのホームセンター大手プラクティカの大株主であるイザベラ・デクラスニー氏が、同社中東欧事業の売却を求めている。巨額の赤字にあえぐ同社の再建が目的。同時に1億2,000万ユーロの転換社債を発行し、再編費用を調達する方針
中欧4カ国を対象に中欧世論調査機関(CEORG)が行った景況感調査で、チェコ国民の景気見通しが最も悪いことが明らかになった。 \ 現状評価ではポーランドが最も良好で、チェコ、スロバキア、ハンガリーと続いた。今後についても
リトアニアとチェコがポーランド・ズロチ建て債の発行を検討している。ポーランド日刊紙『ジェチポスポリタ』が報じた。チェコ財務省は同紙の報道を否定したが、リトアニア財務省は、「有利な条件が提示されればありうる」として、発行の
ウィーン国際経済比較研究所(WIIW)が15日発表した最新の景気予測によると、中東欧の欧州連合(EU)加盟10カ国の国内総生産(GDP)は今年、1.5%の拡大にとどまる見通しだ。これは昨年の半分以下の水準。世界経済の減速
独電力大手のE.ONはこのほど、2011年の最終損益が22億ユーロの赤字になったと発表した。創業以来、初めての赤字決算となった。EBITDAベース営業利益(利払い・税引き・減価償却前)は93億ユーロにとどまり、前年から3
墺保険大手ウニカ(Uniqua)は、中東欧部門の少数株主持分の買い取りを実施する方針を固めた。同社の首脳陣がこのほどアルバニアの首都ティラナで記者会見し明らかにした。 \ ウニカのブラントシュテッター取締役とキンドル取締
ドイツ化学大手ヘンケルの中東欧事業を統括するヘンケル・セントラル・イースタン・ヨーロッパ(ヘンケルCEE)は8日、2011年通期の売上高が前期比4.4%増の28億ユーロに拡大したと発表した。 \ 国別で売上高に占める比率
ハンガリーの石油大手MOLがクロアチアにおける探鉱・開発投資を大幅に強化する。今期は前期の4.6倍に当たる1億9,100万ドルを支出する計画だ。グループ全体では11億ドルに倍増し、うち中東欧事業が5億5,200万ユーロと
ポーランドのエネルギー最大手PGEとリトアニアの送電網事業者リトグリッドが、両国の電力網を結合する「リトポル・リンク(LitPol Link)」を敷設することで昨年12月に合意していたことが、このほど明らかになった。バル
ロシアで4日実施された大統領選挙は、プーチン前大統領(59)が第1回投票で過半数を獲得して当選した。中央選挙管理委員会の発表によると、開票率99.3%の段階で得票率は63.75%に達した。7割以上を獲得した2004年の選
ロシアで4日行われた大統領選挙の選挙運動や投票手続きを調査した国際選挙監視団は5日、数多くの問題が認められ、自由・公正な選挙は行われなかったとする評価を公表した。それでも、国内の独立系監視団体「ゴロス」がプーチン氏の得票
カスピ海地域の天然ガスをロシアを迂回して欧州に運ぶナブッコ計画を進める企業連合が、競合プロジェクトであるトランス・アナトリア・パイプライン(Tanap)を組み込んだ形で輸送ラインを建設することを検討している。輸送能力に見
ロシアの天然ガス独占企業ガスプロムのミレル最高経営責任者(CEO)は2月27日にスロベニアを訪問し、トゥルク大統領とヤンシャ首相と会談。同社が主導する天然ガスパイプライン「サウス・ストリーム」の建設計画などについて協議し
オーストリア政府が国内第4位銀行のフォルクスバンク(OeVAG)の株式40%を取得する。昨年度に12億ユーロの赤字を計上し、経営が厳しくなっている同行を救済する目的だ。これまで国有化しない方針を掲げてきたが、破たんを避け
独保険大手アリアンツは2月28日、中東欧部門の2011年の営業利益が前年比138%増の2億9,500万ユーロに急伸したと発表した。売上高は38億ユーロで前年とほぼ変わらずだった。 \ 11年の損害保険の収入保険料は25億
オーストリアの保険業界が中東欧諸国の事業を拡大している。同国の保険会社は同地域の20カ国に約100の現地子会社を展開しており、昨年は保険料収入を前年の59億ユーロから64億ユーロに拡大した。 \ オーストリア保険事業者協
独連邦統計局によると、ドイツの東欧諸国(東・中欧、中欧アジア、コーカサス地域)との貿易取引高は昨年、前年比18.8%増の3,370億ユーロに達し、過去最高を記録した。特にCIS諸国との取引高は同26%増の950億ユーロに
カスピ海周辺国の天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶ「ナブッコ・パイプライン」の建設計画が縮小される可能性が出てきた。調達できる天然ガスの量が想定を大幅に下回っているため。20日付けの『ウォールストリート・ジャーナル(WWJ
仏大手銀行BNPパリバは17日、中東欧5カ国(ポーランド 、ハンガリーチェコ、ルーマニア、ブルガリア)の経済成長見通しを上方修正した。これらの国の最大の貿易相手国であるドイツの経済の堅調が見込まれるとして、2012年は前
ガスプロムと、日本企業連合の極東ロシアガスは、ウラジオストク地域の天然ガス利用に向けた事業化調査の完了を受けて、ガス液化プラント建設の投資調査の段階に入る。インタファクス通信が20日報じた。 \ ガスプロムのミレル社長は
ロシア最大の金融機関であるズベルバンクは15日、オーストリア信用組合連合会フォルクスバンクの中東欧事業を完全買収する手続きを完了した。これを足掛かりに中東欧事業を拡大していく方針で、すでにポーランドへの進出に意欲を示して
ブルガリア、リトアニア、スロバキアの3つの原発の8原子炉の廃炉に予想以上のコストがかかることが、欧州会計院(ECA)がこのほど発表したEUの廃炉補助金に関する調査報告で分かった。ECAの試算によると、廃炉コストは当初計画
台湾の大手ファンド、復華投信はロシア、ルーマニア、トルコなど東欧諸国の国債を積極的に買い入れている。ファンドマネージャーのブライアン・ウォン氏が12日、ブルームバーグの取材に対して明らかにしたところによると、同氏が運用を
カザフスタンのナザルバエフ大統領の訪独を機に、カザフスタンとドイツ産業界が総額45億ユーロ規模の提携協定を結んだ。希土類(レアアース)の開発・採掘・利用が主な内容で、ドイツ企業を優先的に扱う見返りに、ドイツからの技術移転
アゼルバイジャンが欧州へのガス供給に向けて動きだした。欧州委員会のエティンガー委員(エネルギー担当)は6日、「2、3カ月中に撤回不能の決定に至る」との見通しを示し、同国がガス輸送契約先の検討に入っていることを示唆した。2
欧州復興開発銀行(EBRD)は先ごろ、中東欧29カ国の2012年の経済成長率見通しを昨年10月に示していた3.2%から3.1%に下方修正した。長引くユーロ圏債務危機の影響で同地域の経済が深刻な影響を与えているとして、ユー
ロシアの国営天然ガス企業ガスプロムが欧州への供給量を縮小した。寒波到来で国内需要が拡大していることが理由だ。欧州には十分な備蓄があり、これまでのところ実害は出ていない。ただ、供給会社によっては調達量が30%減ったところも
中東欧の不動産投資が堅調だ。不動産サービス世界大手CBREの調査によると、2011年の投資額は前年の2倍近い112億ユーロに上り、欧州全体の約1割を占めた。投資が活発だったのは、西欧諸国ほど財政問題が深刻化しておらず、十
墺水力発電大手エンゾー・ヒドロが南東欧での事業拡大を計画している。経済情報サイト『ズード・オイローパ・アクトゥエル』がこのほど報じた。同社は、新プロジェクトを推進するため、6月末までにドイツ銀行のファンド子会社DWSから
EU加盟国は24日の財務相理事会で、ハンガリーが財政健全化の努力を怠り、EUの財政規律を定めた安定・成長協定に違反したと認定し、制裁に向けた手続きを進めることを決めた。欧州委員会が制裁を勧告すれば、財務相理で過半数が反対
墺保険大手のウィーン保険グループ(VIG)は東欧で収益を順調に上げている。同社は24日、2011年の暫定決算を発表。税引き前利益が前年比10%増の5億6,000万ユーロになったことを明らかにした。保険料収入は前年比3.4
米自動車部品大手のジョンソン・コントロールズがポーランド(ゾリー)とスロバキア(ルチェネッツ)で2工場を買収した。これまで両工場は、同社と独同業プロシートが共同出資(ジョンソン65%、プロシート35%)する合弁会社JPフ
欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)、欧州復興開発銀行(EBRD)が中東欧地域で大規模な信用収縮が起きる事態に備えて、支援の準備に動いている。欧州銀行監督機構(EBA)が求める資本増強を達成するために、西欧の金融機関
クロアチアで22日、欧州連合(EU)加盟の是非を問う国民投票が実施され、66.3%の賛成で加盟が承認された。反対は33%、無効票は0.7%だった。これにより、同国は全加盟国による批准を経て、2013年7月1日に正式加盟す
独エネルギー最大手RWEが、カスピ海の天然ガスをトルコからオーストリアへ輸送する『ナブッコ』パイプラインプロジェクトへの出資を見直しているもようだ。ドイツ版ウォールストリートジャーナル紙の17日付インタビュー記事で、グロ
ロシアとウクライナが天然ガス取引をめぐって再び対立している。ウクライナがロシアからの輸入量を270億立方メートルにほぼ半減させる意向であるのに対し、ロシア側は契約に準じた代金支払いを要求している。また、値引きの条件として
ドイツ南部のガス会社であるバイエルン・ガスが、欧州連合(EU)の後援で進められているパイプラインプロジェクト「ナブッコ計画」への投資を検討している。採算性を検討した上で、年内にも結論を出す予定だ。ハル社長によると、プロジ
日本とロシアがウラジオストクに天然ガス液化プラント2基を共同で建設する。伊藤忠商事や石油資源開発(JAPEX)などがガスプロムと協力して実施するもので、2013年着工、2020年の稼動を目指す。モスクワ・タイムズが日本発
ギリシャの財政問題に端を発したユーロ圏の債務危機は、欧州で比較的安定した成長を見せていた中東欧諸国にも影響を与えている。ウィーン経済研究所(WIIW)によると、2012年の中東欧経済は、債務危機の影響により大きく減速する
ロシア産の天然ガスを黒海から欧州に輸送するパイプライン「サウス・ストリーム」の建設プロジェクトでトルコ政府は28日、トルコ領における建設を許可した。これにより、黒海での敷設工事が可能となり、同プロジェクトはまたも一歩前進
オーストリアの銀行の貸し倒れリスクが高まっている。スイスフランや日本円の為替相場上昇で、外貨建て融資が焦げ付く可能性があるためだ。国内に加え、積極的に事業展開する中東欧での不安が大きい。 \ オーストリアの銀行は2年前か