2012/3/7

総合・マクロ

送ガス管建設でスロベニアと協議・ガスプロムCEO

この記事の要約

ロシアの天然ガス独占企業ガスプロムのミレル最高経営責任者(CEO)は2月27日にスロベニアを訪問し、トゥルク大統領とヤンシャ首相と会談。同社が主導する天然ガスパイプライン「サウス・ストリーム」の建設計画などについて協議し […]

ロシアの天然ガス独占企業ガスプロムのミレル最高経営責任者(CEO)は2月27日にスロベニアを訪問し、トゥルク大統領とヤンシャ首相と会談。同社が主導する天然ガスパイプライン「サウス・ストリーム」の建設計画などについて協議した。

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サウス・ストリームはロシアから黒海海底を通ってブルガリア経由でイタリアに到達する総延長約900キローメートルのガスパイプラインで、年間輸送能力は630億立方メートル。ガスプロムと伊石油大手ENIが総工費100億ユーロをかけ、2012年12月に着工、15年までの稼働を目指している。ミレルCEOは、スロベニアのガス輸送会社PlinovodiのEberlinc会長とサウス・ストリームのスロベニア区間の仕様やパラメータを確定した文書に調印するとともに、ガスプロムとPlinovodiの合弁会社サウス・ストリーム・スロベニアを今後1カ月以内に立ち上げることでも合意した。この合弁会社はサウス・ストリームの環境影響評価、基礎土木工事などを担当する。

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