ソフト・ウエア

危機の影響広範囲に、先物高騰で来年はエネコスト7倍増も

ロシアのウクライナ進攻をきっかけに始まったエネルギー危機の影響が広い範囲に及んでいることが鮮明になってきた。これまでは天然ガスの輸入会社や、物価高騰の直撃を受ける家計に関心が集まっていたが、ガスに連動した電力取引所価格の […]

ボッシュ―ハンガリーでR&Dセンター着工―

自動車部品大手の独ロバート・ボッシュは12日、ハンガリー西部のザラエゲルセグで研究開発(R&D)センターの起工式を行った。投資額は42億フォリント(106万ユーロ)で、政府から12億フォリントの助成を受ける。2

シーメンス・エナジーがDAX昇格

フランクフルト証券取引所を運営するドイツ取引所は5日、主要株式指標の入れ替えを発表した。電機大手シーメンスから分離・独立した発電設備製造のシーメンス・エナジー(SE)が最上位40銘柄からなるDAXにワンランク下のMDAX

独労働市場に戦争の悪影響なし

ドイツ連邦雇用庁(BA)が8月31日発表した同月の失業者数は254万7,000人となり、前月を7万7,000人上回った。ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナからの難民の多くが求職活動を開始し失業者として登録されたことが

ニコン―金属AMの独SLMを買収―

ニコンは2日、金属アディティブマニュファクチャリング(AM)の有力企業である独SLMソリューションズ・グループを買収すると発表した。戦略事業と位置付けるデジタルマニュファクチャリングで将来性の高い金属AM事業を強化。同分

NTTデータ―独社を買収、SAP事業強化に向け―

NTTデータは8月31日、SAPの旧式基幹システム(ERPシステム)を新しいERP製品「SAP S/4HANA」へと移行させるマイグレーションに強みを持つ独ナトゥビオン(Natuvion)を買収することで合意したと発表し

ニコン、金属AMの独SLMを買収

ニコンは2日、金属アディティブマニュファクチャリング(AM)の有力企業である独SLMソリューションズ・グループを買収すると発表した。戦略事業と位置付けるデジタルマニュファクチャリングで将来性の高い金属AM事業を強化。同分

仏シュナイダー、英アヴィバの完全買収を検討

仏電機大手シュナイダー・エレクトリックは24日、傘下の英産業用ソフトウエア大手アヴィバの完全買収を検討していることを明らかにした。これを受けてアヴィバの株価は同日に急騰した。 シュナイダーは2017年にアヴィバの株式約6

露ヤンデックス、メディア事業売却でVKと合意

ロシアのIT大手ヤンデックスは23日、同国のSNS大手VK(旧メール・ル)と一部事業の売却で合意したと発表した。ヤンデックスはニュースポータルサイトとエンターテインメントサイトの「ゼン」を売却する一方で、VKからフードデ

シーメンス―12年ぶり純赤字計上―

電機大手の独シーメンスが11日発表した2022年4-6月期(第3四半期)決算の純損益は16億5,500万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(13億5,200万ユーロ)から大幅に悪化した。赤字計上は12年ぶり。関連会社シー

ポーランド、AI開発企業が勃興

●AI駆動型のアルゴリズムの導入企業は世界全体で35%に上る ●グーグルも投資するZowieは6,200万ズロチを調達 ポーランドで人工知能(AI)技術を活用した製品開発に参入する企業が増えている。スタートアップ企業を中

エストニアの癌予防ヘルステック企業、230万ユーロを調達

●同社は多遺伝子リスクスコアを用いて癌の遺伝性素因を検出 ●検査結果をもとに、癌患者への個別医療の提供をサポート エストニアのヘルステック企業アンテゲネス(Antegenes)はこのほど、シードラウンドで230万ユーロの

リトアニアのSaaSデータサービス企業、65万ユーロを調達

●欧州事業拡大と、オープンバンキング分野への進出を計画 ●同社は中小企業によるデータ活用の支援ソリューションを提供 オープンデータ・プラットフォームを開発運営するリトアニアのオクレド(Okredo)はこのほど、65万ユー

露ヤンデックス、メディア事業売却でVKと合意

●ヤンデックスは検索やB2B関連技術などに事業の軸足を移す ●VKからはフードデリバリー事業を取得 ロシアのIT大手ヤンデックスは23日、同国のSNS大手VK(旧メール・ル)と一部事業の売却で合意したと発表した。ヤンデッ

採用支援プラットフォーム開発 RecruitLab(エストニア)

企業の採用担当者向けに採用支援プラットフォームを開発している。従来の採用管理システム(ATS)が適さない中小企業や小規模の人材紹介会社に向けてソリューションを提供し、採用プロセスの自動化を通じた業務の省力化を実現する。こ

シーメンス、12年ぶりの赤字

電機大手の独シーメンスが11日発表した2022年4~6月期(第3四半期)決算の最終損益は16億5,500万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(13億5,200万ユーロ)から大幅に悪化した。赤字計上は12年ぶり。関連会社シ

ガス調達コスト転嫁政令が施行、備蓄率73%弱に

天然ガスの供給不足懸念とエネルギー価格高騰への対策が政財界で進められている。政府は調達コストの膨張で財務が悪化しているガス輸入会社の経営破たんを回避するための政令案を作成。企業は天然ガスに代わるエネルギー源の確保や省エネ

シーメンス

電機大手の独シーメンスは9日、自動車部品大手の独マーレと電動車向け非接触充電の分野で協業の基本合意を締結したと発表した。同充電システムの標準化を実現し、普及を後押しする狙い。非接触充電はドライバーの利便性を高めるほか、自

オッポが独でスマホ販売停止、特許訴訟でノキアに敗訴

中国のスマートフォン大手オッポがドイツでの製品販売を停止した。特許訴訟でフィンランド競合のノキアに敗訴したためで、オッポの独サイト上には「わが社のサイトでは現在、製品情報を提供できません」との文面が記されている。広報担当

セルビアがイノベーションハブを設置、EITと協力

●新ハブ「EITコミュニティRISハブ」を設立する計画 ●セルビアのイノベーターがEITの活動に参加しやすくなる セルビアが欧州イノベーション・技術研究所(EIT)と協力し、イノベーションハブを設置する。ネナド・ポポビッ

スマート除草ソリューション開発 Ullmanna(チェコ)

トラクターに取り付けて雑草を刈るハードウエア製品を開発している。独自技術の「NEWMAN」は人工知能(AI)搭載のロボット式無農薬除草機で、AIが畝ごとに植物の種類を検出して切るかどうかを判断し、ロボティクス技術により正

蘭ヒア、インドの都市交通プラットフォームと提携

蘭デジタル地図大手のヒア・テクノロジーズは7月21日、都市のスマート交通プラットフォームを運営するインドのシティリティ(Citylity)に位置情報サービスを提供すると発表した。シティリティは自社の製品とソリューションに

失業増も雇用情勢は安定

ドイツ連邦雇用庁(BA)が7月29日発表した同月の失業者数は247万人となり、前月を10万7,000人上回った。季節要因のほか、ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナからの難民の多くが求職活動を開始し失業者として登録され

6月小売売上8.8%減少、物価高騰で統計開始後最大の下げ幅に

ドイツ連邦統計局が1日発表した6月の小売売上指数(営業日数・季節調整値)は物価調整後の実質で前月比8.8%減(暫定値)となり、統計を開始した1994年以降で最大の下げ幅を記録した。インフレ高進と、それに伴う消費者の支出抑

中欧諸国、テック産業が興隆

●中欧は人材豊富で人件費も安く、ランニングコストも低い ●起業家精神の旺盛な同地域からは国際的なテック企業が排出 中欧でテック系企業の存在感が一層高まってきた。グーグルなど世界的なIT大手が同地域に多くの拠点を置き、人材

VWの4~6月期営業益28%減、生産は正常化の方向

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)が7月28日発表した2022年4~6月期決算の営業利益(特別費計上前)は47億3,500万ユーロとなり、前年同期を27.7%下回った。半導体不足とサプライチェーンのひっ迫、コスト上

ロシアのIT技術者採用、独企業の8割以上が前向き

ロシアとベラルーシのIT技術者を採用することにドイツ企業の84%が前向きであることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。専門人材不足が深刻なことが背景にある。求人要件を満たすとともに当局のセキュ

フォルクスワーゲン―ディース社長を更迭―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは22日、ヘルベルト・ディース社長(63)の退任を発表した。従業員との軋轢をたびたび引き起こしてきたうえ、CASE時代のカギを握る車載OSの開発が混迷しグループ全体に大きな

蘭トムトムの最新ナビシステム、新型「アストラ」に搭載

オランダのデジタル地図サービス大手トムトムは4日、独オペルの新型「アストラ」が同社の最新のナビゲーションシステムを搭載すると発表した。トムトムが提供するサービスは、無線更新機能(SOTA)に対応した地図データ、音声制御が

BMW―組立中の車両が自動走行、韓社などとプロジェクト―

乗用車大手の独BMWは19日、組み立て中および完成後の車両が工場内を自動走行するプロジェクトを韓国、スイスのスタートアップ企業と共同実施すると発表した。構内物流を効率化する狙い。 「工場内自動走行(AFW)」という名のプ

ライダーセンサーのイノヴィズ、韓国市場に進出

●韓国の送電線検査システムメーカー、ジョウォンと提携 ●ジョウォンは自社のソリューションにもライダーを活用 自動運転車向けライダー(LiDAR)センサーの開発を手がけるイスラエルのイノヴィズ(Innoviz)・テクノロジ

リーガルテック開発 Pergamin(ポーランド)

2017年設立のリーガルテック※企業で、契約管理のための人工知能(AI)ベースのプラットフォームを開発運営している。現在、クライアント数は350以上、登録ユーザー数は3万5,000。これまでの署名契約数は8万を超える。こ

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