労働

フォルクスワーゲン―ヘラーのカメラソフト事業を買収―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は29日、自動車部品大手の独ヘラーからフロントカメラ用ソフトウエア事業を取得することで合意したと発表した。画像処理分野のノウハウを拡充する狙い。買収金額は明らかに […]

GDP戦後最悪を回避も、Ifoが-5.2%に上方修正

Ifo経済研究所は22日、ドイツの今年の国内総生産(GDP)予測を引き上げた。4-6月期(第2四半期)のGDP水準が予想を上回ったうえ、その後も順調に景気回復が進んでいるためで、従来予測の前年比マイナス6.7%からマイナ

マーレ―従業員を1割削減―

自動車部品大手の独マーレ(シュツットガルト)は16日、コスト削減の強化方針を発表した。新型コロナ危機を受けて経営環境が一段と悪化し、危機前の水準に市場が回復するには数年を要すると予想されることから、一段と踏み込んだ措置を

ビオンテック―コロナワクチン量産に向け工場取得―

新型コロナウイルス用ワクチンを開発中の独ビオンテックは17日、同国中西部のマールブルクにある工場をスイス製薬大手のノバルティスから取得することで合意したと発表した。同ワクチンの量産を見据え生産能力を拡充する狙い。10-1

BASF―社内サービス分野で人員削減―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は22日、財務から物流、通信、人事、環境、ヘルスケア、セキュリティまでの幅広いサービスを社内向けに提供する「グローバル・ビジネス・サービス・ユニット」で人員削減を実施すると

GEA―コンプレッサー子会社を売却―

機械大手の独GEA(デュッセルドルフ)は22日、コンプレッサー子会社ボックを独投資会社ノルト・ホールディングに売却すると発表した。経営資源を食品・飲料・製薬会社向け事業に集中する戦略に基づく措置。取引金額は明らかにしてい

ルフトハンザ―リストラ強化、機材の削減数を1.5倍に拡大―

航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)は21日、新型コロナ危機に伴う事業縮小をこれまでの計画よりも拡大すると発表した。航空需要回復のスピードが従来の予想を大幅に下回る公算が高まっていることに対応。保有機材数と従業員数

ドイツ銀行―国内支店を2割削減へ―

独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)は22日、国内支店数を現在の500カ所強から可能な限り早く約400カ所に削減する方針を明らかにした。ネットバンキングの普及に伴う支店利用の減少が、新型コロナウイルス感染症の流行で加

エボニック

特殊化学大手の独エボニックが高分子吸収剤(アクリル酸)事業を分離する。dpa-AFX通信が22日付で報じ、同社が追認したもので、分離後は売却や合弁会社化などの戦略的な措置を実施する意向だ。同事業の雇用規模は約800人。高

ロシアの転職プラットフォーム大手、ユニコーン企業に

米金融大手ゴールドマンサックスはこのほど、保有するロシアのオンライン転職プラットフォーム大手ヘッドハンターの株式9.9%を1億100万ドルで売却することで合意した。この売却額に基づくヘッドハンターの時価総額は昨年から3億

生体認証タイプの怠勤管理は強要できず

生体データを用いて出社・退社時間を管理するタイプの怠勤管理システムの使用を被用者に強要することは、欧州連合(EU)の一般データ保護規則(GDPR)違反であり、EU域内では認められない。そんな判決(訴訟番号:10 Sa 2

ロスネフチ、安全管理にニューラルネットワークを導入

ロシア石油最大手の国営ロスネフチは10日、傘下のノボクイビシェフ製油所がニューラルネットワーク(NN)を利用して職場の安全や従業員の健康を監視するためのプログラムを開発したと発表した。同プログラムは人工知能(AI)をベー

スロバキア政府、最低賃金7.4%引き上げを提案

スロバキア政府が先ごろ議会に提出した賃金法案によると、来年の最低賃金は現行の580ユーロから623ユーロへ引き上げられる見通しだ。これは2019年の平均賃金の57%に当たる。時給は3.333ユーロから3.580ユーロに上

ビオンテック、コロナワクチン量産へ工場取得

新型コロナウイルス用ワクチンを開発中の独ビオンテックは17日、同国中西部のマールブルクにある工場をスイス製薬大手のノバルティスから取得することで合意したと発表した。同ワクチンの量産を見据え、生産能力を増強するのが目的。2

ロシアの転職プラットフォーム大手、ユニコーン企業に

米金融大手ゴールドマンサックスはこのほど、保有するロシアのオンライン転職プラットフォーム大手ヘッドハンターの株式9.9%を1億100万ドルで売却することで合意した。この売却額に基づくヘッドハンターの時価総額は昨年から3億

電機業界、今年は7~8%の生産・売上減に

独電気電子工業会(ZVEI)は9日、独電機業界の生産高と売上高が今年は前年比で7~8%減少するとの予測を発表した。新型コロナウイルス感染症の流行に伴う危機は底を打ったものの、回復のスピードは鈍いと予想している。ZVEIが

社内公用語の使用義務、通訳・翻訳での対応はOKか

外資系の企業は進出先の国の社内言語でしばしば問題を抱える。ドイツも例外ではない。この問題に絡む係争でニュルンベルク州労働裁判所が6月に決定(訴訟番号:1 TaBV 33/19)を下したので、今回はこの裁判を取り上げてみる

フォルクスワーゲン―電池サプライチェーンを透明化―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は10日、サプライチェーン分析サービスを手がけるRCSグローバルとの協業関係を戦略パートナーシップに発展させると発表した。車載電池分野のサプライチェーンを全面的に

ボッシュ―デジタル業務プロセスの統合でSAPと戦略協業―

自動車部品大手の独ボッシュと企業資源計画(ERP)ソフト大手の独SAPは9日、デジタル業務プロセスの統合に向けて戦略パートナーシップを締結したと発表した。バリューチェーンに沿った会社データの交換や使用を管理する新たな標準

シュコダ自、3モデルの生産を国外へ移管

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車の労組によると、同社は3モデルの生産をVWグループの他工場に移管する計画だ。シュコダ自はその真偽についてコメントを控えている。労組側はあくまで移管に反対していく姿勢

MAN―従業員約1万人を削減へ―

独トラック・バス大手トレイトン傘下のMANトラック・アンド・バス(ミュンヘン)は11日、組織の抜本的な見直し方針を発表した。業績が悪化するなかで車両の電動・デジタル化に向けた投資資金を確保することが狙いで、従業員を最大9

シェフラー―再編強化で4.4千人を追加削減―

軸受け大手の独シェフラーは9日、組織再編に向けた取り組みの強化方針を発表した。新型コロナ危機を受けて市場の中期的な見通しが大幅に悪化したことに対応する狙い。生産能力の削減や拠点の統廃合を通して競争力を持続的に維持できる体

コンチネンタル―タイヤ工場を閉鎖―

自動車部品大手のコンチネンタル(ハノーバー)が独西部のアーヘンにある乗用車タイヤ工場を閉鎖する。化学労組IG BCEが15日、明らかにし、同社が追認した。 来年末までに工場を閉鎖する。広報担当者は市場が縮小しているためと

ライアンエア―デュッセルドルフ空港から撤退―

格安航空(LCC)欧州最大手の愛ライアンエア(ダブリン)は10日、独デュッセルドルフ空港発着便の運航を冬ダイヤの始まる10月25日から全面的に停止し、同空港の拠点を閉鎖すると発表した。同社は空港使用料金が高いほか、新型コ

「中国の入国規制は断トツで煩雑」、独機械業界が批判

ドイツ機械工業連盟(VDMA)は11日の声明で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために中国が導入している入国規制は断トツで煩雑であり官僚的だと批判した。中国の顧客に納入した機械や設備をスムーズに稼働させたり修理するのに

独商用車大手MAN、従業員約1万人を削減

独商用車大手のMANは11日、組織の抜本的な見直しを発表した。業績が悪化する中、車両の電動・デジタル化に向けた資金を確保することが狙いで、従業員を最大9,500人削減する。 同社はこれまで、従業員の6分の1に当たる6,0

製造業受注3カ月連続で改善、増加幅は鈍化

ドイツ連邦統計局のデータをもとに連邦経済省が4日発表した7月の製造業新規受注指数(2015年=100)は物価・季節要因・営業日数調整後の実質で94.3(暫定値)となり、前月を2.8%上回った。ロックダウン(都市封鎖)の緩

シュレマー―独拠点などを仏競合が買収―

会社更生手続きの適用対象となっているケーブル保護管製造の独シュレマーは4日、ミュンヘン近郊のアッシュハイム本社と独南部のハスフルト工場、および欧州と北米の子会社を仏競合のデルフィンゲン・インダストリーが取得すると発表した

情報通信業界の景況感が安定化

Ifo経済研究所の調査をもとに情報通信業界連盟(Bitkom)が3日発表した独情報通信技術(ICT)業界の8月の景況感指数(現状判断を示す指数と今後6カ月の見通しを示す期待指数の中央値)は12.4となり、前月を1.1ポイ

7月小売売上4.2%増加

ドイツ連邦統計局が2日発表した7月の小売売上指数は物価調整後の実質で前年同月を4.2%上回った。食品・飲料・たばこ店が4.2%、非食料品店が4.4%の幅で増えた。新型コロナウイルス感染症が流行する直前の2月に比べても小売

スト破りへの派遣社員投入禁止ルールは合憲

ストライキに参加している被用者の代替要員として雇用主が派遣社員を就労させることは「スト破り」である。ドイツでは労働者派遣法(AUEG)11条5項で明確に禁止されている。この条項が基本法(憲法)で保障された雇用主の権利を侵

デジタル保険プラットフォーム開発 エストニア

配車サービスのドライバー向けに保険を提供するプラットフォームを運営している。ウーバー(Uber)、ボルト(Bolt)、ヤンデックスタクシー(Yandex.Taxi)などを通じて働くドライバーが、定額ではなく実際の運転時間

トルコ、解雇禁止・時短手当措置を2カ月延長

トルコのエルドアン大統領は4日、新型コロナ危機を受けて導入した解雇禁止措置を2カ月延長すると発表した。時短手当措置については10月末までの延長を決定済み。両措置はコロナ危機対策の一環として4月に3カ月間の時限措置として発

7月のユーロ圏失業率、7.9%に上昇

EU統計局ユーロスタットが1日に発表したユーロ圏の7月の失業率は7.9%となり、前月の7.7%から0.2ポイント悪化した。コロナ禍で多くの企業で苦境が続き、雇用環境は悪化しているものの、各国政府による雇用支援措置の効果で

コロナの追い風で石鹸売上急増、香水は25%減少

ボディケア・洗剤製造連盟(IKW)が8月26日発表した1-6月期(上半期)の独ビューティケア用品・家庭用ケア用品市場規模は81億ユーロとなり、前年同期比で3.9%増加した。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に石鹸や洗剤の

産業用バルブ業界、上期売上9%増加

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が8月25日発表した独産業用バルブ業界の1-6月期(上半期)の売上高は前年同期比で9%増加した。長期プロジェクトがけん引車となり国内売上が20%拡大。国外も同3%伸びた。新型コロナ危機で経済

事業所委の対面会議を禁止できるか?

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて事業所体制法(BetrVG)に事業所委員会の会議に関する特別ルールが追加された。これまでは参加メンバーが一堂に会して会議を開くことが義務付けられていたが、第三者が会議の内容を知ることが

韓国SKがハンガリー新工場で採用開始、10-12月の稼働に向け

韓国SKイノベーションはこのほど、ハンガリーのバッテリー製造子会社であるSKバッテリー・ハンガリー(SKBH)が同国北西部のコマーロムに建設中の電気自動車(EV)用バッテリー工場で従業員の採用と研修を開始したと発表した。

企業・就労者支援を延長、コロナ危機の長期化見据え

独与党3党は8月25日、新型コロナ危機の直撃を受ける企業や被用者への支援策を延長することで合意した。新型コロナウイルス感染症の流行とそれに伴う経済危機が収束するめどが立たないことから支援を継続。企業倒産と失業者の大幅増を

失業者数が2カ月連続で実質減に

ドイツ連邦雇用庁(BA)が1日発表した8月の失業者数は季節要因調整後の実質で前月を9,000人、下回った。減少は2カ月連続。名目の失業者数は4万5,000人増の295万5,000人に拡大したものの、BAのデートレフ・シェ

操短が緩やかに減少、業種内の差は大きく

Ifo経済研究所は8月31日、操業短縮を行う企業がほぼ全業種で緩やかに減少していることを明らかにした。操短を実施する企業の割合は製造業で7月の57%から8月は53%へと低下。サービス業(39%から33%)、流通業(31%

コンチネンタル―人員削減を1.5倍の3万人に拡大―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は1日、2029年までの10年間に従業員を約3万人削減する方針を発表した。昨秋時点では2万人の削減を予告していたが、新型コロナ危機の影響で世界の自動車生産の低迷が長期化する公

オペル―アイゼナッハ工場が2シフトに復帰―

仏自動車大手グループPSAの独子会社オペル(リュッセルスハイム)がアイゼナッハ工場の生産を今秋から2シフト体制に戻す計画だ。ミヒャエル・ローシェラー社長が現地メディアに明らかにした。 同工場では新型コロナウイルスの感染拡

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