石油・石炭・ガス

アゼルバイジャン国営石油、トルコに製油所建設

アゼルバイジャン国営石油会社(SOCAR)は、トルコのアリアガに製油所を建設する。同社の現地合弁会社ペトキムは21日、スペインのテクニカス・レウニダスを中心とする国際コンソーシアムとEPC契約(設計、調達、建設の一括発注 […]

シェル・エコマラソン、プロトタイプ部門で仏チームが優勝

ロイヤル・ダッチ・シェルが開催するエコカー国際大会「シェル・エコマラソン・ヨーロッパ2013」で、フランスのナント市から参加した「ラ・ジョリヴェリー」チームがガソリン(プロトタイプ)部門で優勝した。同チームの車両は1リッ

深夜電力暖房、2020年以降も利用可に

独連邦議会(下院)は17日、節電法の改正案を与党の賛成多数で可決した。割安な深夜電力を利用した蓄熱暖房機を2020年以降も利用できるようにすることが柱。これまでは同年以降、全面的に禁止することになっていた。 \ 深夜電力

4月生産者物価、上げ幅0.1%まで低下

ドイツ連邦統計局が21日発表した2013年4月の生産者物価指数は前年同月比0.1%増となり、上げ幅は前月の同0.4%、前々月の1.2%を大きく下回った。川上の輸入物価は1月から下落し続けており、今後は川下の生産者物価も低

Eon SE―提携で事業拡大へ―

エネルギー大手の独Eon(デュッセルドルフ)は他社との提携を通して事業を拡大していく方針だ。投資資金が少なくてすむためで、特にリスクが大きい再生可能エネルギー分野では提携を重視する。他社との合併は念頭にない。マルクス・シ

RWE AG―ポーランドにバックオフィス業務センター設置へ―

電力大手の独RWE(エッセン)は15日の決算発表で、ポーランド南部のクラクフにバックオフィス業務センターを設置する計画を明らかにした。人事、財務などクロスオーバー型の業務を移管。ポーランドの低い人件費を活用してコストを削

RWE、ポーランドにバックオフィス業務センター設置へ

独電力大手のRWEは15日の決算発表で、ポーランド南部のクラクフにバックオフィス業務センターを設置する計画を明らかにした。人事、財務などクロスオーバー型の業務を移管。ポーランドの低い人件費を活用してコストを削減する意向だ

天然ガス2位ノバテク、1-3月期は6.9%増益

ロシアの独立系天然ガス会社として最大手のノバテクが13日発表した2013年第1四半期の純利益は227億1,100万ルーブルとなり、前年同期から6.9%拡大した。売上高が48.9%増の805億6,500万ルーブルに急増し、

石油大手が価格操作か、欧州委がシェルなどに立ち入り調査

欧州委員会は14日、複数の石油会社が価格操作を行っている疑いがあるとして、関係各社に立ち入り調査を実施したと発表した。対象企業は公表していないが、英BP、英・オランダ資本のロイヤル・ダッチ・シェル、ノルウェーのスタットオ

鉱工業生産が大きく拡大、3月+1.2%に

ドイツ連邦経済省が8日発表した2013年3月の鉱工業生産指数(製造、エネルギー、建設業が対象)は物価・営業日数・季節要因調整後の実質で前月比1.2%増となり、2月に引き続き改善した。製造業受注がこのところ好調なほか、悪天

卸売物価が3年5カ月ぶりに下落、4月-0.4%に

ドイツ連邦統計局が14日発表した2013年4月の卸売物価指数は前年同月を0.4%下回った。同指数の減少は09年11月以来で3年5カ月ぶり。川上の輸入物価は1月から低下が続いており、その影響が川下の卸売物価にも波及した格好

ナブッコ・パイプライン、オープンシーズンを開始

カスピ海周辺国の天然ガスをトルコ経由で欧州に運ぶ「ナブッコ・パイプライン」プロジェクトの推進母体であるナブッコ・ガスパイプライン・インターナショナル(NIC)は6日、パイプラインの容量利用者の公募(オープンシーズン)プロ

配管システムのジョージフィッシャー、トルコ同業を買収

スイスの配管システム大手、ジョージフィッシャーは8日、トルコの同業ハカン・プラスチックの多数株を取得したと発表した。取引額などの詳細は不明。需要が増大するトルコ、中東、東欧市場を地盤とする樹脂パイプシステム大手を獲得する

欧州復興開発銀、CCGTプラント建設に融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は4月29日、ポーランドのガスタービン複合サイクル(CCGT)プラント建設プロジェクトに2億8,300万ズロチ(6,900万ユーロ)を融資すると発表した。同国の電力セクター近代化を支援する事業

MOLが政府に交渉要請、クロアチア子会社の完全買収で

ハンガリーの石油最大手MOLがクロアチア子会社INAの完全買収を狙っているもようだ。現地メディアによると、クロアチア政府に交渉開始を強く迫っているという。 \ MOLは2003年と2008年にINA株を取得し、その後の少

ガスプロム、12年は9.5%減益

天然ガス世界最大手のガスプロムがこのほど発表した2012年12月期の最終利益(国際会計基準)は11億8,000万ルーブル(290億6,000万ユーロ)となり、前期から9.5%減少した。減益は2001年以来。ガス販売量の縮

中国石油大手2社、カシャガン油田の権益取得か

中国石油天然気集団公司(CNPC)と中国石油化工集団公司(シノペック)が、カザフスタンのカシャガン油田の権益を取得する可能性が高まっている。中国は石油消費の増大に対応するため原油の確保に力を入れており、カシャガン油田の権

ガスプロム、NGV燃料の合弁生産を検討

ロシア国営天然ガス会社ガスプロムとベトナム石油ガス公社(ペトロベトナム)は、天然ガス自動車(NGV)燃料の合弁事業を設立することを検討している。ガスプロムのアレクセイ・ミレル社長とペトロベトナムのフーン・ディン・トゥック

採算悪化の高効率ガス発電所、稼働続行が決定

世界最高水準の発電効率を誇るガス発電所「Irsching」(バイエルン州中部フォーブルク)は今後も運転を続ける見通しだ。再生可能エネルギー発電の優遇策を受けて採算が合わなくなり、出資者は停止方針を示していたものの、電力供

ペトロセルティック、黒海オフショア油田開発に着手

アイルランドの石油・ガス会社ペトロセルティックは、ルーマニアでの油田開発プロジェクトに今年1年間で2,000万米ドルを投資する計画だ。複数の報道によると、投資対象は黒海沿岸のオフショア油田開発ブロックであるムリダバと東コ

石化大手NKNKh、ABS樹脂プラントなどを本格稼働

ロシアの石油化学大手ニジネカムスクネフチェヒム(NKNKh)は先ごろ、タタルスタン共和国中部ニジネカムスクで、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂およびブタジエンゴムプラントの本格稼働を開始した。 \ ABS

ガスプロム、NGV燃料の合弁生産を検討

ロシア国営天然ガス会社ガスプロムとベトナム石油ガス公社(ペトロベトナム)は、天然ガス自動車(NGV)燃料の合弁事業を設立することを検討している。ガスプロムのアレクセイ・ミレル社長とペトロベトナムのフーン・ディン・トゥック

4月インフレ率1.2%、10年9月以来の低水準に

ドイツ連邦統計局が4月29日発表した同月の消費者物価指数(速報値)は前年同月比の上昇率が1.2%にとどまり、10年9月以来の低い伸びとなった。エネルギーの上げ幅が0.4%にとどまったほか、パック旅行価格の低下が大きな押し

3月輸入物価2.3%低下、3年4カ月ぶりの下げ幅に

ドイツ連邦統計局が4月26日発表した2013年3月の輸入物価指数は前年同月を2.3%下回り、3年4カ月ぶりの大きな下げ幅となった。同物価の下落は3カ月連続。エネルギー価格が9.5%低下し、全体を強く押し下げた格好だ。原油

BASF SE―増収も減益―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が4月26日発表した2013年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT)は21億6,900万ユーロとなり、前年同期比で16.5%減少した。農薬、石油・天然ガス事業が

トランスネフチ、東シベリアに新パイプライン建設

ロシアの国営パイプライン運営会社トランスネフチは、東シベリアに新たなパイプラインを建設する。石油業界ニュースポータル「Neftsgaz.ru」が、トランスネフチのトカレフ社長の話として伝えたところによると、今夏に建設計画

3月生産者物価+0.4%、3年ぶりの小幅上昇に

ドイツ連邦統計局が19日発表した2013年3月の生産者物価指数は前年同月比0.4%増にとどまり、上げ幅は過去3年間で最低となった。エネルギー価格が0.2%下落して全体を強く押し下げた格好で、エネルギーを除いたコアベースで

Ferrostaal GmbH―リストラへ―

産業サービス大手の独Ferrostaalが従業員を削減する計画だ。事業環境の変化を受けた措置。カイハンス・エヴァルトゼン社長への取材をもとに17日付『ハンデルスブラット』紙が報じた。 \ エッセン本社で従業員480人のう

カルテル制裁金を裁判所が引き上げ

違法なカルテルを理由に総額1億8,000万ユーロの制裁金支払いを連邦カルテル庁から命じられたガス会社5社と傘下のガス輸送会社が命令を不服として起こしていた係争で、デュッセルドルフ高等裁判所が昨年8月の判決で制裁額を計2億

「石炭輸入で現地労働者への配慮が不十分」

非政府組織(NGO)のFIANとurgewaldは17日、独電力業界の石炭輸入に関するレポートを発表した。両NGOはレポートのなかで、発電用瀝青炭の主要輸入先であるコロンビアやロシアでは、しばしば現地労働者や住民の人権が

丸紅、ロスネフチとLNG事業で戦略提携 

丸紅は18日、ロシアの国営石油最大手ロスネフチと液化天然ガス(LNG)事業などで戦略提携すると発表した。ロシア極東地域のLNGプロジェクト実現に向けて、プラントの設計・建設、資材の供給、輸送、資金調達、マーケティングなど

独RWE、ナブッコ計画から撤退

独エネルギー大手のRWEは14日、ナブッコ・パイプライン計画の出資分17%弱を3月1日付でオーストリアのOMVに売却したと発表した。輸送する天然ガスの量的確保が難航して計画が大きく遅れていることに加え、本国ドイツの原発廃

3月インフレ率1.4%、2年3カ月ぶりの低水準に

ドイツ連邦統計局が11日発表した2013年3月の消費者物価指数は前年同月比の上昇率が1.4%となり、2年3カ月ぶりの小幅な伸びにとどまった。石油製品の価格が6.5%低下したことが最大の押し下げ要因で、自動車燃料と家庭用暖

3月の卸売物価上昇率0.3%、3年3カ月ぶりの低水準に

ドイツ連邦統計局が12日発表した2013年3月の卸売物価指数は前年同月比の上昇率が0.3%にとどまり、上げ幅は3年3カ月ぶりの低水準となった。物価に占める比重の大きい石炭・石油製品が5.3%低下したことで上昇率が強く押し

RWE

エネルギー大手の独RWEは14日、「ナブッコ・ガスパイプライン」計画の出資分(16.6%)を3月1日付で同業の墺OMVに売却したと発表した。これにより同計画からの撤退が完了した格好。取引金額は公表していない。ナブッコはカ

金属盗難の予防策が効果、DBなどで件数減少

ドイツ鉄道(DB)、RWE(エネルギー)、ドイツテレコム(電気通信)の3社と独金属販売事業者連盟(VDM)は9日、3社を対象とした金属盗難犯罪の件数が昨年は約3,400件となり、前年から10%以上減少したと発表した。防犯

独RWE、ナブッコ計画から撤退

独エネルギー大手のRWEは14日、ナブッコ・パイプライン計画の出資分17%弱を3月1日付でオーストリアのOMVに売却したと発表した。輸送する天然ガスの量的確保が難航して計画が大きく遅れていることに加え、本国ドイツの原発廃

ルーマニア政府、鉱物資源税制の変更検討

ルーマニア政府は、シェールガスの開発が本格化するのを前に、資源会社が支払うロイヤルティ(採掘権料)について、在来型天然ガスとは異なる料率を適用する方針だ。ニタ・エネルギー相が9日、現地紙『ホットニュース』とのインタビュー

輸入物価、2カ月連続で低下

ドイツ連邦統計局が3月27日発表した2013年2月の輸入物価指数は前年同月比で1.6%減少し、09年11月以来の大幅低下となった。減少は2カ月連続。エネルギー価格が4.8%下がったほか、金属鉱石と金属製品も大きく値を下げ

BASF SE―石油・ガス生産、鉱業、水処理向け事業を統合―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は3月27日、石油・ガス生産、鉱業、水処理向け化学品の3事業を4月1日付で統合すると発表した。3事業はともにポリアクリルアミド(PAM)を供給するなど共通点が多いため、統合

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